梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

昔はいつ頃?

2020-12-19 13:22:32 | 雑記
事務所の入っているマンションンに小さな女の子がいる、
しばらくぶりに会ったらランドセルを背負っている、
一緒に居たお母さんに「え~もう小学生になったんだ?」と話しかけて
「ついこの間生まれたと思ったのに!」と言ったら「いや、いや、いや~」と笑われてしまった、
そりゃあそうだ、彼女にしてみれば生まれてきてから6年間は大変な時間だろう、
しかしこの歳になると本当についこの間の出来事位の感覚だ、
無論家族ならそれなりに色々と変化に富んでいるが何か月かに一度位会うだけだから妙に突然小学生になった様な驚きだった、
まあ、自分に置き換えれてみればオムツを替えたり手の中で無邪気に寝ていた孫達も既に成人を終えているのだから当たり前なんだが、
「10年ひと昔」と言うが4~5年では昔にも入らない気がする
小林旭の歌に「昔の名前で出ています」と「泣いて昔が帰るなら」と言うのがある
両方ともクラブかなんかのホステスが男を裏切って何年か経ってその彼に許して貰いたいという気持ちをうたう曲だがこの「昔の名前で出て」いたのはいったいどのくらい前の話なんだろう
「京都にいるときゃひとみと呼ばれたわ、神戸じゃ渚と名乗ったの」と地方を転々と流れた結果又戻って来た「浜の酒場に」居たのはいったいどの位昔なんだろう?
「10年ひと昔」じゃあこれは結構大年増なってしまうが流れ流れて場末に戻ったホステスを想像したらこりゃ画にならないぞ、
もっとも北島三郎の御当地歌謡にも昔しりあったホステスを探している歌も多いし更に古ければ「上海帰りのリル」なんかも歌詞から考えるととてもじゃないがそんなロマンチックな容姿を想像できないのだがそれじゃ歌にならない、
こんな事を考えているからどうしても接客女性のいる所で飲む事は20代で終えて安くてうまい所になった訳だが今コロナ騒ぎで“接客と伴う飲食店”がやり玉に挙がっているがそれでも夜な夜な徘徊する人が絶えないのはこんな騒ぎでなくとも近寄らなかった自分からすると理解の他になるな、まあ“面白くもない男”なんだろうけどね