梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

政治家の罪と罰

2020-09-08 09:43:29 | 雑記
安倍総理が辞職した後、安倍内閣の支持率が上がったという報道があった
何故だ,と言う質問に「閉店セール人気」と言うものや“やめた事の評価”と言うもの、
“改めて7年半の功罪を考えたらそこそこ評価できるんじゃないか”と言うもの、
“体調悪くがるくなるまでやったのだから”と言う言わば同情票の様なものもあったが「辞表を出した後の支持率に何の意味があるんだ」と言うのがまあ一番妥当な意見だな、
安倍政権の功罪と言ったら果たして“功”と言うのがあったかと言われてら何にも思いあたららない、
アベノミクスと言う経済政策は現在では失敗だという意見の方が多い、
株価を押し上げたというのは「株を運用できる連中」の儲けが増えたという事だけ、
経済が活性化したかと言えば消費経済は停滞どころか下降しているのだから全く評価に当たらないだろう、
失業率の改善と言っても非正規の失業率は正確に反映されていない、ワーキングプアが増加しネット難民と言われる生活レベル民は新型コロナで顕著に表れている、
“罪”に関して言わせてもらえば特定秘密保護法、集団的自衛権、憲法の解釈変更による海外派兵の門戸を開く、モリカケ問題の隠蔽、改竄問題、桜を見る会の私的運用等々数え上げれば幾らでもある、第一「憲法」は解釈を変更できるのか?法律の意味が無いだろう、
長期安定安倍政権の実績と言う事を「功」であるというなら当然“罪”の方が無かった事には出来るわけもない、
アメリカからの欠陥兵器の大量購入も安倍政権の言う「トランプ大統領との蜜月」は前回の大統領選挙の折り結果が出る前に安倍総理はヒラリー・クリントン氏を表敬訪問している、
しかし結果は予想に反し「トランプ政権」になって大慌てで再度訪問した、
この失態を繕うにはトランプ大統領のアメリカ第一主義に追従するしかない状態であらゆる難題を唯々諾々と受け入れなければなかったのだろう、
トランプ大統領の性格から従わなければどう云う外交態度に出るか想像がつく、
トランプ大統領←→安倍総理ではなく限りなく従属するトランプ大統領(アメリカ)→安倍総理(日本)と言う構造が透けて見える、
アメリカが日本を中国から守ると言うが今の基地協定は完全に不平等協定であり日本は単なる橋頭保でしかない、
いざとなれば恐らく米軍は即時撤退をするだろう、確かに今の中国覇権主義に対しての抑止力にはアメリカ軍と言う強力な対抗力は効果はあるだろうが近々の戦力で言えばほぼ均衡に近くなっている、
核戦力は実効的戦力と言うよりバランス的戦力で通常兵器の延長線上にあるのは日本列島までだ、もし、前線がきな臭く成ったら米軍の家族は早々に本国に撤退する事は火を見るより明らかだ、
親米政略と言う事を“功”と言うならそれは大いに違う、大統領選挙の読み違いによるフライングでありその“罪”に対する“罰”を国家ごと償わされている訳でそれこそ国民に対する“大罪”でしかない、
安倍政権に「罪と罰」の意味で言うなら罪だらけでも罰は受ける事はないだろう、ドストエフスキーの言う「罰」は俗語で言えば「良心の呵責」に近いものだ、安倍晋三氏も含めて政治家に「良心」を求めること自体愚かな夢でしか無い、悲しいが、政財官の上級人民にそんなものがあったらもっと日本は豊かな国になっている、
牛も羊も飢えきってしまえば牛乳も羊毛も手に入らなくなる事くらい理解しろ、痩せた羊からは痩せた羊毛しか取れないどころか飢死寸前なんだよ、


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