昨日の木曜日の通院記録。
まずは、退院後初めての皮膚科教授受診。浮腫みの様子と皮膚転移を診てもらう。
ガーゼをはがして患部を覗いた途端に、教授は「おーーー、結節(がんの膨らみ)がずいぶんなくなったね、
脇のところも良くなってるね、へー、(薬が)随分効いているんだねー。」と感心しきり。
皮膚転移は実際は、下部分が良くなっているけど、上部分にがんが広がってきているので、
痛し痒しなんだけど。しかも上に広がると襟のある服でもガーゼが隠せなくて、着るものに困るのよ。
お次は外科・主治医受診。
呼ばれて部屋に入り、まずは今日の採血の結果。
白血球の値も貧血もその他内臓系の数値もすべて安定。問題の腫瘍マーカーCEAは101→85。
CEAの下がり方は少し不満だったけど、まあ下ったということでよしとしよう。
気になるCTの結果は・・・・・。
主治医「うーん(マウスでひたすら画像をスクロールしまくる)、明らかに声がれの原因になるようなものは
見つからなかったんですよね。縦隔リンパ節のところも特には何もないですね。・・・・」
CTは1センチ以下は画像に写らないから細かいがんはあるかもなんだけど。
でもそれなら声がれの原因は?
主治医「首のリンパ節のところを放射線医に詳しく見てもらいましょう。」
声かれの原因がわからないとしたら、もしかしてこのまま治らないということも?一生このまま?
主治医「まずは全身治療している最中なので、しばらくは様子見しましょう。」
皮膚転移としこりを診てもらったが、皮膚科教授ほどのリアクションはなく、「悪い方向ではないですね。」
てテンション低め。主治医先生はそういうところわかりにくいよ。
自分判断では、しこりのボリュームは軽く半分以下になっている。でもCTで見ると、身体の奥の
部分に根っこのがんのかたまりが鎮座していて、やはりリンパ管をせき止めているようだ。
だからしこりが小さくなっても腕の太さが変わらないのか?
主治医「ところで、息苦しいとかはないですか?」
何?何?唐突に?ま、まさか肺転移でもあるの?
主治医「肺そのものは綺麗なんですけどね、胸水が少し・・・・・」
な、なぬーーーー?き、胸水?つ、ついに来たかーーーーー。末期のお迎えが・・・・・!
いやいや、冷静に冷静に。でも2月のCTには胸水はなかった。
主治医「抜くほどの量ではないんですがね。胸水がありますね。肺に転移が見られないのに胸水がたまる原因ですか?
左の胸のがんから胸膜に転移して・・・・かもしれないし。タイミング的にアバスチンやって良くなっている
途中かもしれないし、いずれにしても全身療法が効いているとみてしばらく様子をみるしかないでしょうね。」
なんかすっきりしないな。みえる部分は良くなってきてるけど、見えない部分で悪いところが見つかってしまった。
でも今更じたばたしても仕方ない。いずれ内臓にくるのはわかっていたし。
胸水は正直ショックだけど、抗がん剤が効けば良くなると信じたい。
ここに看護師助さんがいれば、雑談などが入り場が和むんだけどなあ、残念だ。
今日みたいなモヤモヤな日こそ美味しいものは外せない。老舗レストランで美味しいランチを頂き、
今日の点滴はパクリのみ。ふらふらになって薬局で薬をもらい、電車で帰った。レスタミンの影響でまた乗り過ごし、
家に着いたのは7時過ぎ。母に来てもらって良かった。ダンナも帰っていてみんな夕食中だった。
「CTの結果はどうだった?」真っ先に聞いたのはダンナではなく母の方。
かすれ声で説明したけど、たぶん判らなかったいや聞こえなかっただろうな。また心配かけるな、母に。
でも母が帰った後、ダンナが「胸水があるの?」と聞いてきた。やっぱ胸水はやだなあ。
何回も自分に言い聞かせているけど、治療中だしやれることはやっているし、つまらない心配で
落ち込まないように。何とか維持できている食欲や体調をそのまま維持するよう。
息子のことや夏休みの計画など考えて、自分のお楽しみも用意しよう。
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まずは、退院後初めての皮膚科教授受診。浮腫みの様子と皮膚転移を診てもらう。
