波乱万丈 乳がん転移ライフ!

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音楽で色が見える「色聴」という不思議な能力~ピアノの先生が持っているもの・・・

2020-09-12 00:04:21 | 不思議な出来事
最近は仕事が忙しくピアノを弾く時間を作るのが大変ですが、少しの時間でも毎日弾くようにはしています。
もうピアノを弾くのが当たり前となった今は、帰りが遅くなって少ししか弾けない日は消化不良でストレス気味・・・

それ位ピアノを弾くことが日常になってきた証拠・・・
それでもまだまだ初心者の域を出ず、ピアノの底なしの奥深さを感じながらレッスンを続けています。

ところで、私のピアノの先生は「絶対音感」の持ち主で、耳にした音は即座にピアノで弾くことができます。
それだけでも羨ましいのですが、もっと羨ましいのが「音楽で色が見える」こと・・・

「音楽で色が見える・・・?」
始めて知った時はよく理解できなかったのですが、モザイク画のように混じり合った色が見えるのだそうです。

音楽によって見える色や模様は様々に変化するようですが、色合いや色の濃さ、色調も変わるとのこと・・・
それで思い出したのが、随分昔にビリー・ジョエルがその感覚を持っていると聞いたことがあります。

身近でそういう感覚を持つ人を知ったのは初めてですが、音楽で色が見えるなんて単純に羨ましい・・・
音楽を聴くと頭の中で勝手にアートイメージが作られる訳ですので、考えただけでも楽しい・・・

もしかしたら有名な音楽家にはそのような感覚を持った方が、結構いるのかも知れませんし、
逆に絵を描きながら、頭の中で音楽が鳴っている画家などもいるのかも知れません。

このような能力は「共感覚」と言われる知覚能力のようで、ある感覚に別の感覚も併せて感じる特殊な能力・・・
その種類は150以上にも及び、音楽や色以外にも文字や数字など様々な感覚の組み合わせがあるようです。

コーヒーの絵を見たらコーヒーの匂いがするような気がするのは、無理に自分の記憶を呼び覚ましているので、
そういうものとは全く違い、その人が持って生まれた特別な能力とのこと・・・

その中でも音で色を感じるのが「色聴」で、「絶対音感」の人ではこの感覚を併せ持つ割合も高いようです。
色だけではなく、音楽から匂いや形を感じる人もいるようですが、「色を聴く」って何とも美しい言葉ですね。

数ある和音がどのような色に見えるのかが興味深いですが、不協和音は案の定汚い色に見えるようです。
また、面白いことに、ヒップホップやラップはグレー一色にしか見えないのだそうです。

リズムが主体では基本的にモノクロで、旋律(メロディ)がないとカラフルにならないということなんでしょうか・・・
旋律が明るくなったり暗くなったり、強くなったり穏やかになったりする時に色はどのように変化するのか、
興味津々ですが、こればかりは他の人は見ることができない・・・

将来的には、頭の中のイメージが視覚化できると面白いですし、いずれ実際にできそうな気もするのですが、
頭の中で考えているイメージや言葉まで勝手に視覚化されるようになったら・・・と思うとちょっと怖いですね。

頭の中、つまり脳はその人の記憶や知識、イメージの宝庫なので究極の個人情報・・・
これを見ることが出来たら本当に恐ろしいですし、人工的に書き換えて洗脳できるとすれば恐ろし過ぎる・・・

民族浄化や思想教育のためにC国などは、既にそういう研究を進めているかも知れないですが・・・
まあそんなことよりも、美しい旋律に併せて綺麗な色模様の広がる世界には一度だけでも浸ってみたいものです。

2020年9月11日


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コメント
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