CubとSRと

ただの日記

日生(ひなせ)まで行ってみた

2019年10月12日 | バイク 車 ツーリング
 10月10日の日記から
 怠けていると、たった二日前のことさえ思い出せない。
 手がかりがあれば思い出せることもあるのだが、それだって段々により大きなヒントがなければ思い出せなくなってきている。
 8日は「予報が雨だからどこにも行けないな」と高を括っていたからだろうか。
 いやいや、
 「翌9日は晴れるんだから。できれば瀬戸大橋まで。最低でも日生まで行くんだから」
 と決めて、二階に上がった筈だ。
 にも拘らず、ネットニュースなどを見て寝たのは1時半を回っていたんだった。
 こうやって書き始めてみると、次々と思い出し始めるから、ま、いいか。
 「9日(木)は弁当を持たずに出る、行けるところまで行く。途中でかきのお好み焼きを食べる」
 、ということに決めた。
 8日の夜、ケーブルテレビで、自転車好きで有名な安田大サーカスの団長が赤穂から岡山までツーリングをするという番組があって、これまで何度か目にしたことのある日生の「かきのお好み焼き、愛称『かきおこ』」を紹介していたからだ。
 これを見て、急に食べたくなってきた。
 大体がお好み焼き自体、滅多に食べないんだけど。
 数年前、何かの拍子に広島のお好み焼きを食べて、
 「これならもっと食べてもいいな」
 と思い始める。
 前後して近くのショッピングセンターの特設会場で広島のお好み焼きを時々、販売するようになった。
 そうこうするうちにショッピングセンター内に常設店ができる。
 そうなると「ま、いつでも食べられるから」と食べなくなる。気が付いたら閉店していた。
 だからと言って、「どうしても食べに行こう」、とはならない。
 隣の市の道の駅に買い物に行くようになって、年初めにそこで「相生の牡蠣まつり」をやっていることを知った。
 それまで滅多に食べなかった牡蠣だが、小ぶりながら味の良い牡蠣を食べて、
 「これもなかなか良いものだ」
 、と牡蠣好きになる。
 日生では、その「牡蠣」と「お好み焼き」が一緒になっている!
 
 食い物につられてツーリングに出るのは能くあること。そして大概は食べないで帰ってくる。
 今回もそうだった。
 店は数軒見つけたが、枝道に入って行かねばならなかったり、駐車場が分かりにくかったり水曜日ということで休業していたり。
 日生に着いたのが昼少し前。いっそのこと、もう少し足を延ばして閑谷学校に行こうかとも思ったが、時間を考え、やめて引返すことにした。
 久し振りに「しまなみ海道」を目指すための下見、ということでもあったから、今回はこれで良かったとしよう。
 「しまなみ海道」まで、となると、まずは広島辺りまで高速道やバイパスを使って時間を稼ぎ、そこから橋を渡って四国の内海側を東進して帰ってくる、ということになる。行くだけでも一日かかる。
 無理をしないで四国に入ったあたりで一泊して、ゆっくり帰ってくる・・・のは良いのだが、二日目の朝の、腰痛が何よりも心配だ。
 さて、どうなるか。
 ところで。腰痛持ちになって一年余りになるが、一週間ほど前から、何だか症状が軽くなってきている。
 毎朝のストレッチなどが功を奏してきているのかもしれない。
 「腰痛をいかに軽減、或いはクリアできるか」までもがツーリングの実現如何にかかわってくる。
 歳を取るとツーリングまでもがカードゲームみたいになってきている。
 


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30年ぶり

2019年10月08日 | バイク 車 ツーリング
 昨晩、不意に思いついたカブ散歩。 
 夕方、三時半を回って、箕谷(みのたに)近辺から有馬街道の旧道を通って谷上(たにがみ)のドラッグストアーへ、というコース。 
 正確には三十一年前か、原付に乗り始めておっかなびっくりながら色んな所を走り回った。
 箕谷近辺まで行ったのは乗り始めて二週間くらいの頃だったか。
 勿論、その頃はドラッグストアーなんてものはなかったけど、小部峠から箕谷を通って谷上までの道は記憶に残るきれいな道だった。
 NS50Fで東灘から長田区に入り、初めて有馬街道を北上した時、この辺りはまだ旧道しかなくって鈴蘭台近辺を過ぎ、小部峠を越えると、急に交通量も減って、一気に山深いというか、谷底みたいな道になる。
 左手の谷底には川が流れているらしいのだが、深くて川面は見えない。
 そんな狭い谷底に突然トタン板で覆った、藁ぶき(らしい)屋根の農家らしい建物が見えたりする。「森閑」という言葉が似合いそうな景色。
 それ以来、何度も通った道の筈なのだが、カブで通った記憶がない。それで買い物ついでに通ることに決めて、初めて通った時のことを思い出してみた。
 急流の両側に迫った急峻な山肌に張り付くようにして有馬街道がある。
 峠を越えると今度は緩やかながらやはり山間を有馬への道が続く。
 狭隘路だけれど交通量の多いところだから、何とかして拡幅しなければならない。
 途切れ途切れにバイパスを作る。バイパスが本道になり、旧道は側道みたいになる。
 普通はそれを「生活道路」と言うんだろうけど、何しろ山の中だ、生活そのものがほぼ「ない」。
 当然寂れ果てていく。
 カブだから上体は前傾しないで、ほぼまっすぐ。辺りの景色はよく見える。速度も40キロ程度。
 
