梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

コロナのおかげで空が青い

2020-04-14 09:37:45 | 雑記
昨夜までの激しい雨のおかげで空が青い
近くの銭湯に白い花木が花をつけている

画像を拡大してみたらハナミズキの様だ

コロナ蔓延のおかげで世界の都市で大気が近年にないほどクリアになっているという
ロサンジェルスは大気汚染でいつも暗い空が覆っていたが真っ青な空が輝いていると画像が出ている
この汚染した画像がウィルス汚染を可視可したものかもしれない
東京の活動を80%停止するとこんな風になる訳か。
先進国や経済大国が一斉に動きを止める、大気汚染にたいして効果が期待できても絶対に不可能な状況が
今度の激甚災害で壮大な実験が世界規模で行われることになったのはこの災害のもたらしたたった一つの効能だろう
これでCO2が急激に減ってくれれば、或いは温暖化が多少でも停止、或いは復元してくれれば多大な犠牲を払ってだが
地球の将来に役に立つのだが
経済的被害は全く予想がつかない、しかしこれは生命の維持継続の問題なのだ、それこそ「命あっての物種」である
大変な苦しみだがやむを得ない、その為には最低限の生活、命の維持を最優先しなければならない、
とすれば公的な資金を投入する事が重要だろう、
国は「補償をしない」と言うがその不安をカバーしなければ生活行動の80%を止めると言っても「いずれにしても死ぬのなら」
と言う事になるだろう
東京は一番蔓延が大きいがその分自治体資金があるので独自に補償をすることは可能だろうが他の自治体は地方交付金でやっと
廻しているところが殆どだ、
移動は厳に慎まなければならないなら住んでいるところで大きく状況が違ってしまうのは法の下の平等が崩れてしまう
資産格差、偏在をこの際緊急事態宣言の中に江戸地雷の「徳政令」でも発行し有るところで支えてもらいたい
「金と地位が出来たら次は名誉」と言う、これが出来ればそれこそ「最高の名誉」を進呈しよう
貴方方は「人類の英雄」と言う名誉が間違いなく歴史に残る事は間違いない


冷たい雨と八重桜とハナミズキと

2020-04-13 11:31:38 | 雑記
朝から雨が降っている、
天気予報では昼頃がピークでかなり激しくなるらしい、
いつもは歩いているがバスで出社する
バス通りの並木に白い花が咲いているが花と葉が同時に出ている
白い花だと山桜を思いつくが染井吉野より先に咲くはずだし山桜は葉が先に出る
「鼻よりも歯が先に出る山桜」と言うのがあったがこれは余談、
止まった時によく見たらどうやらハナミズキの様だ、
アメリカハナミズキと言う奴は薄いピンクか紫がかっているが白い花びらが捻じれて
基の方が緑色なので日本元来のものだろうがそれでも園芸種なんだろう、
野生に近いものは殆んど緑色で且つかなり小さい
あちこちで街路樹になっているので大気汚染に強いのかもしれない
冬枯れの山に真っ先に花をつけるのは辛夷が知られているが自分が生まれ育った中部地方では見られない、
静岡近辺で冬枯れの山に真っ先に咲くのは山桜である
枯れた雑木林にその木だけ緑色の葉をつけるとすぐに白い花が咲く、
その後を追いかける様に染井吉野は咲くが自然の山には無く村の道路沿いや寺や神社の庭と学校の校庭で咲き始める、
生家のあばら家には北側の坂の上にかなり大きな染井吉野が1本と東側の小川沿いに
幹に苔の生えた八重桜があった、
母親はこの八重桜が好きで満開前に重そうに固まって咲いている蕾を切って斜めに切った孟宗竹に活けて飾っていた、
父親が花をめでるというのを覚えていないのだがあの竹の花生けを作ったのは親父だったんだろうな
しかし母親が病死して私と二人になったとき自家用野菜畑を全部花畑にしたので別に興味がなかった訳ではなかったようだ、
菊・ダリア・七夕草・ノコギリソウ・クロッカス(これは母親が好きで植えていたのが残っていた)苺・三色菫・等々兎に角面積を埋めるだけが目的の様に植えていた、
ある時誰かから貰ったと蒔いた種からびっくりする様な大きな草が立ち上がりこれでもかと言うほど真っ赤な大倫の花をつけた、
「アメリカ立葵、コロンブスと言うらしい」と父親が嬉しそうに見上げていた、
オクラの様な実がついて結構簡単に育つので翌年は一抱えもありそうに育ったが
父親と暮らしたのは3年位だったのだが花畑化した庭の思い出が結構あった事に改めて気が付いた、
八重桜の話である、大森のベルポート南側の道路は桜通りと言うがこの通りの街路樹は八重桜で今時節がちょうど花をつけてきているが今日は冷たい雨が降り出した
開きかかった花がたっぷりと雨を含んでいるが咲く前なので散ることはなさそうだ

