河口公男の絵画:元国立西洋美術館保存修復研究員の絵画への理解はどの様なものだったか?

油彩画の修復家として、専門は北方ルネッサンス絵画、特に初期フランドル絵画を学んできた経験の集大成を試みる

彼女には何時でも死ぬ権利がある

2020-04-07 13:47:04 | 絵画

やっと浜田も桜が満開になったかと思えば、もう散り始めて一週間も楽しむ余裕もない。多くの山際は山桜で桃色と赤い葉の色でにぎやかだが・・・。

先週金曜日にタネちゃんを獣医さんの所に連れて行って、一日でも良いから長く生きれるようにしてほしいと頼んだ。タネちゃんの体温は35.5度で「もう危ないから・・・治る見込みはない」と言われても、点滴と抗生剤の注射をしてもらって、帰宅後、キャリーバッグの中にホット座布団を入れて、無理やり閉じ込めた。体温が低いと点滴の薬も細胞が吸収しないらしい。強制隔離が聞いたのか、中でおしっこを漏らした。つまり水分が余ってきたということ・・・で、タネちゃんは閉じ込められていることに腹を立てて、キャリーの戸をテープで止めていたのをぶち破って脱走。外で日向ぼっこを始めた。今まで死にそうで、何も食べずにじーっと死ぬのを待っていたとは思えない「元気!元気!」。夕方の食事時には家に戻って、「めしくわせろ!!」コール。・・・おいおい・・・と涙が出てきた。体から死臭が漂っていたのが、一変した。

最初は液体に近い「ちゅるり」とかいうクリーム状の練り物を与えて・・・気に入ったらしく・・・そればかり要求していいる。これがドライフードまで戻らないと、他の猫の例にあるように、死期が近いネコは過去に自分が好きだったものを食べたがり、他な一切食べないという事例其のままだから、まだ心配だが・・・私がいくら心配しても、彼女には自分の死は自分で決める権利がある。

目を離したすきに庭へ出て・・・しゃがんでビビビーと音を立ててウン子をした。下痢だ。早く安心させてほしい。

もう、庭を掘らせないで欲しい。