あなろぐちっく

mintonのスナップと気まぐれつぶやきブログ。コメントは古い日記でもお気軽に。写真の無断利用は厳禁。

グールドの音

2012年10月04日 19時20分13秒 | S5 Pro
今週初めにちょっと重い荷物が届いた。
開けてみたら「グレン・グールド・バッハ・エディション」だった。
(ああお恥ずかしいけちけち大人買い)
30年ほど前に聴いたグールドのイタリア組曲やフランス組曲の印象は強烈で、時々シフやグルダのバッハを聴いていても、グールドを聴きたいと思っていた。またオルガンの演奏も聴きたいと思っていた矢先の今年6月頃に予約注文が始まったもの。

200ページほどの百科事典の表紙のような厚いハードカバーの解説書と彼が録音したすべてのオリジナルジャケットのバッハ38枚とインタビューなどのDVD6枚が生地を貼り銀文字の入った凝った箱に入っていた。

早速深夜にグールドのイタリア組曲を聴いた。
リマスタリングされているのか、30年前よりも強烈でクリアでインパクトがある演奏だった。

グールドは孤高ではあるけれど個性的で、素人の僕には彼の演奏が最高だなんて言えない。
ただ・・僕にはこのバッハが心地いいということは確かだ。

演奏家の違いを楽しむような趣味はないので、僕の中ではピアノ演奏でのバッハ探しは完結だ。

FUJIFILM S5PRO + nikkor 16-85mmVR2
本日は長野市で仕事。犀川も千曲川も河川敷が広く、Mウェーブやビックハットや立派な道路などで圧倒される。
県内と言いながらも、大阪と名古屋ほどに遠く離れた僕の住む町にはないものだらけだ。
多くのものが集中すれば、遠隔地ほど薄くなるのは仕方ないことなのだろう。
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中秋の名月

2012年10月01日 16時46分46秒 | S5 Pro
3日ほど前は明るい月明かりで、電線の月影が道路に映るほどだったけど、びゅーびゅーと強い風に強くたなびくように揺れて光った。
昨夜は中秋の名月だったけど、ずっと雨雲の奥だった。

今頃団子を食べたくなった。

S5Pro + nikkor16-85mmVR2
あまりにリアルな案山子だったので、麦藁帽子に止まったトンボを撮影してもいいか声をかけたくなった。

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今頃調子が・・・

2012年09月24日 20時34分38秒 | S5 Pro
昨日は地元の地域づくりのイベントがあり、主催側の一人として裏方参加をした。
僕の住む地域にリニア新幹線が出来ることをきっかけに、景観条例すらないこの地域でこの地域の将来をどうしたいのか考えようという趣旨だ。
終わってからスタッフたちで大酒を飲んだ。
今日は飲みすぎでだるくて仕事にどこか集中できなかったが、やっとこの時間になってしゃきっとしてきた。
ちょっと遅すぎる。

FUJI FINEPIX S5Pro + nikkor 16-85mm VR
一昨日用事があって出かけた先にて。
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最近興味を持った本

2012年07月10日 19時21分49秒 | S5 Pro
先日Mさんのブログヴィヴィアンマイヤーのホームページをご紹介して頂いた。写真のことをちゃんと勉強しなければいけないなというタイミングでvoyagers-xさんから頂いたコメントの中に「ライカとモノクロの日々」があったので購入した。

写真に関しては写真集や書物をほとんど読まないので、作者の内田ユキオという人すらよくわからず、この本が連載された雑誌もあまり読んだことがない。
実は名前はどこかで見ていたがずっと近田春夫だと勘違いしていた。近田さんの音楽は馴染みがあったので、写真まで撮影して器用な人だと思いながら読み進み別人であることが途中で判明した。
先週東京に向かうバスの中で読了した。読みやすいエッセーだった。
昔アパートを暗室にして現像をしていた若い頃を思い出した。

