あなろぐちっく

mintonのスナップと気まぐれつぶやきブログ。コメントは古い日記でもお気軽に。写真の無断利用は厳禁。

体験するということ

2006年08月21日 17時17分14秒 | SUMMARIT5cmF1.5
週末には地元自治体を含めたいくつかの団体の依頼で、身障者の方々の水体験のお手伝いをした。
知的障害の方もいらっしゃるし、下肢の障害の方など障害も様々。
ぼくのクラブにはパラリンピックの選手もいて、水の体験のお手伝いをすることも多い。

この日は乗馬の体験もしたのだが、どの参加者もとても嬉しそうだった。

こうしたイベントで野外でのスポーツの楽しみを少しでも覚えていただけたらとても嬉しい。

最近こういう体験のお手伝いをしていて思うことは、万が一の事故にはどう備えるのかということに対しての対応。
中学生に川遊びをさせようとすれば、絶対に安全ですか?という質問が校長から来る。延べ数千人のカヌーや川くだりの人の手伝いをしてきたが、用具をつければほぼ安全。でも万が一と言われると自信がなくなる。
きょう中学校から自宅まで帰る間に、絶対に交通事故に遭いませんよねと念押しされているようなものだ。

安全を最優先する気持ちはとてもよくわかる。でも体験させないで世の中に放り出すことも怖いことだと思う。

体験できる時に体験させてあげることの重要性もわかっていただきたいと思う。

大人になってから、川に飛び込んで命を落とす人も多い。
着衣で川に飛び込むとどれくらい重いのか、流れのある川の浮力はどんなもんなのかってことを、サポートのついているときに体験させることは重要ではないかなって思う。

今日の写真は、ボランティアで出かけたときの一枚。
R-D1+Summarit5cmF1.5
コメント (4)
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