 今でも三十年前の面影は、あった。あの茅葺らしい家も当時のままに、在った。
 ただ当時とは違って、いや、当時以上にクルマが通らない。交通量はほぼゼロ。
 道路に迫る山の斜面からは当時以上に木々が枝を延ばして、道を覆うようにしている。
 その緑が妙にくすんでいる。それでだろうか、何だか景色がぼやけて見える。
 おそらく土埃のせいだろう。
 どっちの道が楽しいのだろう。きれいに整備された幹線道路と、こうやって朽ち果てていくような道と。



  
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転載

2019年10月07日 | 重箱の隅
 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
 令和元年(2019)10月6日(日曜日)弐
                 通算第6222号  
 読者の声  どくしゃのこえ  
 (読者の声1)
 不思議に思うのですが、というより米国政治とジャーナリズムの関係についての根本の疑問です。
 ジョセフ・バイデン元副大統領の息子は中国の軍事企業に米国のハイテクを売りつける企業の幹部だった。
 ウクライナでも同様な行為をやってきた証拠が次々と出てきているのに、メディアはトランプが捜査協力を当該国に求めたから、権力の濫用であり、これは弾劾に値すると。
 これじゃ、本当の容疑者を隠蔽し、状況をすり替えていることになるのでは? 
   (FG生、千葉)

 (宮崎正弘のコメント)
 ご指摘の通りで、アメリカのメディアの70%が民主党支持、もしくは左派リベラル。トランプ支持はFOXくらいでしょう。保守のウォールストリートジャーナルにしても、消極的支持です。
 クリントン元大統領の時は逆のケースで、有罪濃厚だったのに、左翼ジャーナリズムがクリントンを庇い続け、すれすれでクリントンは弾劾を逃れました。
 日本の左翼メディアも同様なビョウキを引きずっており、何がなんでも安部政権を引きずり下ろすためにモリカケとか、あの時も同じで、野党の某議員の濃厚な醜聞関与は、まったく問題にせず、他方で虚言癖の学校経営者の嘘発言を誇大に報じて、いってみればでっち上げで安倍政権を追い詰め、しかし失敗した。
 トランプ弾劾も、このプロセスと似ています。かれらはニクソンを追い詰めた「実績」がありますから。
 共和党なら最後まで叩く。民主党なら曖昧にして誤魔化す。日本の某新聞そっくり。




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コペンで買い物

2019年10月04日 | 日々の暮らし
 9月30日の日記から(?)
 昨晩、
 「明日、腰が痛くなければコペンで野菜を買いに出よう」、と計画した。
 
 7時半には起きたが、寝たのは1時だったか。やはり散歩をした後はよく眠れる。
 が、今朝は暑くて目が覚めた。
 台風の直接の影響ではないらしいが、直接みたいなもんだ、暖気が北上してるんだから。
 暑いのに腰は痛い。「コペンで買い物に」、と思っていたけど自信がない。
 別に自信はなくたって、乗り降りの時にちょっとしかめっ面をすればよいだけのことなんだが、
 それを「汗をかきながらやるのはイヤだな」、と我儘を言ってみる。
 寒い時に「あ~腰が痛い。歳は取りたくないもんだ」、とか何とか言っていかにも爺さん、って気分でやれば、身体に力が入って温かくなって・・・・
 、と、能天気なことを思っているうちに時間が過ぎ、3時を回る。
 
 これはいかん、と慌てて「取り敢えず」、の買い物に出ることにした。
 「Tシャツでは風通しが良過ぎるか」
 と、ジャケットの下を長袖のTシャツに換えて、カブで近所のスーパーに買い物に出掛けた。
 今夏、最初で最後のヱビスビールを一本買い、ハマチだったかブリだったかのアラを買って帰る。
 