飲み始めて50年にもなった

2020-04-09 11:16:45 | お酒
ウィスキーが無くなったのでYAMAYAに寄って来る、
酒蔵替わりのホワイトボードに何種類か無いと寂しくなる、
ワイン・ブランディー・焼酎・ウィスキーとジンかラムがある
飲み方はその日によって変わるが今は大抵湯割りである、
YAMAYAが特売していたスコッチが無くなったので今度は地ウィスキーを探す
値段も安いので毎回新しい奴を買う、今回は山梨のものだった
37度なので昔の基準なら二級と言う所か、
下の棚に髭のブラックニッカがある、価格は千円だが今回はパス
考えてみたらこのウィスキーは恐らく50年以上飲んでいない、
昭和38年日立製作所の臨時工員として上京し江戸川区上一色町と言う所の借り上げアパートの寮に住んだ、
6畳と小さなお勝手の付いた部屋が中廊下を挟んで両側に10部屋、
突き抜けた所がトイレと流しになっている
アパートを入った所に娯楽室と言うなまえで12畳の部屋あがあった、
未だモノクロのテレビが置いてある以外は只の和室だがテレビのある部屋などある訳もない時代で仕事を終えると隣の銭湯から帰ると三々五々と集まってテレビを見る、
給料日の後はみんなで金を出し合って摘みとウィスキーを買ってきてワイワイとやった、
酒は一番安い「サントリーレッド」か「ホワイトニッカ」で摘みはピーナッツとスルメだが火が無いのでそのままである、
水割りと言う飲み方がなくハイボールかストレートだった、
この2つは500円、更に安い「トリス」があって350円だったが内容量が違うので結局こっちの方が安かった、
(因みにケネディー大統領の暗殺事件はこの娯楽室で見ていた、)
そのうえがサントリーホワイト、次は角だったがその内オールドとカスタムサントリーが出た、
22~23歳ころ仕事を変えて大田区に住みだしたころ外にのみに行くようになると若い財布で行くところは「コンパ」と言う形式のところだった
本来はカクテルバーの普及版の様なところで女の子を誘ってゆくのに適していた
その前は飲み屋か料亭か焼き鳥屋位しかなく女の子と行くとしたらお好み焼屋でビールが定番だった、
コンパではしゃれたカクテルがあって女の子は甘いロングカクテルや見た目の良いショートカクテルで自分たちはロックで「ダブルで」とか気取っていたのがその内キープボトルが出てきてこれに移ると女の子たちも水割りで飲むようになった、
その時のボトルはオールドや角もあったのだがホワイトが財布にあっていた、
あれから既に50年近く経つ、ボトルはオールドになり、家のみは面白半分に色んなものを買う、
輸入ウィスキーの税制がかわり高値の花だったジョニ赤もジョニ黒もずいぶん下がって中にはオールドより安くなってきた
シーバースリーガルもピンチも飲んでみた、スコッチの有名どころは一通り飲んでみて
バーボンに行って、ブランディからリキュールを渡り歩いて結局(アルコールであればなんでも良い)と言う所にたどり着いて今は地ウイスキーをあさっている
コンセプトは兎に角「安い」と言う基準でかつ聞いた事の無い奴である
「此奴はいけるぞ」と思っても次々と買うので再度買う事はあまりない、
そろそろ強い度数のものがきつく成ってきた、が元々低い度数の酒は面白くない
かみさんに「本当に面倒は人ね」と言われながら楽しんでいる

緊急事態宣言、独断と暴論を一発!

