梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

今度は文科省、全てが「安倍晋三」の為に?

2018-03-16 09:12:15 | 雑記
前川元次官が中学校で講演をしたら文科省から「講演内容と講演録音を提出して貰いたい(しろ)」と通達が有ったそうだ、
財務省の重要文書改竄は恐らく「安倍首相」個人に対する追及を躱す為に「財務省が勝手に忖度し改竄した」と言う方向で逃げるだろう、
佐川氏に対する個人的問題として処理をする事になるはずだ、
加計問題では県が改竄(削除)したと言うが此れも恐らく「指示は無かった」と言う方向に行くだろう、飽くまで安倍晋三氏の指示は無かったという事だ、
しかし文科省の問題は安倍首相の個人と言うより安倍政権成立後強引の押し通している戦前の「強い日本(帝国)」に従った教育に関する国家管理教育、国民の洗脳に方向を合わせた介入だ、
官僚はなぜここまで今の政権に配慮しているのか、これには恐らく2014年5月に誕生した内閣人事局による自分達の将来についての配慮だろう事はほゞ間違いない、
しかしこれも元を言えば自業自得で何ぜこんな組織が出来たかと言えば民主党政府の時に各省庁が専門知識を人質に取って「政府は官庁のお神輿だ」と暗に公言し民主政権の運営の大きな足かせになった事による
「政府の方針に従って事務方としての職を全うする、その為には人事権を政府が握る」と言う事から発足した組織である、
三権分立上微妙な組織であったが案の定その弊害が自民党政権になって出現する、
立法と行政を人事権と言う人質をかざして言外に「意に添わなければ将来は無い」と脅しそれに沿って官庁が法まで犯したという構図だろう、
しかし、「改竄」となれば明らかに違法行為、官僚は違法を犯しても自らの地位・利得を考えるとしたらあまりに下衆である、
内閣人事局が政権のものでは与党に利するかたちにしか働かない、どういう監視が公平に働くのか難しい問題だがそれ以前に「最高の教育を受け国の基幹を預かると言う矜持」を本人達が持たなければどの様な組織を作っても結局はすり抜け、隠し、欺く事は避けられない、
今の政権はあまりに傲岸不遜だ、今回の事はどういい逃れようと国会解散に値すると思うしかし内閣総辞職をしても再度自民党を国民が選択するなら日本国民はあまりに情けない、
小泉氏から「野党が纏まれば自民党は負ける」と言われては野党と言う政党は子供に等しい、
野合と言われようと現政権打倒と言う処だけで取りあえず組むべきだし有権者もそこにかけるしかあるまい、
「また負ける事」を現実的に納得した上での自民党政権なら此処まで傲慢な国会運営は出来ないだろう

要約だと?そう言う問題ではない、

2018-03-14 09:25:50 | 雑記
森友問題、重要文書書き換え問題の発端はどうやら管理していた国土交通省が発表した文書と同省が持っていた文書に違いが有ると言う処かららしい、
この事は関東財務局には連絡したが握りつぶされたらしいがそれが朝日新聞社の知る所となって今回の問題になったと言う事だそうだ、
別の省から異論が出ても無視すると言う財務省と言う「思い上がり」がこう言う事を行い且つこういう結果になった訳だ、
書換に関して東京新聞の記事では「全体の方向性が替えられたわけではないので立件は難しい」と言う法律の専門家の意見が有った、
この法律家の意見としては「内容の要約だから」と言う事らしいが目的が変わっていないと言う事らしい、
しかし8億円値引きの根拠ではなく。「政治家・政治家の関係」の関与が書かれていたわけだからそれを削除していれば「要約」とは言えない、隠蔽だろう、
問題はそれが要約であろうと、悪質な隠蔽改竄であろうと其処ではない、事実を正確に記録してある経過文書を誰かの意志で書き換えると言う事自体が大きな問題なのだ、
公務員と言う職業は公に対する奉仕職業と言うのは古臭いが基本的には変わっていない、彼らは日本の財産を含めて国そのものに対する管理者である、
予算を握ているからと言うのはあまりにも歪んでいる、、
彼らは思い違いしている、自分達は国税、国家予算の持ち主だと考えている様にしか見えない、財務省のご機嫌を損ねたら予算配分が削られると言うのでは制度ではあるまい
これは末端にも言える、昔の役所役人は本当に上からものを言っていたあ最近は殆どの所で「庶民へのサービス職」と言う風に変わってきているが警察にはまた「法律の持ち主」と思って良そうな警官が散見される、
オーム真理教事件の頃警官の職質で小さなカッター(折って使うあいつである)を持っていただけで拘留されたと言う話も聞いたし自分自身「こっちが捕まえようと思えばどうにでもなるんだぞ」と聞いた事もある、(警官と飲んでいる時に彼から聞いた話だが)
要するに「法律は我々がどう運用しても構わない」という意識が有る、転び公妨(公務執行妨害)と言う言い方すらあるらしい、
警官の話でも腹立たしいし、本当に避けられない事もあるだろう
が国家予算の管理をする財務省である、兆を越える日本の国家予算を預かっているという事は個人の意思は絶対に反映してはいけない、
今回の事で改竄に携わった連中に明確な利益は無いがなぜそんなことをしたのか?
明確に今回出ている政治家からの指示は恐らくないだろうが何らかの権益が掛かったのだろう事は明らかである。
“忖度“などと言う問題ではあるまい、なぜ、何のためにそんなことをしたのか、
政治家は清廉潔白ではやっていけないかもしれないが大局は国の為、国民の為である、自分の為、決して一部のエスタブリュッシュメントの為に身を粉にしてはなるまい、
今回の問題は解散に値するだろう、解散は議員の多数決ではならない、国民の審判を受けるべき事態だ、
しかし今回の改竄を指示された局員は「私の常識は崩壊した」と言って自殺してしまった、これを彼らはどう考えるのか、
此れからは末端の方々の内部告発を期待したい、国民は必ず守るだろう、

