NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

ちょっぴり間伐体験 暑!!、ドジョウはびっくり(7月24日)

2010年07月26日 | 協力
木材炭化実験用に間伐材を入手するため、中部大学の学生さん3人と指導教員お2人が恵那にやって来ました。
ただ倒してある間伐材を引き取るだけでは物足りないだろうからと、こちらから間伐体験も提案し7月24日に座学と実技を行ないました。
しかし、間伐体験を計画した時にはまだ梅雨前で、夏の暑さをまったく計算に入れておらず、作業し易いようにと拓志館近くの里山を現場に選んだのが不運でした。
この日も日本一の暑さを誇る多治見市の最高気温が38.4℃、恵那の最高気温が36.2℃でしたので、お昼頃のここでの気温は35℃はあったでしょう。
こんな日の、しかも陽がそこそこ差し込む里山での間伐作業は、最もふさわしくない活動でした。

切り倒したヒノキの年輪を数えています。
40を数えました。


3人の学生さん夫々に1回ずつ間伐体験をしてもらい、早々に日陰に逃げ込んだのですが、学生さんはタフでした。
傍を流れる水路でヨシノボリとドジョウを見つけたと言って、上野教官の指導で捕まえにかかりました。
さすが日頃生き物を相手にしている上野研究室の面々、間伐体験時よりずっと生き生きしています。


最初に捕まえた体長4cmほどのドジョウです。
久しぶりにお目にかかりました。
透明で繊細なヒレを動かし生きている姿にみとれます。


今までこの小さな水路を覗こうともしませんでした。
こんなに身近に生き物が元気に生きていた事にも気付きませんでした。
スギやヒノキばっかり観ていないで、もっと全てを観る目を育てなければいけませんね。
コメント
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