先日の土曜日、九頭竜湖のほとりで行われた新緑祭りに行きました。福井市中心部からだと、片道1時間半のドライブです。
途中、大野市では、田植えをしたばかりの田んぼに、芝桜のピンクの縁取りがされてきれいでした。
九頭竜湖に近づくにつれて、国道も細くカーブが多くなりますが、木々の緑は若々しい黄緑色が濃くなっていきました。新緑祭り会場からは雪をわずかにかぶった山をバックに、緑の山々を間近に臨むことができます。
新緑まつりでは、特産の昇竜マイタケやこの時期ならではの山菜、手打ちそばなどを売る屋台が多く並んだほか、ダムに流れ着いた流木でのアート体験(流木お持ち帰り無料!)、アンモナイトの化石が見つかる地ならではの化石発掘体験、九頭竜川でのボート体験などもできました。
中でも面白いと思ったのが、昭和62年まで亜鉛を掘り出していた中竜鉱山で実際に使われていたトロッコの乗車体験。鉱山なんてあったんだーと思って聞いてみると、一時は千人規模で人が働く日本屈指の大規模鉱山だったようです。
また、さらに驚いたのが、その鉱山の跡を活かして、平成18年まで、専用バスで地下120mまで降りて坑道や採鉱現場を見ることができたアドベンチャーランドがあったそうです。
意外な地域の歴史を知ることができてよかったです。