きのう、ある職場の部屋を、久しぶりに掃除機かけました。
もう「物置」になっちゃって…。
なんてブツブツ言いながら。
でも、きれいになると やっぱ気持ち良いよね。
私は、いわゆる「お掃除」とか「磨く」みたいなのが
割と好きな方かも。
(自分の部屋以外は、です。 )
子どもの頃は、そうでもなかった。
でも、独り立ちしてアパートに引っ越したとき、なにかが変わった。
交通便利で、格安のアパートを見つけた。
でも、あんまりきれいじゃなかった。
仕方ないかー。
前住んでた人は、お掃除の習慣がなかったのかしら。
…ったく。
なんて思いながら、お掃除を始めた。
イスに乗って棚の上を拭こうとしたら、
小さな靴が忘れてあった。
それは2歳くらいの子の可愛らしい靴の片方。
アッ、そっか、こんな小さい子がいて、親御さんはきっと
生活でイッパイイッパイだったんだ。
その瞬間、私の気持ちは180度ガラリと変わった。
やれる範囲できれいにして、少しでも快適に暮らせるように工夫。
とても楽しかった。
そんな体験が心の底にあるようです。
もう、ほとんど意識してませんけどね。
それからも、いろんな家に移り、いろんな職場に行き、、
私の出来る範囲で、自分も人も なるべく快適に過ごせるようにしていきたい。
そんな気持ちが、自分の手を、身体を動かしているようなんです。
あの小さな片方の靴が、(きのうの)タンポポの種のようになっているのかな。
こうして書いていると、
今の自分は、チョットものぐさになってるのが見えてきちゃいました。