☆アッピア夫です。校内暴力が吹き荒れた80年代には、それをテーマにした学園ドラマが流行りました。「3年B組金八先生」がその代表ですが、「スクールウォーズ」というドラマもありました。荒廃したある高校で、ラグビーの弱小チームが精神的に鍛えられて強くなって行くと言う物語・・・で、今回はそのドラマの話ではなく、トラブル続出で荒れている息子のクラスの話です。
息子のクラスは思春期や反抗期に突入している生徒が多いのか、同学年の中では一番トラブルの多いクラスとなり、昨年末頃より毎日のように喧嘩やトラブルが起きているということを息子から聞くようになりました。時には5年生の学年主任や他のクラスの先生、時には教頭先生までが入れ替わり立ち替わり関与し、毎日先生と生徒間で話し合いが持たれているようです。「よくもまあこれだけ毎日毎日トラブルが起こるもんだ・・・これじゃあ先生も大変だ・・・」と呆れつつ話を聞いていましたが、ある日家に帰ると、息子の顔に絆創膏が3つ・・・
☆「どうしたの?」
★「喧嘩を止めようとしたらいきなり顔を引っ掻かれた。」
☆「また?・・・」
息子は4年生の時にも、顔に絆創膏を4つも貼って学校から帰って来たことがあった。その時は、絆創膏の下には顔の肉にまで爪が深く喰い込んだ痛々しい傷跡が4つもくっきりと・・・喧嘩した相手に力いっぱい手でわしづかみにされたようでした。今回はその時ほど酷い怪我ではなかったものの、その夜に担任の先生から電話がありました。
T「顔に怪我をさせてしまい申し訳ありません。」
☆「いいえ、どうせ子供同志の喧嘩のことですので・・・」
T「息子さんから、最近の学校の様子を何か聞いていらっしゃいますか?」
☆「毎日のように喧嘩やトラブルが起きていることは聞いています。」
T「息子さん自身は、乱暴なことはしないのですが、友達から何かされると言い返す言葉がきつくて、喧嘩になることがあります。」
そうか・・・本人は「喧嘩を止めようとして」とは言っているものの、どうやら乱暴な相手に容赦ない言葉を浴びせ、それが原因で喧嘩の当事者の一人となっている様子。注意をしながらしばらく様子を見ていたものの、相変わらずの状態が続き、とうとう先生のことまで酷い言葉で批判し始めたため、昨夜はついに私も大噴火・・・
★「今日は、俺ともう一人が先生に呼ばれて話をした。」
☆「何で呼ばれたの?」
★「俺ともう一人が『先生チェンジ!』と叫んだから・・・」
☆「それは、『先生を替えろ』って言うことだよね?何でそんな酷いことを言った?」
★「先生が男子と女子を差別したりするから・・・」
☆「原因が何であれ、それは先生に対して言っていい言葉だと思うか?そうやって友達を挑発し、先生も挑発して、お前は何をいい気になってんだ!あと2週間もすればもう5年生も終わりだろ?そうやって毎日喧嘩や反抗しながら今のクラスを終わらせるのか?このまま行ったら、自分も先生も他の子も誰もいい気持ちで終えられないよ。皆の5年生の思い出が良くないものになったとしたら、お前のせいだぞ!」
昨夜は、久し振りに息子をこっぴどく叱ることとなった。月曜日に学年懇談会などがあり、クラスの終わりも近づいているため、ギリギリのところで何とかしないと・・・「明日先生に謝れ!月曜日に学年懇談会があるから、謝るなら明日しかない。お前にそれが出来ないなら、月曜日にお父さんが先生に頭を下げる。どうするかは自分で考えろ!」
今日、家に帰ると息子から「朝一番で先生に謝った」こと、先生から「謝ってくれて有難う!」と言われたことを聞いた。それをきっかけに息子と先生は色々な話をしたらしい。話の内容はあまり詳しくは聞かなかったが、何となくすっきりしたような息子の顔を見てひとまずはホッとした。
やれやれ・・・解ってはいるけれど、やはり思春期は面白いことばかりでは済まない。ついでに親や先生に相当迷惑をかけた自分の思春期の頃のことまで振り返ることになった・・・何度自分のせいで親が学校に呼びつけられたことか・・・「○○君が騒ぐと授業になりません」と親の前で先生にきつく言われたことは今でも忘れることが出来ない苦い思い出。そんな自分が今は息子に説教している・・・「やはり歴史は繰り返す」・・・まあそんな大袈裟な話でもないか?
