波乱万丈 乳がん転移ライフ!

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実写版「アラジン」と劇中歌「スピーチレス」に感動の余韻~アラビアンナイトな気分・・・

2019-06-14 21:40:58 | 感動の出来事(映画)
今週の火曜日は、息子の学校のスポーツフェスティバル(体育祭)観戦の予定で休みを取っていたのですが、
前日の大雨の影響で開催を今日に延期・・・

元々その休みに合わせて仕事の予定を組んでいるため、さすがに延期に合わせて休みをずらす訳にもいかず、
毎年楽しみにしていたスポーツフェスティバルの観戦を今年は断念・・・

仕事から帰り、今年のチームカラーの赤色に染まった息子の髪と黒く日焼けした顔を見て嫉妬していました。
但し、転んでもただでは起きないのが信条・・・

元々休む予定だった火曜日は午後半休にして、先週金曜日に公開となった実写版「アラジン」を観に行きました。
前評判や高評価の口コミの影響なのか、平日の夕方にも関わらず席はほとんど埋まっていて驚きました。

「アラジン」と言うとアカデミー歌曲賞も獲った「ホール・ニュー・ワールド」が有名で、私も大好きな曲ですが、
当時はディズニーアニメには全く興味がなく、27年前に公開されたアニメ版初代「アラジン」は観ておらず・・・

私の「アラジン」のイメージは、「アラビアンナイト(千夜一夜物語)」の中の物語「アラジンと魔法のランプ」・・・
「アラジン」の原案にもなった物語ですが、小学生の時にこの本を読んでワクワクしたことを覚えています。

その頃はまだ見ぬアラブの神秘的な世界に魅了されましたが、今回の映画を見ながらその時のワクワク感が蘇り、
最初から最後までドップリと映画の中に引き込まれ、クライマックスでは自然と涙が込み上げてきました。

いかにもディズニー的で単純なラブストーリーながら、色々な要素を含んだ総合エンターテイメントになっていて、
キャストも映像も音楽も全てが素晴らしく、単に「名作アニメの実写版」と表現するのがもったいない程・・・

この映画の要素は、ミュージカルで、ファンタジーで、インディジョーンズをも彷彿させるアドベンチャーで、
スターウォーズにも通じる世界観のSFで、ボリウッド風とも称されるインド的な鮮やかな色彩とダンスもあり、
そしてシンプルでありながら感動的な人間ドラマ・・・

キャストでは、魔神役の「ウィル・スミス」はコミカルで結構笑わせてくれながら、一方でセクシーな雰囲気も・・・
存在感抜群の「ウィル・スミス」演じる魔神は、完全に主役の一人でした。

アラジン役の「メナ・マスード」は無名からの大抜擢で、特に素晴らしいのが王女役の「ナオミ・スコット」・・・
日本風の名前ながら、インド系の母親と英国人の父親のハーフでこの映画をきっかけにブレイクの予感。

因みに、「ナオミ」と言う名前は旧約聖書に出てくるため、欧米ではそれなりに存在する名前のようで、
有名なスーパーモデルの「ナオミ・キャンベル」も同じ・・・

「ナオミ・スコット」は、エキゾチックな雰囲気とあどけない少女的な雰囲気も持ち合わせたチャーミングな人で、
歌も上手く母国の英国ではシンガーとしても活躍・・・

彼女が映画の中で歌う「スピーチレス~心の声」を聴いた時は、その力強い歌唱力に鳥肌が立ちました。

私の大好きなセリーヌ・ディオンを彷彿させる王道のポップス曲で、
作曲したのは、ディズニー映画には欠かせないミュージカル歌曲の巨匠「アラン・メンケン」・・・

アラジンの代表曲「ホール・ニュー・ワールド」、「美女と野獣」、リトルマーメイドの「アンダー・ザ・シー」
・・・これらの名曲は全て彼の作品で、「スピーチレス~心の歌」も新しい名曲として歴史に刻まれることでしょう。

また一つ素晴らしい映画と楽曲に出会えました。
当分の間、私の心の中は「アラビアンナイト」・・・な気分です。

2019年6月14日


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