もう1冊は北杜夫の芥川賞受賞作の「夜と霧の隅で」。なかまちさんのブログに紹介されていた。
都内を移動中と帰りのバスの中で読んだ。
北さんはユーモアにユーモアを重ねるようなどくとるマンボウシリーズに対して、まるで対極の生涯洒落も言わない作家のような「楡家の人々」や「白きたおやかな峰」などがある。

amazonで購入した「夜と霧の隅で」は自分が高校生の頃に製本された版で、紙が焼けて真茶色で字も小さく旧字で懐かしくなった。串田孫一さんの表紙絵を見てこの本を高校生のときに本屋で手にしていたことを思い出したが読んでいない。
なかまちさんが読んだように、僕もその時期に読んだら何を感じただろうか。

北さんの文章は軽いものも重いものも構成が緻密で、登場人物の姿形や性格が思い浮かぶところが素晴らしい。
多くのことを考えさせる小説で読む年齢や境遇で複雑に色を変えるような文章だった。

FUJIFILM S5Pro + nikkor17-55mmF2.8DX
小学校の紫陽花

不勉強で今頃わかったこと。
北さんの本名は斉藤宗吉。
斉藤病院の院長をされていた兄の茂太先生と北杜夫さん。父斉藤茂吉さんから1文字ずつ頂いていた。
齊藤家とは一切縁が無いが、若い頃御世話になった方が斉藤病院にずっと勤務されていたので、どこか馴染みを感じる。
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ダウンリバー

2012年07月08日 21時43分53秒 | S5 Pro
金曜日の夜は誘われて赤坂のクラブに寄った。たまにはいいかなとお付き合いすることにした。

リミックスされた70'sのR&Bに体を揺らす男女たち。
視点が定まらない酔っ払いのようなミラーボールの光。
日本人ばかりなのでここはいいですよねと隣の男性が声をかけてきたので、そうですねと答えた。
六本木のMは知ってます?と言われたので、上?下?と答えた。
よく行く場所ではないけれど、長生きしているとそれなりの回数行ってることがある。
六本木のクラブは男と女の駆け引きと欲望がストレートに渦巻いて、とても怪しげなことが起こる。それが六本木。
赤坂は大人しいなって思っていたら、カウンターの女性の連れが席を外したのを見計らって何名かの男が名刺に電話番号かメールアドレスを書いて手渡して口説いていた。こういう場所はこうでなくちゃとちょっと嬉しくなった。

そんな週末後半に南信州では雨が降っていたらしく、今日は川が増水していた。
今日は年間予定になっている長距離ツーリングの予定だったが、天竜舟下りは普段のコースは増水のため欠航となった。クラブ員の辞退者もここ数日であり、少人数でいつもより少し短めの川下りとした。
水量は先々週より20cmほど多くなりボリュームもかなりあったが、河床の影響で起こる怪しげな波は先々週のほうがあったような気がする。ただ水が止まる場所がなく、流れも強かった。

水量が多いと川下りもとても早いので、着替えてから昼食を買って木陰のベンチで食べた。
信州は木陰は涼しい。ああ信州っていいなあと思う瞬間だ。



午睡を楽しむ方もいた。



FUJIFILM FINEPIX S5Pro + nikkor 17-55mm F2.8
養鯉場。
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本州最後の桜の開花予報

2012年06月29日 17時48分54秒 | S5 Pro
中央アルプスの西駒ケ岳の千畳敷カールにある桜が来月咲きそうだというニュースがラジオから流れた。
本州最後の桜の開花予報だ。