2015年3月6日 アッピア夫
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息子のクラスは思春期や反抗期に突入している生徒が多いのか、同学年の中では一番トラブルの多いクラスとなり、昨年末頃より毎日のように喧嘩やトラブルが起きているということを息子から聞くようになりました。時には5年生の学年主任や他のクラスの先生、時には教頭先生までが入れ替わり立ち替わり関与し、毎日先生と生徒間で話し合いが持たれているようです。「よくもまあこれだけ毎日毎日トラブルが起こるもんだ・・・これじゃあ先生も大変だ・・・」と呆れつつ話を聞いていましたが、ある日家に帰ると、息子の顔に絆創膏が3つ・・・
☆「どうしたの?」
★「喧嘩を止めようとしたらいきなり顔を引っ掻かれた。」
☆「また?・・・」
息子は4年生の時にも、顔に絆創膏を4つも貼って学校から帰って来たことがあった。その時は、絆創膏の下には顔の肉にまで爪が深く喰い込んだ痛々しい傷跡が4つもくっきりと・・・喧嘩した相手に力いっぱい手でわしづかみにされたようでした。今回はその時ほど酷い怪我ではなかったものの、その夜に担任の先生から電話がありました。
T「顔に怪我をさせてしまい申し訳ありません。」
☆「いいえ、どうせ子供同志の喧嘩のことですので・・・」
T「息子さんから、最近の学校の様子を何か聞いていらっしゃいますか?」
☆「毎日のように喧嘩やトラブルが起きていることは聞いています。」
T「息子さん自身は、乱暴なことはしないのですが、友達から何かされると言い返す言葉がきつくて、喧嘩になることがあります。」
そうか・・・本人は「喧嘩を止めようとして」とは言っているものの、どうやら乱暴な相手に容赦ない言葉を浴びせ、それが原因で喧嘩の当事者の一人となっている様子。注意をしながらしばらく様子を見ていたものの、相変わらずの状態が続き、とうとう先生のことまで酷い言葉で批判し始めたため、昨夜はついに私も大噴火・・・
★「今日は、俺ともう一人が先生に呼ばれて話をした。」
☆「何で呼ばれたの?」
★「俺ともう一人が『先生チェンジ!』と叫んだから・・・」
☆「それは、『先生を替えろ』って言うことだよね?何でそんな酷いことを言った?」
★「先生が男子と女子を差別したりするから・・・」
☆「原因が何であれ、それは先生に対して言っていい言葉だと思うか?そうやって友達を挑発し、先生も挑発して、お前は何をいい気になってんだ!あと2週間もすればもう5年生も終わりだろ?そうやって毎日喧嘩や反抗しながら今のクラスを終わらせるのか?このまま行ったら、自分も先生も他の子も誰もいい気持ちで終えられないよ。皆の5年生の思い出が良くないものになったとしたら、お前のせいだぞ!」
昨夜は、久し振りに息子をこっぴどく叱ることとなった。月曜日に学年懇談会などがあり、クラスの終わりも近づいているため、ギリギリのところで何とかしないと・・・「明日先生に謝れ!月曜日に学年懇談会があるから、謝るなら明日しかない。お前にそれが出来ないなら、月曜日にお父さんが先生に頭を下げる。どうするかは自分で考えろ!」
今日、家に帰ると息子から「朝一番で先生に謝った」こと、先生から「謝ってくれて有難う!」と言われたことを聞いた。それをきっかけに息子と先生は色々な話をしたらしい。話の内容はあまり詳しくは聞かなかったが、何となくすっきりしたような息子の顔を見てひとまずはホッとした。
やれやれ・・・解ってはいるけれど、やはり思春期は面白いことばかりでは済まない。ついでに親や先生に相当迷惑をかけた自分の思春期の頃のことまで振り返ることになった・・・何度自分のせいで親が学校に呼びつけられたことか・・・「○○君が騒ぐと授業になりません」と親の前で先生にきつく言われたことは今でも忘れることが出来ない苦い思い出。そんな自分が今は息子に説教している・・・「やはり歴史は繰り返す」・・・まあそんな大袈裟な話でもないか?
2015年3月6日 アッピア夫
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さて、息子さんは5年生ですか。
担任が男女を差別するからとありましたね。どういう経緯なのかわかりませんけれど、5年生といえば女子は生理が始まる子も増えて来て急に大人っぽくなったりします。まあ、平たく言えばなまいきになるということです。
ですが、お腹は絶対に殴ったりしてはいけないこと(将来、子供を産むためです)。顔もダメ。優しくすること。
(私も息子に何度も言ってきました。)
先生もそんな所はかんがえていらっしゃるでしょう。息子さんはそこから差別と感じてるのかも?
男同士で話しにくいかもせれませんが
男女の違いも話しておくべきと思います。
ブログを見ていて、しっかりした息子さんだと感心していました。
たぶん彼の中では言ってはいけないこととわかっていたんじゃないですか?
友達同士で流されて言ってしまう事なんてザラですよね。
つぎの日に先生に謝って来るなんて
ちゃんとやってるじゃないですか、さすがです!
可愛くて泣けちゃう。
これからもいろいろあることと思いますが、とうぞ親子で乗り切って下さい。
お二人がずっと健康で仲良しでありますように!