梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

遂にと言うか、やっとと言うか、個人と社会の狭間では

2020-04-27 12:49:59 | 雑記
昨夜知り合いの焼き鳥屋がついに休業することをフェイスブックで流した
ついにと言うか、やっとと言うか身内の経営する焼き鳥屋で自粛要請が出てからもずっと営業をしていた
最初の頃は「やばい!客が来ない」と書いていたのだがその後も店はやっていたみたいだが遂に休業する
蒲田にもまだ毎日営業をしている飲み屋がある、ガラス越しに見ると結構満席の様だ
やっているから来るのか客が来るから店がやるのか、
しかし世界では外出抑制、ソーシャルディスタンスと毎日のように報道されている
自己責任と言う話ではない、ウィルスを撒き散らして歩くことは個人が責任を負えるという話ではない
それどころかその行為が人類の行く末に大きな影響を与えている事を自覚しなければならない
「無知」で済ませられる話ではないのだ
「俺は大丈夫」と言うのは全く根拠は無い事くらい自分でもわかっているはずだがその結果をあまりに楽観視している
毎日帰宅するバスでこの店を見て(もう、強制的にやるしかないんじゃないか)とも思う、
多くの人は大げさではなく人類の為に生活を投げうっての自粛行動をしているのにこいつ等はいったいどういう精神構造をしているのかと思う
とその度に憤慨していたのだが身内のF/Bで「頑張ってます!」と出るたびに(頼むから止めてくれ)とも(生活が有るんだもんな)とも思い、
客たちに(頼むから来ないでくれ)とも思い複雑に見ていたのだが遂に「当分の間休業します」」と書かれてきた
「また必ず開店しますからその時はまた楽しく飲みましょう」と書かれていたのは「閉店」も覚悟した上の休業だろうか
「さすがに皆さん来なくなって」とも書かれていたので開けていても開店休業の様なものなんだろう
「落ち着いたら又楽しくやりましょう」「その時を楽しみに」と多くのフォローがあったが半月の休業は日銭商売には致命的になるだろうな
子供が二人いるので取り敢えず40万は来るのだろうが家賃光熱費仕入れ支払いでいっぱいだろうしこれは一度だけだ
身内としては本当に複雑な事態になってしまった、
道すがら家々の植え込みが春を謳歌する様な花が咲き誇ってきた、

羽衣ジャスミンは最近あちこちで見かけるようになった、湯河原駅の土手は真っ白になっていた

この黄色の花も最近(と言ってもここ10年位だが)ずいぶんと見かける

蔓性で隙間なく花をつけるので周りを明るくする
近寄ってみると薔薇の様な花だが芯から巻くように咲いているのではないので違うものなんだろう

花を楽しめる時が早く来ると良いのだがまずは大きく傷ついた経済の修復が真っ先だ
医やその前に犠牲者を食い止めなければならない
全ての人が病原菌を持っていると思う事しか今は打てる手はないのだ、あと少しだと思って耐えるしかあるまい