2ヶ月ぶりの東京はなんだかとても懐かしい感じがした。
先に書いたように先日の中央道のトンネル事故で一般道に迂回することが避けられないので、運転は諦めて高速バスで移動した。
運転しなくていいので、書棚から文庫本を1冊鞄に詰め込んだ。
古本屋で昨年買ったまま読んでいなかった重松清の「ナイフ」。坪田譲治賞をとった短編集だが、僕は「ナイフ」より「キャッチボール日和」に心を打たれた。
この短編集のテーマは学校のいじめだが、子供の頃の感覚や大人になっても時々感じる疎外感や人を失う怯えなど、忘れてたものを想い出させてくれるような作品だった。
重松さんの文章は泣かせ上手だ。
ほろっと泣かせてくれるけど、スーツを着たおっさんが窓際の席で涙するのはみっともなくて困る。
おかげでちょっと読んでほとぼり冷めてまた読んでと時間がかかってしまう。
SIGMA DP2
昨日の朝
先に書いたように先日の中央道のトンネル事故で一般道に迂回することが避けられないので、運転は諦めて高速バスで移動した。
運転しなくていいので、書棚から文庫本を1冊鞄に詰め込んだ。
古本屋で昨年買ったまま読んでいなかった重松清の「ナイフ」。坪田譲治賞をとった短編集だが、僕は「ナイフ」より「キャッチボール日和」に心を打たれた。
この短編集のテーマは学校のいじめだが、子供の頃の感覚や大人になっても時々感じる疎外感や人を失う怯えなど、忘れてたものを想い出させてくれるような作品だった。
重松さんの文章は泣かせ上手だ。
ほろっと泣かせてくれるけど、スーツを着たおっさんが窓際の席で涙するのはみっともなくて困る。
おかげでちょっと読んでほとぼり冷めてまた読んでと時間がかかってしまう。
SIGMA DP2
昨日の朝