三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

¥2億5000万円の補助金!神姫バスは三木市と契約しなくていいの?

2013年03月24日 | 公共交通

総務建設常任委員会での議論内容。25年3月19日

安)担当特命課長、増)担当課長、山本)企画管理部部長、井上)まちづくり部部長、北井)副市長、加岳井)議員、大西(私)です。敬称は略しています。

議論は当初予算関係での質問→修正動議に対しての議員間協議他→所管事項説明に対しての質問の流れで行っています。テープお越し掲載分は公共交通に関して掲載しております。

又、私一人での作業の為、誤字脱字についてはお許しください。 

 

大西)P103公共交通ネットワーク検討事業の内容について

安)H23年から公共交通網再編で協議会を編成し、統合病院開院に合わせ直通バス、路線バス等、バス及び電車も含めてどのように三木市の交通を再編するのか協議する事業。

大西)何カ年計画か

安)25年10月から10ヵ年計画

大西)第3次三木市バス交通網計画の次計画のことか

安)はい。第4次の位置づけで進めている。

大西)第3次は23年で終了しているが検討会議では25年10月に策定さ          れる計画か

安)そのとおり

大西)前倒しの必要はないのか

安)直通バスの説明会を昨年10月から12月にかけて開催し、市民の意見を取り入れた中で進めているところなので前倒しは出来ない。

井上)事実上7月には地域公共交通会議に掛けて承認を頂く。住民説明の期間を十分取らなければいけないので伸びている。

大西)それならば、10月にバスが走るというのに尚更前倒しして、行うべきだったと思う。

     検討委員会議事録のHP未掲載分の資料提出を求める。

安)委員に確認頂いた上でHPに出す。

大西)予定は

安)4月上旬

 

大西)赤字バス運行補助金の内訳について

安)各路線毎に説明有り。(大まかに説明された部分→みっきぃバス5000万、路線バス8600万。事業報告書に掲載してあるように詳細に説明を求めた。

大西)補助金の対象期間は

安)H24年10月1日から25年9月30日まで。

大西)2億5000万円については、補助要項にのっとって出されるであろうと言うことで概算を出された数字か。

増)金額は概算に基づいて予算要求している。

大西)概算の根拠はバス会社からの見積もりによるのか。

増)前年度実績による。一部見積もりを貰うこともあるが、ほとんど前年度実績による。新規路線があればこの分が上乗せという形で予算要求する。

大西)バス運行するときにバス会社との契約はないか。

増)特に契約は無い。補助の要項を策定したり補助金手続きに基づいて補助の支出をする。

大西)山本部長に聞く。バス運行に関して契約行為は発生するのか。

山本)当然、補助による予算措置をしているので補助金申請をして交付定して補助して行くものなので、特に契約とかそういうことを結ぶと言うことはないと理解している。

大西)バス会社が補助金に関して何を担保して理解出来ない。例年の実績報告書で「三木市とバス事業者とで運行契約に基づく経常損失相当額の補助を行ったと書いてあるが運行契約とは何か。

増) 契約というのか過去そういう表現で踏襲してきたのでその部分については誤解があったと思います。

大西)誤解の意味が分からない。もう一度説明を。

井上)多分補助金交付要綱はH13年かH14年位に制定していると思うが、その後所管も変わりますし、当然担当も変わったりして実績報告書に使う標記は契約という文言にすり替わったと考える。

大西) 実績報告書には対象路線や、期間を定めて神姫バス、神姫ゾーンバスと契約したと書いてあるが、実はここに記載のものは過去のもので運行契約というものはないという理解でいいか。

増)その通りです。

 

この間議論有り

 

北井)補助金に関しては契約行為を結ぶことはあり得ない。

 

続いて再来受診機当初予算についての修正動議を提出(公政会)

 

提案説明(別途アップします)

 

加岳井)全く理解出来ない。市民の立場の意見が全く反映されていない。あなたたちは市民をないがしろにしているのか。

大西)していない。

加岳井)市民の意見が全然反映されていない。地域の説明会にも行っていない。独断、主観ばかり。どこで市民の意見を反映させているのか。

大西)発言の意味は分かりませんが、市民の意見を受けて反映している。

加岳井)大多数の市民が望んでいるのであればそれを実行するのが行政の仕事だと思う。あなたが思うようなわずかな人の為にはそれをどの様にクリアしていくかはこれからの課題だと思う。課題だけを全面に出して市民サービスを欠落させるようなことはあなたは議員としては考えられないがどうか。

大西)議員として考えられないと言う発言は訂正して下さい。

加岳井)訂正しません。

大西)訂正が無い限り加岳井議員の発言には答えません。

 

この間、他の議員同士での委員間討議がありました。

 

大西)再度のお願いです。地域バス交通網計画も出来てなく、再来機とバスはセットもので進んでいる。直通バスに関しては年間¥2億5000万円必要と言うことですが、公共交通を考えると¥2億5000万円をプラスすると¥5億円を超えてしまうんです。

