波乱万丈 乳がん転移ライフ!

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高2で「最初で最後の対面保護者会」~「直接会う、話をする、その人を感じる」良さを実感

2020-09-25 23:58:02 | 感動の出来事(学校イベント)
先週の土曜日、息子の学校で約1年ぶりとなる対面での保護者会がありました。
高2で2回目の保護者会ですが、前回はオンラインのため対面での保護者会は、今学年では最初で最後・・・

始めはいつも通り全体会が行われましたが、今回は体育館で保護者席の間隔も充分に空けての開催・・・

例年であれば今月に行われていたはずの学園祭が、11月にオンライン開催予定で生徒が企画中であること、
中止となった秋の修学旅行も、自治体で解禁予定の来年に日程を短縮して近場での実施を検討中など・・・

そして、全体会の後は各教室に分かれてのクラス別懇談会・・・

もう5年目ともなると、親しい人や良く知った顔の人が増えて、保護者会というよりも同窓会に近い雰囲気・・・
顔を合わせるのは久しぶりのため、私も高揚感を抑えられずに色々な人と喋り倒しました。

いつもは、保護者会の前後にランチ会をアレンジして楽しく盛り上がるのですが、さすがに今回はそれも難しく、
先生の話が終わった後は、順番に自己紹介とコロナ禍での一言エピソードを話してもらうことに・・・

2ヶ月にも及ぶ休校と在宅勤務の中で繰り広げられた、各家庭の生活模様・家族模様はなかなか面白かった。
在宅勤務で3キロ太った人、逆にダイエットを始めて3キロ減量した人、ヨガや太極拳を始めた人・・・

女子生徒は、この機会に母親と一緒に料理を始めたり、スイーツ作りに凝る人も多かったのですが、
男子生徒は、部屋をトレーニング場にしたり、一人スポーツを始めたり、一人で出来る趣味に没頭する人が多い。

こういうところでも性別の違いや価値観の多様さが感じられ、人間の面白い一面を垣間見ることが出来ました。

そういう我が家は、留学先から帰国した息子は、留学先では出来なったピアノとギターを延々と弾き出し、
合わせて大声で歌うことにも熱が入りすぎ、ついにはマンションの住人から苦情を受けることに・・・

エネルギーを持て余したティーンエイジャーが家に籠るとロクなことにならないことを痛感させられ、
学校での体育や部活、それに友人関係がエネルギー発散にいかに重要なことかを思い知りました。

そういう親同士も久しぶりに話せることが楽しくてしようがなく、マスク越しの会話もオーバー気味・・・
この状況下でこんなにワイワイと喋っていていいものかと思いつつも、私もひたすら喋り尽くしてきました。

オンライン会議やテレワークは確かに効率がいいものの、仲間との豊富なコミュニケーションには難があり、
雑談が出来ないことや、仲間との一体感を持てないことが一番のネックかなと感じます。

雑談って実は貴重な情報を得たり、思いがけないヒントや視点を感じたり、何かを考えるきっかけになったり・・・
ジョークを飛ばしながら仕事をすることもコミュニケーションの潤滑油として、精神衛生上も必要なこと・・・

ある企業で「テレワークは雑談が出来ないのがちょっと・・・」と誰かが言ったのを受けたマネージャーの、
「『雑談コーナー』を作ったので好きな時に書き込んで」という対応に愕然としたという話も聞いたことがあります。

情報交換であれば最近よく使われているチャットで良く、その場の雰囲気で即興的に湧いてくる雑談が貴重・・・

また、オンラインでは人のエネルギーや熱量といったものが感じられず、どうしても無機質感を感じてしまいます。
改めて「直接会う、話をする、その人を感じる」という当たり前のことの良さを実感する機会となりました。

2020年9月25日


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