信州の中学校の多くは授業で登山をする。
僕の学校は西駒ケ岳。夏の千畳敷を歩いた。
這松の枝の間を雷鳥が駆ける姿を思い出した。

fujifilm s5pro + nikkorDX 17-55mm

地井武男さんが亡くなられた。地井散歩好きだった。ご冥福をお祈り申し上げます。
ザ・ピーナッツの伊藤エミさんも亡くなられた。モスラに出演されていたのを思い出す。歌が上手なデュオだった。ご冥福をお祈り申し上げます。
ドンキーカルテットの小野ヤスシさんも亡くなられた。ご冥福をお祈り申し上げます。
小野さんはファンではなかったけれど、大学に入ってすぐの頃に谷啓さんちに遊びに行ったときに小野さんの前妻さんとお会いした。
谷さんの奥様たちにパーティーにいっしょに行くように誘われたけど田舎育ちでボックスも知らないと言ったらこの方に教えて頂いた。
こうやって体をくっつけないとダメよと、耳元で言われて体を寄せられたのが実に照れくさかったことを思い出す。

あの頃の僕は純朴な少年だったなあ・・・・
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紫陽花

2012年06月27日 22時31分00秒 | S5 Pro
会社の駐車場の紫陽花が咲いていた。
毎年撮影している。今年もまた撮影。

fujifilm S5Pro + sigma 30mm F1.4
最近は画素数の多いカメラも増え、フルサイズのカメラも手に入りやすくなった。
S5PROはいつまで現役でいられるか心が揺れるが、ブログであればまだ使えると自分に言い聞かせている。
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オリンピック壮行会

2012年06月24日 00時17分33秒 | S5 Pro
北京に続きロンドンにも出場が決まった矢澤一輝選手の壮行会があった。
本人が小学生の頃から見ているし、父はカヌー仲間で親戚とも個人的に親しいのでとても嬉しい。
オリンピックでは是非ともメダル獲得して、カヌーに憧れる人が一人でも増えてほしい。

S5Pro + nikkor 70-200mm F2.8vr
今年始めたばかりの新人君の練習風景。
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紫陽花

2012年06月20日 13時46分23秒 | S5 Pro
昨夜の暴風雨が去っても梅雨らしくじめっとした空気。
雨もぱらぱらと降ったり止んだり。こういう天候には紫陽花が似合う。
会社の入り口の紫陽花が咲き始めた。

S5Pro + SIGMA 30mm F1.4
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定期検診

2012年05月25日 01時46分22秒 | S5 Pro
来月は定期検診が予定されている。
痛風だったしこの2ヶ月ほどは深夜に帰宅して食べて寝る生活が続いていたこともあり、おっさん体系の完成形に近付いてしまった。
ちょっと節制して、ちょっと運動して、少しでも状態を良くして検診を受けたい。

          

昨夜帰宅すると、「健康にはくれぐれも気をつけて」と妻が唐突に言うのだ。
そんなこと言われると命が縮まるとビビったが、
「倒れるなら家が片付いているときに」「見られたくないものがあるなら処分しておいて」
などのお願いがもれなくついてきて、ちょっと安心した。
「自宅で倒れそうになったら、玄関外まで這って出る。」と答えておいた。

冗談はさておき、妻が日曜日いっしょに踊ったお友達の御主人が、健常だったのに前触れもなく今朝息をしていなかったというのだ。
まだ50代。他人事ではない。ご冥福をお祈りします。

僕も最近あちこちが冴えないので、検診を機会にしっかりとした体調維持に心がけようと思う。


今日の写真は昨日のブログに登場したR143。僕が通ったのは下に見える道ではなく、この山を越えてくる道。
右端辺りを上田方面に山越えすると、映画「ピンポン」のロケに使われた「ますや旅館」のある田沢温泉だ。

この辺りの山は南信州の山々と較べると、勾配が緩やかで大人しい。
この写真を撮影した場所の先にこんなトンネルがある。



このトンネルは狭いので信号で交互通行。信号待ちがとても長い。
壊れてるんじゃないかと心配になった。
前にも後ろにも誰もいないので、車を降りてトンネルの中に入って撮影。
やはりここでもウグイスの鳴き声がとても近かった。

Fujifilm S5Pro + nikkor 17-55mm
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