☆アッピア夫です。
お盆も終わり、「少しは秋めいて来るのかな~」「秋めいて欲しいな~」と言う季節になって来ました。
夏休みが終わるとすぐに息子の学校の学園祭があり、イベントの秋となります。
息子が小学生までは夏休みにイベント満載だったのですが、成長と共に秋のイベントが多くなりました。
また、この1週間は、「歩行祭」と言う24時間ひたすら歩き続ける高校生の秋のイベントを描いた、
恩田陸さんの小説「夜のピクニック」にドップリと浸かっていたので、余計に秋を待ち遠しく感じています。
去年の暮れに「国際音楽コンクール」と言う独特の世界を描いた「蜜蜂と遠雷」を読んで、
これまで全く縁のなかった世界をリアルに感じさせてくれる恩田陸さんの小説の世界に魅了されました。
「夜のピクニック」は、もう13年も前に本屋大賞を受賞した作品で、去年の「蜜蜂と遠雷」を含めて
2度も本屋大賞を受賞した作家は多分初めてだと思います。
この小説は、ただひたすら話しながら歩き続けるだけなのに、そこに色々なものが盛り込まれていて、
次の展開がどうなるかワクワクして仕方がなかったです。
彼女の小説は、描写が自然で全く違和感がないので、自分も一緒に歩いているような感覚になり、
いつの間にかその世界に入り込んでいました。
「夜のピクニック」は、本屋大賞を受賞した時にアッピアから「これ、いいよ」と勧められた小説でしたが、
結局そのまま本棚に眠っていました。
今年になってそれを見つけてからも、他に読みたい本があって後回しになっていたのですが、
やっと読み始めたらもう止まらなくなりました。
「何でもっと早く読まなかったんだろう」とも思いましたが、それがタイミングなんですよね。
恩田さんは多作でジャンルも様々なので、他のジャンルの小説も是非読みたいと思っているのですが、
たまたま読んだのがいずれも青春小説で、しばらくは「青春小説」にハマる予感がしています。
「青春小説」と言えば、佐藤多佳子さんの「一瞬の風になれ」が有名ですが、
私もこの小説を読んだ時には何とも言えない爽やかな感覚になり、思いっきり青春を感じました。
今回も、あの時の感覚が蘇って来た感じで、今はその余韻を楽しんでいます。
「青春」は誰でも持っているものですが、普段は自分の中に大事にしまわれている・・・
それが何かのきっかけで蘇ってくると、色々な感覚が動き始めるような気がします。
息子が今ちょうど青春真っ只中・・・
その息子と接したり話したりしていると、そのきっかけがたくさんあるんですよね。
息子が青春期である間に、自分も刺激をたくさん貰って感覚を呼び覚ましておこうと思います。
「青春のようなキラキラしている大切なもの」
何歳になっても、それが生きる原動力であることに変わりはないかと・・・
2018年8月17日
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夏休みが終わるとすぐに息子の学校の学園祭があり、イベントの秋となります。
息子が小学生までは夏休みにイベント満載だったのですが、成長と共に秋のイベントが多くなりました。
また、この1週間は、「歩行祭」と言う24時間ひたすら歩き続ける高校生の秋のイベントを描いた、
恩田陸さんの小説「夜のピクニック」にドップリと浸かっていたので、余計に秋を待ち遠しく感じています。
去年の暮れに「国際音楽コンクール」と言う独特の世界を描いた「蜜蜂と遠雷」を読んで、
これまで全く縁のなかった世界をリアルに感じさせてくれる恩田陸さんの小説の世界に魅了されました。
「夜のピクニック」は、もう13年も前に本屋大賞を受賞した作品で、去年の「蜜蜂と遠雷」を含めて
2度も本屋大賞を受賞した作家は多分初めてだと思います。
この小説は、ただひたすら話しながら歩き続けるだけなのに、そこに色々なものが盛り込まれていて、
次の展開がどうなるかワクワクして仕方がなかったです。
彼女の小説は、描写が自然で全く違和感がないので、自分も一緒に歩いているような感覚になり、
いつの間にかその世界に入り込んでいました。
「夜のピクニック」は、本屋大賞を受賞した時にアッピアから「これ、いいよ」と勧められた小説でしたが、
結局そのまま本棚に眠っていました。
今年になってそれを見つけてからも、他に読みたい本があって後回しになっていたのですが、
やっと読み始めたらもう止まらなくなりました。
「何でもっと早く読まなかったんだろう」とも思いましたが、それがタイミングなんですよね。
恩田さんは多作でジャンルも様々なので、他のジャンルの小説も是非読みたいと思っているのですが、
たまたま読んだのがいずれも青春小説で、しばらくは「青春小説」にハマる予感がしています。
「青春小説」と言えば、佐藤多佳子さんの「一瞬の風になれ」が有名ですが、
私もこの小説を読んだ時には何とも言えない爽やかな感覚になり、思いっきり青春を感じました。
今回も、あの時の感覚が蘇って来た感じで、今はその余韻を楽しんでいます。
「青春」は誰でも持っているものですが、普段は自分の中に大事にしまわれている・・・
それが何かのきっかけで蘇ってくると、色々な感覚が動き始めるような気がします。
息子が今ちょうど青春真っ只中・・・
その息子と接したり話したりしていると、そのきっかけがたくさんあるんですよね。
息子が青春期である間に、自分も刺激をたくさん貰って感覚を呼び覚ましておこうと思います。
「青春のようなキラキラしている大切なもの」
何歳になっても、それが生きる原動力であることに変わりはないかと・・・
2018年8月17日
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