あなろぐちっく

mintonのスナップと気まぐれつぶやきブログ。コメントは古い日記でもお気軽に。写真の無断利用は厳禁。

カヌーシーズン突入

2012年05月06日 21時11分15秒 | NOKTON35mmF1.2
朝は落雷で隣町の神社の杉が焼けたらしく、消防の放送が流れていた。
不安定な天候だったが、予定通りカヌー教室を開催した。
防寒具を用意していても寒い。
湿気を帯びたウエアは体温と体力を奪う。
可哀想だったのでウエアを貸した。


北アルプスで軽装で亡くなった方達は、山に登る前に信州の平地の夜に散歩でもしてみるか、こうして十数度の水の中から上がって風が吹くとどれほど体温が下がるものかを体験した方が良い。

天候ってのを甘く見たらろくなことが無い。


午後は仕事を片付けて夕方から地元の自治体のミーティングに参加。
話にどこかついていけずに見上げた空は、雲がない晴れた空。
午前中にこんな空をみせてくれればよかったのに。

R-D1 + Nokton 35mm F1.2
夕暮れ時の柿の木
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花吹雪

2012年05月05日 16時19分13秒 | NOKTON35mmF1.2
昨日は息子が帰省するというので、高速バスの停留所に出掛けた。
我が家からバス停までは車で数分。到着まで5分ほど時間があったので、バス停近くの公園の脇を抜けて南アルプスが見える丘に向かった。
公園の脇は八重桜の並木になっていて、道が桜色に染まっていた。
強い風が舞って、前が霞むほどの桜吹雪になった。
あ、カメラカメラと車を停めて後部座席からX100を取り出して電源をいれる頃になると風はおさまり地面の桜も吹き飛んだ。

息子はこの桜吹雪同様つむじ風の如く先ほど東京に帰っていった。

R-D1 + Nokton 35mm F1.2
松本 中町通りにて
コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ずくなし

2012年04月29日 15時18分11秒 | NOKTON35mmF1.2
南信州の方言で、「ずくなし」という言葉がある。
標準語でぴったりの言葉がないのだが、やる気がないといいうか覇気がないというか、根気がないというかまあその手の言葉を全部足したようなものだ。

今日は妻がいないのと仕事までに時間があったので、会社に行くまでの時間はCDを聴きながら本を読もうと思い立った。
普段はSONYのMOS-FETのアンプとB&Wでお気軽に聴いているが、今日は部屋を変えて上杉の真空管を暖めてソナスファベールで聴いた。
ケンプ、マキシムヴェンゲーロフ、ルイサダ、ローラン・コルシアなどを1トラック程度ずつ摘み聴きするとすっかりBGMのはずの音楽にはまり、バッハのマタイ受難曲、モーツァルトのレクイエムくらいに来るともうどっぷりと重くなり、「エクスタシーの歌~ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの世界」で瞑想に近い状態。

そんな状況で「ものぐさガーデニングのススメ」なんていう本を読んだ。
過去に「断捨離」や「人生が ときめく片づけの魔法」も読んでいるのだが、そんな本を読む時間があるのなら音楽を聴きながら整理整頓したり、少し庭に出て草むしりをしたり畑の手入れをすればいいのだ。
言うだけ思うだけで実行が伴わない。こういうのはやっぱり「ずくなし」なのだ。
やろうと思う自分はいるのだけれど、なかなか体が動かない。いかんなあ。


最後の口直しにビートルズのStrawberry Fields Forever。
運動後の整理体操のようなものかな。

R-D1 + Nokton 35mm F1.2
近所の桜。すっかり新緑。ひさびさのR-D1




コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10cm

2012年03月20日 17時15分23秒 | NOKTON35mmF1.2
春祭りが近付いたことと取引先の年度末と相まってなんともせわしい。

先週土曜日は塩尻と松本で用事があり、塩尻松本塩尻松本と行ったり来たり。
アルウィンの横を2度通過したが、スタンドを照らす強い人工光と共に松本山雅の熱気が外まで伝わってきた。

