CubとSRと

ただの日記

昨日の続き

2020年03月14日 | 心の持ち様
2016.02/08 (Mon)

 「手袋を取らないで、適当に鍵を開けようとする。適当だからなかなか上手くいかない。で、苛々してきて、やっと手袋を取って~」・・・・。

 これは「手袋を取るのが面倒だ。そこまでしなくともきっと『鍵ぐらい』、開けられる」、という怠けた取り組みだ、と書きました。リアルに「無駄な時間」。
 けれど「いささか面倒で、最初の一歩には痛み(或いは苦痛)が伴って~」、というのが「向上を目指すための新しい取り組み」には、必ずある。

 そりゃそうだ。「向上を目指す」のだ、「刹那の快楽を求める」のでは、ない。「今の自分の実力以上」、を求めるわけだから、「今の自分の実力」、じゃ余裕を持って対処、なんてできるわけがない。
 当然、今の実力じゃ間に合わないということは、あたふたしなければならない。いや、あたふたするしかできることがない。
 その「あたふた」が辛かったり、苦しかったり、恥ずかしかったり、情けなかったり、と身心両面を責め立てる。大袈裟に言えば「天の大任を降さんとするや必ず苦しむ」。
 身近で言えば「あ~っ、もう全身筋肉痛~っ!もうこんなの無理っ!」「もう、駄目ぇ~っ、こんな仕事耐えられない~っ!!」

 でも、大小の違いはあれ、仕組みは同じですよね。
 「向上を求める(今の自分の実力以上になりたい)」のなら、やっぱりここは一番、工夫しつつ、耐えなきゃならない。
 工夫することが目的じゃない。勿論耐性を高めることが目的でもない。
 目的はただ一つ。「実力向上」。だから、終わりはない。

 「一挙手一投足」は、そうやって洗練されていきます。見よう見まねで仕種を倣う。上手くいくわけがないけれど、耐えて「倣う」。
 だったら「考える」ということも、そうやって洗練されて(向上して)いく筈です。
 初めから上手く考える事なんてできないんだから、今ある「考え」(自分の実力)を用いて、「ああでもない、こうでもない」、とあたふたしてみる。パニックになるけれど何度も考えてみる。決して「ありがた~いお言葉」のコピーなんか、しない。
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