2020-04-08 09:26:30 | 雑記
安倍首相が緊急事態宣言をだしたが「休業補償は全く考えていない」と続けた、
罰則の無い「要請」に「補償を全く考えていない」と続ければ従わな事業者も当然出てくるだろう、
「補償してもその先の関連事業者の補償も出てきて収拾がつかなくなる可能性」と言っていたが相変わらず要点が整理されていない、
首相の説明は「丁寧に」ではなく冗長にかつ分かりにくく結果趣旨が全く伝わらないだけでなく誤解を生んで物事を複雑に錯綜させている、
「休業補償とすればその中に利益分も含まれる、利益部分を抜き出すには仕入れ等の関連費用を抽出しなければならない」と言う事だろう、
「基本的に個人の休業による消失所得は一人30万まで補償すると発表しているのだから休業による個人的損失を補償するから事業としての補償はしない」と言う事だと思う、
これは整合性のある補償方法だと思う、「儲けも国で補償しろ」と言うのは無理がある、
緊急事態と言うのは国家国民が協力して乗り越えなければならない事を宣言したわけだから「俺の儲け」は諦めるのは当然で最低限生き延びる基本を補償するという事が先決だ、
それも緊急にいきわたる必要がある、
生活でまとまって必要なのは“家賃・光熱費・通信費”だ、
まずこれらのインフラ費用をいったん猶予する、支払いが出来なくともそれに対しての対抗措置は起こさない、
毎月の請求支払いは期日を設けない、自動引き落としの人は取り敢えず口座から金を移動しておく、
大家地主はその事で支払いが出来なくなる建築費等のローンも猶予しその事に於ける不利益が発生しないように国は法整備をする、
取り敢えずこういう措置をしてしまえば個人的には食費、交通費があれば事足りる、
遊興交際費はこの際「外出自粛」と相いれないのであきらめてもらうしかない、
強権的には「一旦猶予」だから時間的な問題はあまりないだろう、
その後所得の減収がどうだったのかを精査する時間を取って改めて回収すればいいだろう、
100兆円と言うが国がそれを持っていたとしてもほとんどが国債つまり借金債務である、
外貨準備高は持っていても世界中が経済崩壊の懸念に襲われている訳だから実質無意味だ
個人→事業者→金融→巨大資産と遡ってゆけば今使えきれない資産を持っている一部が負担する、
返さないと言う事を言えば問題だろうが期限を決めないで借入(結局そうなる)になれば
それで我慢してもらおう、超低利子か無利子で、何しろ「緊急事態」なんだから

緊急事態宣言と底辺生活者と倫理観

2020-04-07 09:25:07 | 雑記
緊急事態宣言が出される、
「遅い」と言う意見も飛び交っているがとりあえず間に合ったと言う所か、
宣言に対して慎重論にあるのは市民生活の影響と経済への下降圧力だがその中で「ネット難民の悲鳴」と言う記事が出ている、
自粛要請の強制に近い業種の中に「漫画喫茶・ネットカフェ」が含まれているが此処で生活をしている都民がかなりの人数になる、
野宿一歩手前のホームレスになるだろうが何とかここで雨風を凌いでいる若年から中高年の一団が「何処に行けばいいのだろう」と言う声が上がっているという、
COVID-19蔓延前から経済格差の象徴として何度も取り上げられている、
この層を何とかしなければと言われても政治は全く腰を上げていなかった、今度の緊急事態宣言でも後回しになるだろう、
通常の助成すら「2か月は掛かる」と平気で言っているくらいだから更に後回しあるいは処置はされない可能性もある、
ネット難民は現在の非公認のセフティーネットが担っていることは間違いない、
此処が閉鎖されることで経営者側と難民側双方に大きな影響が出る事は明らかだ
これを新たに受け入れる場所を確保整備すると言うがそれには時間と金がかかる
だったら現状をそのまま追認して経営者側に援助を出し難民の受け入れ先として機能させたらどうだろう、
ネットカフェの構造を正確に知っている訳ではないがおそらく小さなブースに区切られていて不特定多数が集まる場所では無いだろう、
問題になるのは時間的な問題だろうがこれを管理して毎日定期的に消毒をする事を条件にしてその為の経費を助成し又難民側には個人的助成金にするか利用料金を助成する事で経営者と低層所得者の両方の援助が成立するだろう
難民と言われる彼らが外に出るのは生活費を稼ぐための様だがそれは「外出の自粛」とは相いれる事ではない、
しかし食と住が確保(と言える程の状況ではないのだが)できれば外出は抑制できるだろう
こういう人達は政治家や学識経験者とか言いう輩が「健全な生活者ではない」と言っても間違いなく一定数いる、
どんな国でもどんな時代でもだが経済格差が大きくなった現代社会はどんどん増える
「デリヘルは助成の対象ではない」と言う話もある、もしそれが「倫理観の問題だ」と言うなら政治家の倫理観の方がずっと深刻だ、