波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

知人が「急性腎不全」で緊急入院~原因は水分の摂取不足のよう・・・

2020-10-09 23:49:13 | 驚いた出来事
息子は夏が過ぎ秋になっても、毎日摂る水分の量が半端ではありません。
小中学時代のサッカーで使っていた2リットルのジャグを、今でも家の中で持ち運び水分補給を欠かさない・・・

1日で飲み切るジャグの水分に加えて、1リットルのパック牛乳も1日で飲み切るので、
1日当たり3リットル以上もの水分を摂っていることになります。

ジュースなどを大量に飲むと問題ですが、新陳代謝の激しいティーンエイジャーにとって水分補給は大事・・・
しかもお金もかからないのでいくらでもどうぞ・・・という感じです。

ところで、最近知人が「急性腎不全」という病気を発症し緊急入院しました。
今は無事に退院し、薬を服用しながら体力回復に努めているところで大事には至りませんでした。

「腎不全」と聞くと、腎臓が機能停止するということなのでゾっとしますが、実際命にかかわることもあるようです。
腎臓の働きは血液から老廃物を除去することで、それが出来ないと生命維持のために透析が必要となります。

彼の場合は、突然尿が出なくなってしまい病院に行ったところ、危険な状態ですぐに入院となった次第・・・
「腎不全」の原因は様々あるようですが、知人の場合は水分の摂取不足による脱水状態の蓄積だったようです。

マラソンが趣味の彼は、夏場は走り終わった後はさすがに水分補給をしないときついものの、
涼しくなってからは走り終わってもほとんど水分を摂らなかった。その理由は、その後のビールが美味しいから・・・

「気持ちは分かるけど、そうは言っても喉も乾くし水分摂るでしょ・・・」と思うのが普通ですが、
彼いわく「水分を摂らずに我慢した後のビールがとにかく最高で、それが癖になるんだよ」とのこと・・・

癖になるのはいいけど、そのために病気になってしまってはビールすら飲めなくなるでしょうに・・・
知人も反省しきりで、医師からも随分と説教を食らったようです。

知人の場合は「急性腎不全」で済みましたが、腎臓は沈黙の臓器と言われて機能低下していても気づかずに、
気づいた時には「慢性腎不全」になっていたということもよくあるようです。

「慢性腎不全」になるともう機能回復は見込めず、透析や腎移植で生命維持するしか手立てがなくなってしまう。
また、逆に水分の摂取制限をしないといけなくなるようで、ビールなどは真っ先にご法度・・・

人間の身体は極端なことをすると色々と弊害が生じますが、若い時はそれをカバーするだけの力があります。
ただ年齢を重ねるとカバーする力も弱まり、極端なことが病気の引き金になってしまうということですね。

私は、今往復1時間かけて自転車通勤していますが、涼しくなってから汗をかく量も随分減ってきたものの、
夏場にかく汗の量は半端ではなく、自転車通勤した日は毎日体重が1㎏減りました。

つまり、身体から約1リットルもの水分が余分に流出しているということ・・・
人間の1日当たりに必要な水分摂取量は約2.5リットルのようですが、
食べ物からも結構な水分を摂っているため、飲み物からの摂取の目安は約1.2リットルのようです。

これは普通の日常生活の場合で、大量に汗をかいた時などは1リットル位上乗せする必要があると、
改めて気づかされた出来事でした。

そして、人間は年齢を重ねると極端なことをしてはいけない、すぐに自分の身体に跳ね返ってくるんだぞ・・・と、
そう教えてくれた彼に感謝しています。

2020年10月9日


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コメント
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