梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

ラジオ会館とLA4

2020-04-21 14:44:08 | 昭和の頃
働き出して少し小遣いが使えるようになるとオーディオに皆凝り始める
最初まだ寮生活の頃は狭い部屋に二人で住んでいたので精々トランジスタラジオだったがアパートに一人で済み始めるとだんだんと良いものが欲しくなる
最初にステレオと言う名前で売り出されたのは家具調と言う奴で中央はラジオとターンテーブルがあって左右に布を張った大仰なスピーカーの有る奴で相当大きな家で応接室なんぞがある家しか置けなかった
昭和40年代に入るとアンプ・チュナー・レコードテーブル・イコライザー・スピーカーと好みで組み合わせる方式が流行ってきた
御多分に漏れず自分も6畳しかないアパートにステレオラックと言う奴を置いてコンポーネントを組み上げて悦に入っていた、
最初に集めだしたのは映画音楽、スクリーンミュージックと言う奴で基本はサントラだったがその内ジャズバンドがアレンジしている奴が気に入ってそこからモダンジャズに行った、
チュナーとターンテーブルはソニーでアンプはメインアンプが確かパイオニアだったと思う、スピーカーはソニーのG5とトリオのものを繋いで畳だと「音がぼける」とか気取って下にコンクリートブロックを咬ませていた、
秋葉原のラジオ会館にはマニアックな店が入っていて確か5階だったと思う、真空管アンプの専門店とスピーカー専門店が入っていた
JBL・タンノイ・ボウズなど手の出ないものが置いてありとても手が出ないし第一置くところもないのに仕事の合間によく除いていた
その時に流れていた曲に魅了されて図々しく店員に「これは何という曲?」と聞いて教えてもらったのが「LA4」だった・そのまま石丸電機に行ってすぐにLPを買ってきた、
ローリンドアルメイダのギター、バドシャンクのアルトサックス、レイ・ブラウンのベース・セリーマンのドラムと言うパーソネルだが私はバドシャンクが一何気に行った、と言うよりアルトサックスしか入ってこなかった、
今レコードを検索するとこの時のジャケットが見当たらない・確か摩天楼の夜景で夜空が明るい青だった気がする
MJQやソニーロリンズなどのジャズとは違うす洒落た雰囲気の曲で「ウェストコーストジャズ」と言う説明が有った、
6畳の壁一面を占領していたこのセットも結婚して子供と義母と住むことになった後残念ながらすべて処分してしまった
子供が独立したらまた少しづつCDを買っていたが最近はもっぱらポケットになった、イヤホーンも素晴らしくいい音がするのだがどうも疲れてしまう
最近使っているのはネックスピーカーだ、音は手を打つしかあるまい、周りを気にしないで型の付近で流れているのはなかなかいいものである


自分は大丈夫だというのは妄想でしかない

2020-04-20 10:40:12 | 雑記
自粛要請が始まって街の繁華街は火が消えたような塩梅だ
蒲田と言う町はどちらかと言えば猥雑でよく言えば庶民的娯楽の多い街ではあるが居酒屋や焼き鳥屋や
パチンコ店も休業している
この街の歓楽街で生活を維持している方々の苦は想像を超えるものがあるだろう、
一体この街で何人の人達が生活の糧を止めて逼塞しているのだろうか、それを考えると本当に頭が下がる
しかし一部には全く要請を無視して営業をしている店もある
バスが駅前を出て商店街を右折し更にもう一度右に曲がる所の角に大きな提灯に店名を掲げた店がある
最近できたばかりの店で大きなガラスから店の中がよく見える
バスが右折の為曲がりかかると歩行者の横断を待つためにいつも数分間停止するので店の様子が良く見える
気になるので毎日見ているのだがずっと営業を続けている
昨日はほぼ満席、その前の日も半分以上は埋まっていた
4人掛けのテーブルはほぼ満席で若いグループや中年のグループで満たされている
毎日出る感染者の人数は大田区もかなり多い、大田区の人口は区としても多いので割合としては少ない方だろう
しかしあの光景を見ていると不安になってくる
自分は大丈夫だといのは自信ではなく単なる妄想だと理解しして貰いたい
その為に不要不急の外出は極力控えて街に出る人数を80%抑えて大感染を収束に向かわせなければならない
その為に政府国民が一致団結をしなければならないと連日のように取りざたされているのに
本当にこれを許すことが良いのかと腹から思う
彼等が無自覚で感染源になっていたらその家族、そしてその家族の近辺と感染は広がってしまう
国家強権発動は避けたい、その為には全体の協力が不可欠だろう

