波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

長引く声がれ・・・・新たな病変?(1)

2013-06-15 16:08:33 | 日記
左腕のひどい浮腫みを少しでも改善するべく日夜努力するアッピアでしたが、やはり人生何が
起こるか分かりません。

ブログではあまり触れていませんでしたが、私、4月の初めごろから声がかすれていました。
きっかけは風邪でもないし、気が付いたらなっていて次に気が付いたら治っていなかった、という感じ。
特に低音が出しにくくて、小声でボソボソ喋ろうとす時などは声にならず、声を出そうとすると苦しくて
結構ストレスでした。入院中も、看護師やドクターに自分の症状を話す時など、思うように喋ることができず
しんどかったんです。

「声がまだかすれているんです。・・・・・・」て訴えてみてみたものの、ほぼ全員のドクターや看護師はスルー。
私も腕やしこりの痛みでいっぱいいっぱいだったので、訴えることもいつしかどうでもよくなり・・・・。
結局退院してからもそのままで、良くもそれ以上悪くもならずかすれ声のまま。
でも、一般的には長引くかすれ声は放置しちゃいけないんですよね、私は分子標的薬長期間使用に
よる粘膜障害だと勝手に思い込んでいたのですよ。
でもかすれ声のままじゃ嫌だなと思い、息子の受診のついでに火曜日に近所の耳鼻科で診てもらいました。

診察台に座ると、いきなりスコープ出して、鼻から入れて声帯を見るのです。ギョッ、コ、コワイよー。
大人しく我慢していましたが、苦痛はなかったです。最近の器械はよくできておるのぉ。
しかーし、先生は少し難しい顔。何?何?なんか悪い物でもあるの?

先生は「4月からかすれ声なら(主治医などが)気づくよね、CT検査とかはいつしたの?」
などと矢継ぎ早に言われ、私恐怖感と共に凹みまくる。
「で、結局何なんですか?悪い物でも見つかったんですか?」動揺して苛立つ口調の情けない私。
声帯を診てもらい、声のかすれの原因がわかった、それは左側の反回神経の麻痺によるもの。

反回神経麻痺とは、「声帯を動かす筋肉の動きを支配している神経が何らかの理由によって麻痺した結果、
声帯が動かなくなってしまう状態」のこと。そしてこの「何らかの理由」とはいろいろあり、
例えば、手術後の後遺症や怪我、感染、大動脈瘤など。悪性腫瘍原因としては、は甲状腺がんや肺がんや食道がん
による神経圧迫。そして私のような転移性乳がんだと、縦隔リンパ節転移による神経圧迫が非常に疑わしいらしい。
(これらは後日調べてわかったこと)

でも耳鼻科の先生はただ「大学病院ですぐCT撮って」というばかりで、わけわからない私は
不安が増大するばかり。脱力感と共に診察室を後にし、大学病院への紹介状を受け取り、薬局に
息子の薬を貰いに行って帰った。それでも頑張って夕飯にマーボー茄子作ったよ。

今の私、腕のリンパ浮腫で一杯一杯なのに、新しい病態を受け入れる余裕ないよ、しかもナントカ神経麻痺
で声がかすれるなんてわけわからないし。
とりあえず明日朝一で主治医に電話しよう、話はそれからだ。

つづく




もうさ、平穏な毎日が欲しいよ、ねえええええええ。
こんなガラガラ声で昨日は個人面談で息子の担任とたっぷりお話ししましたとさ。

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コメント (10)
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