梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

習近平氏と論語

2021-12-14 09:16:47 | 雑記

湯島聖堂は孔子廟である、
儒教と言うのはWikiによると思考・信仰の体系であると書かれている
「修己知人」と言うそうだ、己を修めて人を治めると言う事で自らは修め世を治めると言う事らしい、
宗教とされているがキリスト教やイスラム教、ゾロアスター教などとは違い「神」は居ない
その意味では仏教も神と言うものは存在しない
仏陀の教えは人の生き死にの苦悩をどう解決するか、と言う教えであり西洋哲学とも違う
儒教はそれよりも現実において政治社会をどう治めるか、社会との折り合いをどうするかと言う側面が強い、
無論戦国時代の思想学だからまずは国ありきで「治世者はどう治めるか」と言う側面と治められる側の社会に対する考え方スタンスを説いている、
恐らくだが論語による社会が実現すればかなり理想的な社会だろうが治世者がこの趣旨を自分の都合のよい様に捻じ曲げれば従順な羊の群れになってしまう
毛沢東から始まった中華人民共和国と言う国はどうみても共和制ではなくなっている
ソビエト連邦共和国の崩壊で共和制は全体主義と表裏一体だと言う事は暴露されている
中国の共産主義は資本経済を共和制と言う名ばかりの独裁政権が国民を完全管理し「全人代」と言う組織が掌握している
と偉そうに書いたが要は今の習近平と言う中国の代表はこの思想的に評価の高い論語的生き方とあまりにかけ離れている事が非常に違和感を持ったと言う事をあの孔子像を見て考えたと言う事を言いたかったのである、
宗教が平和的で無い事はイスラム原理主義者も十字軍の遠征を見ても証明されているが思想体系は倫理的だから「拡大主義」や「力の論理」とは相いれないが権力に取りつかれたらやはり「力の論理」が正になるようだ
日本はそうでないことを祈るしかないが自民党新潟県連で裏金を暴露した議員の応援組織が解散をしたと言う、政治で喰っている輩の倫理観の無さは同じ匂いがプンプンとする


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