波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

体調不良の原因・定まらない死生観

2012-05-27 16:49:59 | 診察
一昨日の体調不良の原因がほぼ特定できた。恐らくは、パキシル減量の離脱症状。
説明しづらい不快な症状、そう、パキシル5mg→10mgに増量した時も似たような症状に苦しんだ。

30mgから順調にゆっくり減らしていたし、10→5mgにして2日間ほどは何ともなかったから、
パキシルが原因とは思わなかった。だけど一昨日の夜何となく10mgに戻して飲んだところ、夜中ごろ体調が
回復してきた感じがしたのだ。昨日も大丈夫だった。ネットで調べてみると、どうやら離脱症状に間違いなさそうだ。
薬を順調に減らせても、最後の10mgからの減量がキツくなる人が結構いるらしい。
しばらくは10mgと5mgを行ったり来たりかな。10mgの方が気分よく過ごせる感じ(気のせいかもしれないが)がするから
無理せず10mgにしておこうかな。

精神科医は、「生きづらく感じたら、薬の量は減らさないように。」と言っていた。
私は「今、世の中生きづらいですから、不景気とか雇用不安とか・・・。」
煙に巻いて、密かに自己流減量を試みようとしていたが、バチが当たったか。
でも原因がわかって良かった。薬の自己流調整は気をつけましょう。

木曜日の精神科医との会話の件を少し。

私から振ったテーマは

「再発治療では、『頑張れば治療がきっと上手くいって、必ず良くなる。新しい薬もどんどん出てきているし、
治らない・死ぬというようなことは考えずに、常に希望を持って次の薬に期待しよう』と考えることは、いいことでしょうか?」

この考え方は、私たち再発患者の間では割と主流で支持されている考え方だと思うので、投げかけてみた。

精神科医
「もちろん希望を持って治療することは重要だけど、そうでなくなった時のこと、つまり病状が進み治療の選択肢が
限られてきた時など、そういう状況がいずれ来るかもしれない、という事実からからも目をそらさず、
自分は大事な人にどういうメッセージ何を残せるか、自分がいなくなることは、それはとても悲しいことだけれど、
それにも意味を見つけられれば、カンペキだよね・・・。」

過去の会話からして、だいたい予想していた内容。でも自分の中に押し殺していた感情が出てしまったのか、
不覚にも涙が出てしまった。

「ネクスト、ネクスト、まだ治療法はあるし、あきらめなければなんとかなるよ。」

的な考えはダメなのか。希望は持ちつつ、もしもの時のことも併せて考えておく、
それが「病気と向き合うこと。」なのか。

また、課題を突き付けられた感じだ。でも考えることによって、逆に取り越し苦労や
未知ゆえの不安から少しでも解放されて、日々が充実したものになるのなら歓迎だ。

私の死生観については、このブログを通じて、随時書いていくつもりですので、
お付き合い下さる方、これからもいっしょに考えていきましょう。

さて、今週は、ピアノの横で鬼?になるか。発表会は1週間後。
息子本人に緊張が見られないのは何より。そして今年も連弾をお断りして先生にお任せ
したのも大正解!指先痛くて練習ムリだし、人前で弾くのは大の苦手だから。

梅雨までの気持ちのよい季節、気分よく日々を過ごしたい! 






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