 「歩くわけじゃないから汗をかくことは無いだろう」と思っていたけど、失敗した。
 一時間足らずですっかり汗をかいてしまって、長袖Tシャツは洗濯機へ直行。
 「明日こそ、買い物はコペンで」
 、と思うが、どうなるかは分からない。腰の痛いのはともかく、台風が来る。
 明後日(2日)から4日頃まで影響がありそうだが、なんでも大陸をかすめて大きく東へ曲がり、朝鮮半島を横断、日本海へ、というコースらしい。
 が、もしかしたら能登半島辺りで更に曲がって本州に上陸し、横断して太平洋に出るかも、なんて面妖な予想もあった。
 「その頃には温帯低気圧になるから大丈夫」
 、とはならないかもしれない、と言うんだからややこしい。温帯低気圧になっても今回は台風の時より中心気圧が下がる、ってんだから。
 まあ、今回も兵庫県南部には大きな影響はなさそうだ。

 明けて10月1日。
 「おいおい、うそだろ~!」
 と言いたくなるような強い日射しで目が覚める。あまりの暑さに、7時頃になって東側の雨戸を閉めた。
 硝子戸だけでは寝てられない。あ、起きりゃいいんだけど。
 窓枠に手が触れると、思わず手を引っ込めてしまうくらい熱くなっている。
 それでも風が涼しければ、と、濡れ縁に出たが、風そのものが、ない。
 やはり、今日買い出しに行くことはやめよう。
 何とも中身の薄い毎日。



 
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リサイクルショップ

2019年10月02日 | 日々の暮らし
 9月26日の日記
 昨晩、9時過ぎに散歩に出た。
 太腿の張りはない。
 帰って来てみると、今度はふくらはぎ(左足)と向う脛(右足)が、痺れが切れたように痛い。
 横断歩道を駆け足で渡ると、腰から下に鉛をぶら下げたような感じで、脚がこれまでの数倍の重さになったような気がする。
 昔、「老化体験ベスト」(?)を着たことがある。
 異常に重いとは思ったが、足腰が痛いわけではなかったから
 「バランスは悪いが言うほどのものじゃないな」
 と思っただけだった。早い話がどうってことはない。
 けど、
 「筋力が、痛み(又は痺れが切れた感じ)のためにその力を十分に発揮できなかったら?」
 、というところまでは考えが至らなかった。
 まさかの、65近くになってからの、突然の腰痛。付随して腿、脚、足でのゲリラ的な痛みの発症。
 ここに至って、やっと老化というものに目を向けざるを得なくなった。
 
 今日は、昨晩のふくらはぎ(左足)と向う脛(右足)の疲れは、痛みとしては残っていない。
 けれど、脚・腰の痛いのは相変わらず。
 それらの文句を言ってるだけじゃ何も始まらないから、これからは気がつけばその場でストレッチ、屈伸運動をやり続けることにする。
 この歳になるまで使って来た身体だ、メンテナンスをしてたって草臥れて来るのは当たり前。手入れをしてなかったからって「だからしょうがない」、と諦めているわけにはいかない。それなりに動き続けるようにしなければ。

 草臥れたと言えば、昨晩、散歩の途中でリサイクルショップを覗いたんだった。
 「カブに乗る時に合いそうなジャケットはないか」。
 数か月前から機会があれば行ってみようと思っていた店だった。
 合いそうなジャケットは数点あった。
 だが、それなりに草臥れていて(当たり前か)、洗濯もしないで出した品物も多いのだろう、時折り汗のにおいが鼻を衝く。
 そんなでも定価の半分くらいで売られている。勿論洗えば済むことだ。自身、他人が着ていたって気にならない。
 ただ、カブとは言え、立派なバイク。バイク用ジャケットは普通の街着とは違う。
 守備範囲の広いカブだけど、バイクであることに変わりはないから、選べる範囲は限られる。
 例えば袖口。調節できるか、絞ってあるか。で、ないと袖口から季節の風が吹き込んで、ジャケットの意味をなさなくなる。
 前合わせはジッパーで、必ず深い重ねが必要だ。でなければ、胸・腹が冷えて一気に体温が下がる。
 首回りはもっと大変だ。重ね着をして下のシャツを見せるのは、バイクではあまり意味がない。意味がない以上に袖口と同じく首回りが冷えて身体が硬くなる。それは事故に直結する。
 リサイクルショップの衣類も、自身の身体も、ともに草臥れている。
 初めはそれなりに大事にしよう、とか鍛えよう、とかしてきた。
 その気持ちがだんだん薄れて、バテて来たら「処分しよう」とか「もう歳だから」、と諦める。
 衣類はリサイクルで掘り出し物があるかもしれないが、身体の替わりは売ってない。
 
 

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