波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

「『死と向き合う』と『生きる希望』のバランスをとる

2012-07-22 15:52:38 | 精神科診察
主治医診察→ハーセプチン・ランマーク注射の後は、精神科診察。

現状のしこりや皮膚転移の状態などを話す。

精神科医 「この電子カルテに書いてある『発赤』が皮膚転移てこと?
      普通の湿疹と皮膚転移とどう見分けるの?
      何で皮膚転移て判ったの?
      痛かったり痒かったりするの?」

やはり興味があるらしい、いろいろ聞かれたので、ひとつひとつ回答してさし上げました。
ついでに、百聞は一見にしかずで、見せちゃおうかな、とは・・・・思いませんでした。
家族以外で見ていいのは、主治医と助さんだけ!

私 「昨年の今頃は、皮膚転移にパニックになりましたが、今回は、主治医や看護師さんも
   信頼しているし、多少進行してもすぐに大変な事になったりはしない、と判っている
   ので、まあまあ落ち着いています。」

話は変わって、

私 「・・・・・同病の友人が亡くなったこともあって、最近、『終末期』とか『ホスピス』とか
   『死と向き合う』系の本を読んでいます。・・・・」

精神科医「どんなことが書いてあった?」

私 「『死』から目をそらすと怖くなる、とか、『死』や『病気』と向き合ってきちんと
   考えれば、『死』への不安が減り、『生きる』ことが輝いてくる・・・・とか何とか
   そんな感じです。」

精神科医 「なるほどね。そういうことを考えることも大切だけど、一方で、『これから新しい薬もどんどん出てくるし、
共存して生きていく希望はある』と考えることもできるよね。『希望』も持ちつつ、
もしものときのことも考えておく、というスタンス、つまりバランスが大事かもしれないね。」

ほほう、以前の「死の覚悟せい」ニュアンスから方向転換か?
再発乳がんは、治療の選択肢ががたくさんあるし、新しい薬も開発されている、ということぐらいは勉強したのだね。
よしよし、「『死と向き合う』と『生きる希望』のバランスをとる。」ということなら受け入れられそう。
というか、そもそも生と死は表裏一体だし、どちらが良いとか悪いとかではないんだけどね.
要は『自然の摂理』なのよ。我々生物だし。

パキシル30mg + 睡眠導入剤マイスリー が処方されました。
以前に逆戻りだけど、QOLが保てればよしとします。

涼しいのも今日まで。明日からまた猛暑の日々?
ここ数日、だるくて体調いまひとつだし、無理はしないよう・・・
なんて甘くて、明日から、息子の陸上教室(午前)と学校プール解放(午後)の付き添いがあるのだが、
うーーー、暑さに弱い私は自信ない・・・。大丈夫か?保冷剤の準備して




『死と向き合う』系の本も、読んでいて暗くなる、ではないですよ。
いろいろ考えさせられて、かえっておもしろいです。本の紹介もしたいな。
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コメント (8)
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