根拠のない自信、根拠ある不安

2020-04-19 14:29:45 | 雑記
緊急事態宣言で国民の生活を守るためにと国民一人当たり10万円を支給すると決まった、
高所得、資産のあるなしにかかわらず支給するというのは迅速に行うのにやむを得ないという事は理解できる、
一番生活が厳しい貧困家庭はシングルマザーと言われる家庭で子供一人なら20万と言う事になる、
家賃と光熱費を猶予あるいは助成すれば何とかなるレベルかも知れない
しかし店や会社を経営している人達にとってはこれだけでは済まない、経営を支えている資産は殆ど負債である、これを何とかしなければ焼け石に水どころか最初の月末で資金ショートである、個人店舗を経営している夫婦二人に子供一人として開店資金を銀行からかり入れていればおそらく毎月二桁の返済があるはずである、
仕入れの支払いも、家賃も光熱費も月単位で支払いが来る、
確かに個人レベルで30万の現金が補助されれば個人生活は何とかなるだろうがこれらの固定経費はあっという間に破綻に追い込む、
しかもこれは一回限りである、個人が10万でと言うのは一ヶ月の話であり、既に休業して2週間になり現状では全く出口が見えない、
政府が緊急措置と言うのはどういう計算から成り立っているのだろうか、
「国民の皆様に安心して・・云々」と言うならこの金額でこう使えばこう解決するというビジョンを明確にてもらいたいものだ、
緊急事態は「命」の問題だろう、経済的な問題は二の次で生きていてこそ社会である
政治家、官僚、財界と言う連中はいつもそうだ、
原発の時も「命の危険を」と抗議している回答が「電力のコストがこれ以上上がったら国際的競争力が」と金の話で回答する
しかし、ウィルスは万民共通の脅威だ、確かに庶民より安全な生活をして特別に医療儲けられると思っているかもしれないが重篤化すれば今の医療では完璧な対処は出来ないとされている、
全く根拠のない「我々は大丈夫だ」と言う自信はどこから来るのか、
もっともこれは今だに夜の街を徘徊している者達にも言える事だがその自信は
”全く根拠はない”のであり”自分が納得しているから良い“と言う問題では絶対にない、
動かせるだけの資産を投入して早急に蔓延を食い止め収束に向かわなければならない
多くの人達が飢えてくれば別な形の医療措置が増えてくるのだ、医療崩壊と言われているのにこの連中は何を考えているのだろうか、


自粛で人出の無い街に激しい雨が降っている
ネットに新感染者の日別グラフが出ていた、
所々に背の低い日がある、念のためここ一ヶ月の天気カレンダーと比べてみるとほぼ雨の日が少なかった
やはり17日は若干だが減っていっる、
単に統計の話だから根拠はないのだが藁にも縋る気分で「梅雨時は収まるんじゃないか」と期待してしまう


今はとにかく手立てがいる、政治的行動はやめるべきだ

2020-04-17 08:18:11 | 雑記
安倍総理が一律10万円の現金給付に向け、2020年度補正予算案の組み替えを指示したことについて、主要野党は16日、「前代未聞」「総辞職に値」などと方針転換を一斉に批判した。
何の案も方法も示さず揚げ足を取るだけでこの未曾有の国難、人類の災害に緊急に対応しなければ為らない状況に余りに情けない、
喫緊に人々の生活、生命を支える必要がある、
不足は重ねて対処すればいい、
名目は後でどうにでも変えれば良い、
責任云々は乗り切ってからで良い、
必要なら朝令暮改など構わない、輸血の出所なんぞはどうでもいい、
間に合わなければ死んでしまうのだ、
皆が納得出来る対案をだせ、邪魔はしないでくれ

土筆誰の子杉菜の子、長閑だが世は大変だ、安倍総理は大丈夫か?

2020-04-16 09:31:25 | 雑記
総理大臣は「休業補償をしている国は世界に一国も無い」と発言した、それも公式な場面でだ、
とんでもない、先進国でまだやっていないのは日本だけくらいだ
JR関連の「アトレ」が全面的に休館している、シャッターに「新型ウィルスの為当面の間休館します」と書かれている
張り紙を見てビルを見上げ何とも言えない気分になった
此処で働いている多くの人達も本当に大変だろうが経営主体の受ける衝撃は想像を超える
「当分の間」」、まったく見通しが立たないのだ、この未曾有の災害に成す術はない、
これからどうなるという事もいつまで続くかもわからない、社員はどうするか、仕入れはどうするか、維持管理jはどうするか
恐らく他の大型施設も同じ様になっているだろう、
国民と言うより人類が死の恐怖に晒されてそれを避けるのは耐え理しかないという状況をだれが想像していたというのか
この状況は何時収束するかわからないと言う事は確かに無尽蔵ではない資金を効率的に使わなければならないのは理解できる
しかし国の主体である国民の生活が成り立たなくなるなら収束まで心も体も持たないではないか
マスク2枚とか、自宅待機の動画とか、かなり劣化してしまっている
自民党政府として手立てをする時期ではないだろうかと思ってしまうのは私だけではあるまい
仕事の都合で伊豆の山に行ってきた、
電話で面談をお願いしたら「東京からウィルスを持ち込まないでください」と笑いながら言われた、
未だ伊豆地方では感染者は出ていない、昨日沼津で一人出たそうだが「東京に出張して帰った人だった」そうだ
時間をずらしての現場立ち合いだったので最後の一人を待つ間に古い神社の参道で待つ間に田んぼのあぜ道を見ていたら
土筆が残っていた、


山の中では蕨が伸び切っていたが土筆も育ちすぎだ