公文書でも私文書でも偽造は犯罪だ、

2018-03-13 09:59:26 | 雑記
財務省近畿局の決済文書の書き換えを認めると言う発表が有った、
書換と言うのは要するに「改竄」だろう、
言海では「それによって利益を得る目的」と言う書き添えもあるそうだが何の目的もなく重要文書を書換する事はありえない、
利益を得る目的である事は間違いないだろう、
官僚と言う地位は「強力な権限があっても全く責任の無い身分」と言えるが強力な権限を保持する奴が「好き勝手に書き換え」られてはたまらない、
普通の犯罪とは違う、役人の地位種類によっては根本的に国家の基礎が崩壊してしまう、
例えば検察庁が警察から送検された書類を被告に有利になる部分を削除、或いは改竄するとしたら裁判の基本情報は全く意味をなさない、
税務署で決算書類を勝手に書き換えて課税額が変わるどころか今回の方式を当てはめれば「脱税」と言う評価を下したら「重加算税」がかけられてしまう
公的な書類を扱う人間が勝手に変えると言うなら公的と言う意味は全く意味をなさない
これで何を信じろと言うのか、
籠池氏は今でも拘留されているらしい、詐欺罪の容疑だが今回の「財務省の答弁」が根本的に信用できないとしたら訴訟そのものの基本的な条件は消滅する、
この問題は佐川氏を辞めさせて済む話ではない、無論現政府、麻生財務大臣、安倍総理の責任も当然だが「官僚制度」そのものを見直さなければならない、
大げさに言えば「国家反逆罪」に等しい犯罪だ、
官僚システムは優秀なシステムかも知れないがだからこそ根本的に「正しく機能」する事が基本条件である、
三権分立を基本に立ち返って互いに制御しあう独立性の強化が早急に且つ確実に必要だ、
森友学園が国会で問題になった時安倍晋三氏は「私か妻が出たら総理も議員も辞めます」と大見えを切った筈だ、
昨日出た書換前の重要文書には間違いなくご夫妻の名前が何度か出ているという、
きっぱりと辞めてもらおうじゃないか、
約束を守らないのは政治家の常かも知れないが今度はあまりに酷い、
顔の皮が厚いと言うがこれで「辞めない」なら顔の皮は厚いどころか数枚持っている事になる、
「40を過ぎたら自分の顔に責任を持て」と言うが北京歌劇の早変わりじゃあるまいし、
何枚でも出て来るんじゃ化け物だ、
まあ彼らは殆ど「権力の化け物」だけどな