松本市内で裏道を抜けたときに、細い一方通行の道でこの店の横を通った。
木工作家の三谷龍二さんの店「10cm」。
ご存知の方も多いだろうが「住むSUMU」の連載でも有名な木工作家さんで、建築家の中村好文さんの作品であるMITANI HUTの三谷さんだ。
後続車がないことをいいことに、写真をパチリ。
ライカなので、クシュかな。

Leica M9-P + nokton 35mm F1.2

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新しいもの。古いもの。

2012年03月15日 23時52分58秒 | NOKTON35mmF1.2
明日は新しいipadの発売日だ。

来年には多分次のipadが発売されるのだろうが、そのときは「新しいipadより新しいipad」なんて呼称になるのだろうか。

米国ではアマゾンのキンドルファイヤがipadの1/3程度の価格で販売されていて、シェアを伸ばしている。
日本でも発売されたら話題になるはず。


どちらも購入予定はないので、どうでもいいと言えばどうでもいいのだが。


本日は地元の祭りの準備の一環で、獅子引きの子供の送迎をした。
獅子引きと言っても神楽屋台のようなものを引く舞なのだ。選ばれたことは名誉なことで、松王、梅王、桜丸の3人に選ばれた子供たちは真剣に練習に励んでいる。

出掛けると準備やら笛太鼓の練習をしているのは見た顔ばかり。
こういう時に出てくる人はだいたい同じ。一言で言えば祭り好き。

明日は合同準備会で日曜日は屋台作り。
来週の土日は大酒飲んで騒ぐことになる。

日曜日は静岡に出張予定だったが、祭りの準備に専念できそうだ。

Leica M9-P + nokton 35mm F1.2
本日の近所の梅

今夜も-5度になるようだが、やっと春になってきた。
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花粉?

2012年03月03日 16時14分31秒 | NOKTON35mmF1.2
ちょっと春めいてきたと思ったら、今朝は鼻がむずむずする。
まだマスクしている人をあまり見かけないが、もしかしたら花粉症の季節になってきたかな?

Leica M9-P + nokton 35mm F1.2
柿畑の柿の枝
コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪 雨

2012年03月02日 12時16分32秒 | NOKTON35mmF1.2
重く水っぽい雨が10cm以上積もったのは一昨日。
今日は冷たい雨。

役場の階段を友人である副町長が登っていたので、後ろから声をかけた。
「雨よくふるね」
「これでまた雪が降ったら、つるつるだね」
あまり意味のない言葉を交わした。
挨拶は言葉の交換じゃなくて、顔見て笑って安心する、そんな儀式だ。


Leica M9-P + Nokton 35mm F1.2
大根抜かれた大根畑
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なにくそ

2012年02月27日 02時33分55秒 | NOKTON35mmF1.2
頑張らないとね。
まだまだ。


今は氷点下6度くらい。
でももう春の気配。

Leica M9-P + nokton35mmF1.2
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨の日には本を読んで

2012年02月25日 17時31分42秒 | NOKTON35mmF1.2
雨の日には車をみがいて。
五木寛之の小説のタイトル。ずっと昔読んだ本。ちょっと捩ってみた。

今日は雨。今日の空の様に心が重い。最後に撮影してから2週間ほど。ネタがなくて止まったままのブログのアップ用になんとなく家の庭を撮影。

車を磨く気にはなれなかったけど、買ったままになっていたCDをかけながら読めずにいた本を積み上げて片っ端から読んでいる。
先ほど前はTHE COUNT MEETS THE DUKE。今はART TATUM。重い空には軽い音楽が合う。
アートのユーモレスクは軽妙なのにちょっと儚げだ。

