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息子の「9回目のピアノ発表会」~今回は少し背伸びしてジャズで・・・

2019-04-05 21:35:54 | 息子の成長
新年度になり、5月1日からの新元号も発表されて時代が一気に進んでいるタイミングではありますが、
3月31日の年度末に息子の「9回目のピアノ発表会」がありました。

息子がピアノを習い始めてからもう10年・・・

今や、初めて聴いた曲でも耳コピで簡単なフレーズであれば即興演奏できるまでになり、
10年間習い続けると言うのは、やはり意味があることなんだなとつくづく思わされます。

最近はジャンルを問わないピアノ演奏に挑戦していますが、今年は少し背伸びしてジャズに挑戦・・・

1曲目は、「SING,SING,SING」・・・
誰もが知るスイングジャズのスタンダード曲で、軽快で自然に身体が反応してしまう楽しい曲ですよね。

私はベニー・グッドマン楽団の管楽器の演奏のイメージが強いので、
最初はピアノ演奏と言うのがイメージ出来なかったのですが、練習しているのを聴いている内に、
「名曲と言うのはどんな楽器で演奏してもいい曲なんだなあ」と、当たり前のことに感心していました。

2曲目は、私の大好きな映画「ラ・ラ・ランド」のサントラからシングルカットもされた「City of Stars」・・・
主人公のライアン・ゴズリングが夕暮れの埠頭で歌う切ない曲で、大大大好きな曲です。

映画の後半では、エマ・ストーンと二人でしっとりと、そして楽しそうにハミングするのもまたいいのですが、
アカデミー賞楽曲賞にも輝き、新しいジャズの名曲と言ってもいい曲だと思います。

「ラ・ラ・ランド」を観て感動した時のことは以前にブログにも書きましたが、
余韻が冷めない内にと買ったCDをさんざん聴いている内に、息子がこの曲を弾きたいと思ったようです。

随分背伸びしている気がして、弾き始めた頃は途中で挫折するのではと思っていましたが、
この切なくも美しいジャズバラードのピアノ曲を綺麗に仕上げて、皆を惹きつけて感動させてくれました。

ピアノの発表会は、小さい子が弾いているのを見ると息子がピアノを始めた頃のことを思い出し、
息子が弾いているのを見ては年ごとの成長を感じ、最近は「もう大人・・・?」と思うことも・・・

そう言う息子の成長を感じることの出来るピアノ発表会ですが、残念ながら来年は留学のため欠席となります。
帰って来たらまたレッスンを再開することになりますが、少し寂しく切ない気分にもなります。

こう言う気分の時に口ずさみたくなるのが「City of Stars」・・・

「切なさ」って、負の感情なのに美しさも心地よさも感じる不思議な感覚ですが、
諸行無常である人間の根源的な感情だからなのでしょうか?

2019年4月5日

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