波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

「かわいい子には苦労させよ」~交換留学の「保護者オリエンテーション」に参加して

2019-04-19 22:48:21 | 最近の出来事
1ヶ月にも及ぶ長い春休みも終わり、先週から息子の高校生活も順調に滑り出しました。

高校での目新しいところでは、体育の授業とは別に、男子は柔道・女子はダンスの授業が行われています。
まだ始まったばかりで、柔道着の着方を習った程度ですが・・・

中学でも一部クラス横断型であった英語は更に横断型の授業が増え、数学もクラス横断型となりました。
授業によってメンバーが入れ替わるのは楽しいですよね。まるで大学生のよう・・・

また、高校では国際交流関連のプログラムが数多く用意されていて、
全員参加のプログラムや、自分の興味次第で自由に参加出来る様々な海外研修プログラムがあります。

今週は、インド・ベトナム・バングラデシュ・スリランカから短期留学生が来日し、
歓迎式典やワークショップ、各国の料理を一緒に食べる昼食会など丸一日のプログラムが行われました。

そして、学校とは別ながら、夏休みから息子が参加する交換留学に向けての準備も一気に本格化しました。

ちょうど就学ビザ申請のための各種書類を用意し旅行代理店に送ったところですが、
実際にビザが発給されるまでには長い手続きと結構な費用がかかることとなります。

息子は先月2泊3日の「生徒オリエンテーション」に、私は先週末に「保護者オリエンテーション」に参加しました。

参加する団体からプログラムの説明、ルールや注意点のレクチャー、留学OB・OGとその保護者からの体験談、
留学予定の国別に分かれてのケーススタディなどなど一日かけて盛りだくさんの内容でした。

留学オリエンテーションに参加して思ったことは、
これだけ費用と手間をかけるのだから「いっそのこと自分も一緒に留学したい」という冗談半分な思いと、
「かわいい子には旅をさせよ」ならぬ、「かわいい子には苦労させよ」・・・だなと言うことでした。

先生やクラスメイトの話が分からないのは当たり前で、何が宿題で何をどうすればいいのかさえ分からない・・・
クラスメイトのヒソヒソ話の中に日本人に対する蔑称だけが聞き取れる・・・

なかなか親しい友達が出来ず、一人で食べる昼食に耐えきれず毎日トイレでお弁当を食べていたOGや、
まるで家政婦代わりに家事でこき使われる一人暮らしのお婆さんがホストファミリーだったり・・・

ホストファミリーの人種や宗教、家族構成なども様々で、中には同性婚カップルがホストファミリーと言うことも。
体験談を聞いていると今だから笑えるエピソードのオンパレード・・・

どんなホストファミリーや境遇に当たったとしてもそれが運命で、中身が異なるだけで苦労するのは皆同じ・・・
自分では選べず与えられた異文化の環境の中で過ごす1年間の生活は、他には代え難い貴重な体験になりそうです。

オリエンテーションで一番強く感じたのは、苦労をして来たOB・OGが皆明るく前向きで好感が持てたこと・・・
一般的に表情が乏しいと言われる日本人像と比べて、表情や表現の豊かさにも強く惹かれました。

「かわいい子には苦労させよ」・・・
苦労が人を逞しく成長させるのだと信じて、準備を進めていきます。

2019年4月19日


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