本を読んでいるけど、少し読んでは頭の中が道草をする。暴走に近い。
文芸春秋3月号の田中慎弥の受賞の言葉の最後の「全選考委員に心から感謝します。本当に」という一文がこの人らしいなあと思い、毒を吐きながらもどこか愛されるこの人の言葉に和んだ。
才能ある人は清く簡潔で多くの毒がひとつの優しさで許される。
もし僕ならさもしく低頭平身御礼やら世話になった感謝や、忘れかけた恩人やらの名前まで出していい人を装うだろうに。

「共喰い」を読み始めて数ページ。田中さんの文章を読みながら田中さんは多分そんなに多くない異性経験の中でこれを書いているんだろうとなあと想像し、脈絡無く十数年前の真夏の日のことを思い出した。
以前の事務所の天井から水が落ちてきて二階に行くと、長い黒髪のまだ少女の面影を残した女の子が出てきた。
胸元と脇が大きく抉れたサマードレスを着ていた。
ドアを開けてドアノブを掴んだ細い腕と脇の隙間から、薄い体と肋骨が透けた細い体と不釣り合いな乳房の膨らみが見えた。
用件を伝えると、謝る胸元からまた不釣り合いな乳房の向こうに薄い胴が見えた。


昼過ぎに取り寄せていた本が2冊郵便で届いたので、この2冊を割り込みで読んだ。

そしてもう1冊の読みかけの本を開いた。
「小澤征爾さんと、音楽の話をする」という題名の小澤さんと村上春樹さんの対談集だ。
僕が小澤さんのファンだと知ってる友人から、誕生日プレゼントとして頂いたものだ。

もう5時を過ぎ少し暗くなってきた。

CDはスタンゲッツに変わった。
このまま村上さんの本を読んでいよう。

Leica M9-P + nokton 35mm F1.2
次々に割込みがあるが、文芸春秋は最後まで読めるのだろうか。
そういえば、昨年の文藝春秋の3月号も割込が多くて読み終わらずに人の手に渡った。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

椅子の張り替え(現在進行形)

2012年02月07日 11時03分53秒 | NOKTON35mmF1.2
我が家そのものも、我が家の家具も古くなってガタが来ている。
ダイニングチェアも家族の歴史のように汚れて貫禄が出ていてそれも悪くないとも思ったが、購入当時はあったはずの座面のクッションなども煎餅のようになった。
これに座っていた子供たちが皆成人してしまったのだから、よく頑張ってくれている。

張り替えてもらおうかと近所の椅子の張り替え職人の店に問い合わせたがとても高かった。

ならば自分でやってみよう。
背もたれ部分の構造が複雑なので、今回は座面のみとした。

我が家の椅子に使われてる人工皮革の生地をまともに購入すると1脚の材料費が失敗を許されない金額になるため、生地はヤフオクの端切れを購入。
フェルトとスポンジもインターネットで探して購入。
道具はホームセンターで購入。

座面を取り外し、1脚の座面だけでも100本から200本あるピンを1本ずつ抜く。
実はこの作業が一番大変。
30年以上使ってきた椅子のスポンジは風化して崩れ、フェルトは変形して本来の半分ほどの厚みになっているところもあった。
座面の板も痛みがひどいので、木工ボンドで剥離した部分を補修。
座面に合わせて切り抜いて面取りなどを施したフェルトを張り合わせ、それを饅頭のようにスポンジで包んではみ出したスポンジをカット。
これを生地で包み、皺が出ないように加減をしながらバチバチと止めて行く。

出来上がったら椅子にねじ止めして出来上がり。

こんな作業を帰宅後の深夜に続けている。
慣れれば早そうだが、この寒さで作業は頓挫。まだ2脚完成しただけ。
背もたれ部分に挑戦しようとするとミシンが必要だから、完全な完成までの道は遠く険しい。


LEICA M9-P + Nokton 35mm F1.2
昨夜の帰宅途中。
濡れたフロントガラス越しに陸橋を撮影
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする