ART COMMUNICATION IN SHIMANE みるみるの会の活動報告

島根の美術教育関係者が集まって立ち上げた対話型鑑賞の普及に努める「みるみるの会」の活動情報をお知らせするブログです。

展示室でファシリテートしているのがメールを送ってくださった津室さんです

2013-02-27 21:01:45 | 対話型鑑賞
展示室でファシリテートしているのがメールを送ってくださった津室さんです


津室さんから、研修会後にメールが届きました。
対話型鑑賞のファシリテーターを行った際の感想が寄せられていましたので、本人様に掲載了解の確認が取れましたのでUPさせていただきます。
津室さんは、山口のティーチャーズ・デイの際のファシリテートもお上手だったと聞いていましたので、今回の研修も遠路はるばる山口からお越しでしたので、腕試しを依頼しました。ご快諾いただけたので、島根県の皆様を前に実践していただきました。

春日様
昨日は本当にありがとうございました。
ご心配をおかけしましたがちょうどぴったりの時刻に,午後の仕事場に到着することができました。(午後に山口での仕事がお待ちでした。)

本当は,トークももう5分位はして,ふり返りでも先生方とお話ししたかったですが,ほんとに貴重な体験をさせていただきました。
みるみるの会のメンバーで,トークのふり返りをするのが,すごくいいと思いました。
現在の勤務校は,極少人数(全校児童9名)のため,毎週全校フリートークを行っています。
そして,学期に1回は,その時間に対話型鑑賞を入れています。
フリートークも,提案者のテーマに沿って話し合うのですが,フリートークそのものの振り返りも全員(児童+全校教員4人)で行っています。
考えてみると,トークそのもののふり返りも,結構重要です。
私たち教員同士の研修の場でも,ふり返りはとてもためになるなと強く感じました。

ふり返りで春日さんからご指摘いただいた,よく発言される女性への働きかけは,よく考えたうえで臨機応変に対応できないといけないなと痛感しました。
自分が教えているクラスならばできそうなことも,来館者で初対面の方々が相手だと難しかったです。まだまだ修行が必要です。

ともかくも,大事な例会で,いきなり私のような者にもチャンスをくださる度量というか決断力にも感服しました。
山口の知り合いにも,みるみるの会の皆さんの熱意ある取り組みを,改めて広めたいと思います。

ユニット?展示についても,いろいろ刺激を受けました。
よく考えてみると,高橋由一の「鴨図」を扱うとき,若中の「紫陽花双鶏図」と対比的に見ながらトークしたことがありました。
かつて自分がやったことについても,また考えるきっかけをいただいた気がします。

お話ししたいことはたくさんあるのですが,とりあえず,お礼まで。
是非,またお話ししたり,ご一緒したりしたいです。
浜田にも,なんとか伺えればなあと思います。

このようなメールが届くと、私たち会員もまたやる気がわきます。大野先生からも励ましのメールが届いていますし、なかなか、地元に対話型鑑賞の実践者が増えないことに、腐る気持ちになるときもありますが、こうした賛同者の声を励みにまた研鑽したいと思います。

週末は京都での実践が待っています。どんな対話が生まれるのか、楽しみです。
コメント
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