長距離の運転ができなくなり、出張も付き添ってもらいながら過ごしたこのひと月。
病気は快方に向かっているという実感もないけれど、悪化しているという悲壮感もなく、症状に自分が慣れて生活をしている。
毎朝片目ずつ目を開けて天井を見て、嗚呼今朝も相変わらずかと思いながら体を起こす。
でももう少し経てば治ってくると漠然と信じている楽観的な自分がいる。
カメラはずっと触ることもなく先週まで来てしまったが、今週は移動が多かったこともありひさしぶりに持ち出した。
この写真は小海線の小海駅近くにある松原湖だ。社員にお願いして数百メートル道草をしてもらった。まだ全面結氷していた。
地味な場所ではあるが夏から秋にかけては家族連れやカップルで賑わう。
暫く前の秋にスワンのボートを家族で借りて湖の端っこから端っこまで漕いだ。
ボート乗り場の近くで娘が両手いっぱいのドングリを拾い、やがて僕のポケットがいっぱいになった。
その娘ももう就職戦線の真っただ中だ。
時が経つのは早い。
FUJIFILM FINEPIX X100
東京ではもう桜の便り。撮影したばかりの写真ではあるけれど、既に時期外れのような一枚となった。
病気は快方に向かっているという実感もないけれど、悪化しているという悲壮感もなく、症状に自分が慣れて生活をしている。
毎朝片目ずつ目を開けて天井を見て、嗚呼今朝も相変わらずかと思いながら体を起こす。
でももう少し経てば治ってくると漠然と信じている楽観的な自分がいる。
カメラはずっと触ることもなく先週まで来てしまったが、今週は移動が多かったこともありひさしぶりに持ち出した。
この写真は小海線の小海駅近くにある松原湖だ。社員にお願いして数百メートル道草をしてもらった。まだ全面結氷していた。
地味な場所ではあるが夏から秋にかけては家族連れやカップルで賑わう。
暫く前の秋にスワンのボートを家族で借りて湖の端っこから端っこまで漕いだ。
ボート乗り場の近くで娘が両手いっぱいのドングリを拾い、やがて僕のポケットがいっぱいになった。
その娘ももう就職戦線の真っただ中だ。
時が経つのは早い。
FUJIFILM FINEPIX X100
東京ではもう桜の便り。撮影したばかりの写真ではあるけれど、既に時期外れのような一枚となった。