前にも言ったけど、私の人生は「波乱万丈」だそうで、そのまんまに人生が壊れて行く。昨日の段階で天気予報は寒波で大雪とか暴風雪とかいうから、気を付けてはいたが・・・・。73万円かけて作った「イナバの車庫」は7年にして倒壊の危機。昨日のうちに車は、申し訳ないけど、お隣の浜田水産高校の敷地に移動させてもらった。無断であるから気が引けたが、大変なことが起きるだろうと、昨日の時点で感じた。いやイナバの物置はペラペラのブリキに一回ペイントしただけの車庫で、「5年もすれば錆びますよ」と言われていたが、なんせ私の家の敷地は目の前が海。瀬戸が島という島があれど、我が家は水路を挟んで西に向かって開けて、もろに地球の自転で生じる西風が島を乗り越えて吹き荒れ、水路の端側が我が家であるから、大波の時は塩水もかぶる・・・・5~6mの波は頻繁で、一度10mの波を経験した。水産高校の敷地にも海水が押し寄せて、中国や韓国からくるゴミが乗り上げてきた。私は庭に出たらバケツで塩水を被ったように濡れた。
しかし今回は暴風で車庫が壊れた。その前に塩で錆びて穴が開き。ボルトなどで絞めたりしてある所は電蝕による錆が出やすいのである。現役のころロダンの地獄の門の修復でフランスで部分パーツが鋳造後に組み上げられて一体の彫刻になっているのであるが、鉄のボルトが使われて、銅と錫の合金であるブロンズとの間で「電蝕」を起こして、一つの彫刻の形を維持するのに危険な状態だった。美術史系学芸員にはこんなことは全く知らない世界であるから、説明してもわからなかった。化学で習ったと思うがFeプラス、Cuマイナスということはプラスイオンがマイナス方向に流れ、電気で引っ張られて鉄さびが溶出する。普通にお錆びるのとは違って勢いが違う。鉄の支柱はボロボロであった。
これと同じようなことが起きていた。鉄と銅の関係でないが、鉄の部品に力が加わると電蝕が起きるのだ。しかもイナバの物置の塗装の悪さは最高である。穴が開き、屋根から雨水が漏り、中の荷物が濡れて大事な物は置けなくなってきた・・・・が車を入れる車庫である。潮風が吹き込んでフロントガラスは白く塩を製造できる状態。
いつもの手でセメントでブリキの足元を固めて強化しようかと思ったが、風がやんだら・・・とか思っていたらアウト!!向かって左の壁が引きちぎれて内側に向かって大きく曲がっていた。
いや、実は怖くて庭の状態を見に行けなかった。水産高校の中村先生から電話があって「大変でしたね、車を移動して正解でした」と言われて「ああやはりそうなったか・・・」とショック。
NHKの風速記録はあてにならない。瞬間風速や我が家の敷地内の風速は明らかにならない。今日は特別最大瞬間風速27.6mだとわかったが・・・。べつにNHKのせいだと言わないけど、あてにならない天気予報だし・・・「あああ、73万円もゴミになったか・・・イナバよ!! どうせ作るならもう少し耐塩性の高い製品を作れよ。このゴミの始末は寒波が収まるまで出来ない。処理費にいくらかかるのだろう?
今日はこれまで!!
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