ガーゼをはがして患部を覗いた途端に、教授は「おーーー、結節(がんの膨らみ)がずいぶんなくなったね、
脇のところも良くなってるね、へー、(薬が)随分効いているんだねー。」と感心しきり。
皮膚転移は実際は、下部分が良くなっているけど、上部分にがんが広がってきているので、
痛し痒しなんだけど。しかも上に広がると襟のある服でもガーゼが隠せなくて、着るものに困るのよ。
お次は外科・主治医受診。
呼ばれて部屋に入り、まずは今日の採血の結果。
白血球の値も貧血もその他内臓系の数値もすべて安定。問題の腫瘍マーカーCEAは101→85。
CEAの下がり方は少し不満だったけど、まあ下ったということでよしとしよう。
気になるCTの結果は・・・・・。
主治医「うーん(マウスでひたすら画像をスクロールしまくる)、明らかに声がれの原因になるようなものは
見つからなかったんですよね。縦隔リンパ節のところも特には何もないですね。・・・・」
CTは1センチ以下は画像に写らないから細かいがんはあるかもなんだけど。
でもそれなら声がれの原因は?
主治医「首のリンパ節のところを放射線医に詳しく見てもらいましょう。」
声かれの原因がわからないとしたら、もしかしてこのまま治らないということも?一生このまま?
主治医「まずは全身治療している最中なので、しばらくは様子見しましょう。」
皮膚転移としこりを診てもらったが、皮膚科教授ほどのリアクションはなく、「悪い方向ではないですね。」
てテンション低め。主治医先生はそういうところわかりにくいよ。
自分判断では、しこりのボリュームは軽く半分以下になっている。でもCTで見ると、身体の奥の
部分に根っこのがんのかたまりが鎮座していて、やはりリンパ管をせき止めているようだ。
だからしこりが小さくなっても腕の太さが変わらないのか?
主治医「ところで、息苦しいとかはないですか?」
何?何?唐突に?ま、まさか肺転移でもあるの?
主治医「肺そのものは綺麗なんですけどね、胸水が少し・・・・・」
な、なぬーーーー?き、胸水?つ、ついに来たかーーーーー。末期のお迎えが・・・・・!
いやいや、冷静に冷静に。でも2月のCTには胸水はなかった。
主治医「抜くほどの量ではないんですがね。胸水がありますね。肺に転移が見られないのに胸水がたまる原因ですか?
左の胸のがんから胸膜に転移して・・・・かもしれないし。タイミング的にアバスチンやって良くなっている
途中かもしれないし、いずれにしても全身療法が効いているとみてしばらく様子をみるしかないでしょうね。」
なんかすっきりしないな。みえる部分は良くなってきてるけど、見えない部分で悪いところが見つかってしまった。
でも今更じたばたしても仕方ない。いずれ内臓にくるのはわかっていたし。
胸水は正直ショックだけど、抗がん剤が効けば良くなると信じたい。
ここに看護師助さんがいれば、雑談などが入り場が和むんだけどなあ、残念だ。
今日みたいなモヤモヤな日こそ美味しいものは外せない。老舗レストランで美味しいランチを頂き、
今日の点滴はパクリのみ。ふらふらになって薬局で薬をもらい、電車で帰った。レスタミンの影響でまた乗り過ごし、
家に着いたのは7時過ぎ。母に来てもらって良かった。ダンナも帰っていてみんな夕食中だった。
「CTの結果はどうだった?」真っ先に聞いたのはダンナではなく母の方。
かすれ声で説明したけど、たぶん判らなかったいや聞こえなかっただろうな。また心配かけるな、母に。
でも母が帰った後、ダンナが「胸水があるの?」と聞いてきた。やっぱ胸水はやだなあ。
何回も自分に言い聞かせているけど、治療中だしやれることはやっているし、つまらない心配で
落ち込まないように。何とか維持できている食欲や体調をそのまま維持するよう。
息子のことや夏休みの計画など考えて、自分のお楽しみも用意しよう。
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