先月テレビや新聞で報道されたので皆さんの記憶に残っているであろうし検索すれば出てくるので簡単に記しますが、バイオリン修復家中澤宗幸さんが被災された陸前高田を訪れたときに瓦礫の松を持ち帰り2台のヴァイオリンを作った。
1台は被災地にてイヴリー・ギトリスさんが演奏され、もう1台はヨーロッパに渡って千人のヴァイオリニストたちに演奏される。
3月の演奏会の準備のため陸前高田に入ったスタッフが瓦礫の中からスキー板をみつけて長野に持ち帰った。
製造したメーカーの小賀坂スキーはそれを陸前高田に返してあげようと修復をした。
世界でも数少ないストラディヴァリウスの修復を手がけることの出来る中澤先生の財団は長野市の日本ヴァイオリン文化芸術振興財団で、この財団の設立に奔走したのが僕のカヌー友達であり大先輩の美谷島健さん。
美谷島さんは小鹿坂スキーの社長とも懇意で、このスキーを先日陸前高田に届けに行って来た。
長野駅から1分ほどの場所にバイオリン工房を開いていて、ここには中澤先生の作業台やテーブルや古楽器などがあり、バイオリンを作ることに興味を持ってもらいできれば世界に通用する楽器職人が生まれてくることを願っている。
美谷島さんの活動の場は広いのでこれはほんの一部。実に魅力的な方だ。
これが作業台。
これが美谷島さん。
FUJIFILM FINEPIX X100
美谷島さんが抱えている板はメープル。長期間乾燥保存された良質の板をヴァイオリンの材料とする橋渡しもしている。
1台は被災地にてイヴリー・ギトリスさんが演奏され、もう1台はヨーロッパに渡って千人のヴァイオリニストたちに演奏される。
3月の演奏会の準備のため陸前高田に入ったスタッフが瓦礫の中からスキー板をみつけて長野に持ち帰った。
製造したメーカーの小賀坂スキーはそれを陸前高田に返してあげようと修復をした。
世界でも数少ないストラディヴァリウスの修復を手がけることの出来る中澤先生の財団は長野市の日本ヴァイオリン文化芸術振興財団で、この財団の設立に奔走したのが僕のカヌー友達であり大先輩の美谷島健さん。
美谷島さんは小鹿坂スキーの社長とも懇意で、このスキーを先日陸前高田に届けに行って来た。
長野駅から1分ほどの場所にバイオリン工房を開いていて、ここには中澤先生の作業台やテーブルや古楽器などがあり、バイオリンを作ることに興味を持ってもらいできれば世界に通用する楽器職人が生まれてくることを願っている。
美谷島さんの活動の場は広いのでこれはほんの一部。実に魅力的な方だ。
これが作業台。
これが美谷島さん。
FUJIFILM FINEPIX X100
美谷島さんが抱えている板はメープル。長期間乾燥保存された良質の板をヴァイオリンの材料とする橋渡しもしている。
このバイオリンの形は面白いですよね。
これ以外にも、バイオリンの原型みたいな自立したリュートみたいなのも置いてありました。
チェロのボディの型なども。
音を聞いてみたいですよね。
手を入れ続け大事に使い続けることで音が良くなっていくってすごいですよね。家のようにリフォームしながら使い続けるのも道のひとつです。数百年し続けて音に艶が増していくってほんとすごいです。
先日わたしも修復する技術に関して、いろいろ考える機会がありました。単に元通りにするだけではなく、壊れたものから新しい価値を産みだすことができるって、なんと素晴らしいことでしょうか。
瓦礫の中からスキーを持ち帰る人も、瓦礫でバイオリンを作る人も、そのバイオリンを演奏しようと運動する人も取り持つ人もみんな素晴らしいですよね。
有名かどうかじゃなく、こういうことが出来る人が一流なんだと思います。
感動しました.....。
一流になればなるほどお忙しいはずなのに、
被災地に足を運ばれて、瓦礫の中から木を持ち帰られて。
本当に素晴らしいことですね。
バイオリンにはメープルも使うそうです。
アコースティックギターもメープルを使っているものもありますから、楽器に向いているんでしょうね。
エレキギターの指板にも使われます。
六さんちの床にメープルとな。おお、ゴージャスであります。
我が家は床板に使っとります