平和主義国家から海賊国家になったのではないのか

2018-03-07 16:46:11 | 雑記
内閣官房が「明治150年記念事業の推進室を設置したそうだ、
「奇跡の無血革命」と言われる明治維新は最近になって「薩長土肥」と言うより薩長連合によるクーデターだったのではないかと言う見直し論が出ている、
大政奉還による徳川幕府の崩壊は最初の頃開国であった徳川に対して尊王攘夷派と言われた改革派が倒幕を成功させたとたんに開国に180度転換している、
東京新聞に山田明治大教授の書いた記事に幕末の重要な人間を輩出した松下村塾の吉田松陰が綴った「幽囚禄」の記述が載せてあった、
『蝦夷の地を開墾して、諸侯を封じ、隙に乗じてカムチャッカ、オホーツクを奪い、琉球を論じて内地の諸侯同様に参勤させ、朝鮮を責めて質を取って朝貢させ、北は満州の地を割き取り、南は台湾・ルソンを収め、漸次進取の勢いを示せ』と言う、
当時吉田松陰は未だ20歳そこそこの筈で冷静に読めばこの文言は“青二才の妄言”である、隙に乗じてでは泥棒だ、
しかしこの松下村塾の塾生が幕松の大回転に台頭しやがて明治政府の中枢を握る、
この分に沿って明治政府は「明治天皇」を神輿にして覇権主義国家「大日本帝国」を邁進させた事は歴史を読み解けば良くわかる、
その結果は経済的な裏付けも無い拡大策を続け南太平洋全体を巻き込んで敗戦する、
しかし明治政府から連綿と続く薩長土肥の政治閥は未だに政府の中枢と財界の多くを占めて文字通り「100年一日」の施策を続けている。
安倍晋三氏は長州閥である、故郷の演説で「長州人として恥ずかしくない成果を」と言っているらしいが150年前のクーデター生き残りがそのまま過去の栄華を求められてはかなわない、
10年ひと昔と言われたのは随分昔の事、1年経てばあらゆる物は大きく変わる、
エネルギーが石炭だった明治から石油に代わりそれが地球規模で地球を汚し、一国で対処が出来ない時代になっている、
時間の流れは高速になり且つ変化の量は大量になる、情報は一瞬に地球を走り回り長門の国で喝采を浴びるのは何の意味も無い、
今日本の経済規模が握っている力は世界に対する影響力は大きいが日本人全てが快適な生活を補償されると言うのが憲法の骨子だろう、
トランプ大統領が「アメリカファースト」と言ってもアメリカ国民の大半は「違う!」と言っているらしい、
日本政財界ファーストはそれ以前の論理だ、
皆が幸せに生きていけるのが国民の望みだ
右寄りの人々は「平和ボケ」と言うがボケであろうとなかろうと人類が恒久的に生きてゆくには「平和」が根源にある筈だ、
明治維新は「平和ボケの平和主義者」から帝国主義と言う「海賊国家に生まれ変わった」と言うのは言い過ぎだろうか

自己評価と見た目の評価は随分違うらしい

2018-03-05 09:12:14 | 雑記
またまたバスでの話、で歳の話、
先日夫婦でバスに乗った、一席開いていて座っていた年配の男性が私に座る様に指してくれたがすぐあとから乗って来る方が杖を突いていたので私は座らなかったのだが座っていた方がどう言う訳か私に話しかけてきた、
「ああ、なるほど」と座らなかったことを納得したようだがそのまま自分の年齢の話を始めた、
「私は15年だがあんたは13年?12年位かな?」と言う、多分生年月日の話だろう
ちょっと驚いて「23年ですよ」と言ったのだがあまり聞いていない様だ、
「歯が未だ全部残っている」と歯を剥きだし指さして返事を促されて「凄いですね、私は殆ど駄目ですよ」と言ったのだが、
私は先月古希を迎えた、自分としてはそれなりに姿勢も歩き方も頑張っているつもりなんだが見た目生年が昭和13年なら80歳だ、
先週自分より年上ではないかと思う女性に席を譲られた時に(むっとした)と書いたが今回の事を考えるとやはり他人から見ると大変な歳に見えるのかもしれない、
しかし未だ現役で仕事をしているので自分より若い方や同年配の方々と話す機会が多いのだがリップサービスを考慮しても「元気ですね」と言われているつもりだ、
この前の女性と今回の男性は自らの年齢から計算して私が更に高齢だと思ったのだと思う、
考えてみるとある程度の年齢からみると少し離れた年上の連中は全て十把一絡げで「年寄り」なんだが自分がその程度の年齢になると結構シビアに比較されるんだろうな、
それからは街でガラスに映る自らの像を見て(やっぱり歳か)と思えてしまうのが情けない、
その前では(未だ、大丈夫だ)と考えていたんだがなあ、自己評価なんぞは本当にあてにならない、
まだそんな歳ではない、体力と姿勢位は何とか維持していかないとな、