¥5億も超えるであろう公共交通は今こうして走らせるのではなく、もう少し公共交通の計画も踏まえた上で考えた方がいいのではないですか。¥5億も超えるので財源や人口動態も考えていかなければならないと思う。昨年の議決(再来受診機設置に係る債務負担行為)は尊重した上で、私達の言ったことを少しでもご理解頂いてご協力をお願いしたいと思います。

 

公政会提出の修正案に対して、賛否。→可否同数→委員長裁決→原案通り可決

  

所管事項説明(直通バスについて資料説明)の後、

 

大西) 統合病院の経営安定化について書かれてあり、利用者の確保の為と書かれてあるがこれについては統合病院側が進めていくべきだと思う。であるならば、三木市だけがやっていくものでは無くお互いにやっていかなければいけないと思う。

資料P2のバスの経費について運行経費も出ているがバスの購入に対してバス会社との契約については全くなしなのか。

北井)特定の事業者(神姫バス)ある一定の確定の段階が持てた時点で協議を進めて行きたいと思う。一度はバクッとした見積もりは貰った経過はある。

大西)確定する段階とはどの段階のことか。

北井)ルート等の事業(事業費)が確定した段階。

大西)バス購入に関しては役所と神姫バスの間では口約束だけで終わるのか。

増)補助というのは後追いの形になるので、そこは紳士協定的な話になるのかなと思う。神姫バスとしては何らかのものを求めてくる可能性はあるとしても、我々としては今まで積み上げてきたものがある。議会でも補助金を認めて頂いて神姫バスに補助金を支払ってきた経緯もあるので、我々としてはそういう信義の上でいかしていただけないのかと考えている。

大西)紳士協定で神姫バスと三木市との間で今まで通りでいいと言うことだが、口約束でも契約になると思う。神姫バスから見積もりをとっていると言うことでバス一台当たりの見積もりもそうでしょうし運行に係る赤字に付いての見積もりもとられるでしょ。

増)当然ルート確定後は運賃収入の見込みも含めて見積もりは必要と考えている。

大西)見積もりを参考に要項をつくるのか。

北井)神姫バスからの見積もりは補助金の額を知るためには必要。後々に影響を及ぼすような話では無くどの様に運行するのかはする。

大西)経費が発生することで神姫バスから見積もりをとる。補助金確定の為に見積もりをとります。走らせるまでにとるのであれば補助金はその段階で確定すると考える。補助金の予算は暫定的にでも出せるでしょ。

増)それが示している¥2億5000万円です。

大西)市内公共交通を考えた時に債務負担はうたなければいけない。今までがどうかではなく、今からは先の経費も見越して債務負担はうたなければならないと思うが。

山本)法的にうたなければならないものはうちます。バスの補助については債務負担を設定していないのでうつ必要はないと考えている。

従前からうつ必要がないものなので今後もうつ必要がないと考える。

大西)直通バスの補助金要項はつくるのか。

増)要項についてはルートや市民の意見等を聞いて固まった段階でと言うことになる。

大西)バスが走るまでに補助要項が出来ていると考えていいか。

増)はい。

大西)バス22台9ルート走る計画であるが市長発言であったように蓋をあけてみなければ分からないのにも関わらず¥2億5000万円もかけてしまうことを決定してしまっていいのかと思う。

例えば試行としてバスをバスを購入してルートを変えながら課題などを拾っていくことは出来ないのか。

安)利用予測で200数名とっているので市民に迷惑をかけることになるので最初からこれだけの数字を上げている。

大西)利用予測ではなく、課題抽出が出来る方法としてバス1台か2台購入されて今やられている運行ルートを試行的に走らせる方法は出来ないのか。

北井)全体のことと言うことで病院のこと市民の年齢層のことを考えた場合に前向きに実施したい。

大西)出来ないということか。

北井)はい。

大西)¥2億5000万円の直通バスに関係して今年度議案で出るのか。

北井)今年度議案では出ないと思う。


神姫バスに¥2億5000万円!どうしてもやるの?

2013年03月24日 | 公共交通

本会議での内容をテープお越ししました。(誤字脱字はご容赦願います。)

中尾)議員、井上)まちづくり部部長、板東)議員、市長)薮本、敬称は略しています。又、前文掲載については後日、HPで掲載されますのでそちらをご参照下さい。

 

中尾)特定の事業者になるのか?

井上認可を受けている事業所、道路運送法第4条の許可取得業者一般旅客運 送の認可を受けた事業者、特定の事業者にならざるを得ないと考えている。

中尾)1便当たりの乗車人数が2名を割ると便数が減る?井上)  どの区間についても2人の乗車密度があることが一定の条件とさせていただきたい。

市長)平均乗車密度が減ってきた場合は補助事業で行っているので、仮に2人を満たないと言うことで運行しなくなった場合でも、赤字補填を行うという意味で三木市の補助経費というのは影響は出ない。部長答弁を訂正させて頂きたい。みっきいバスと同じやり方空けてみないと分からない。

井上)バス事業所の自主運行による赤字補填を計画している。補助金の交付要綱にしたがって予算に上げていきたいと思う。中尾)25年度当初予算にはのっていない。

市長)バス事業所に対しての補助金については、実績が固まらないと出来ない3月31日)確定でそこから補助金の交付申請が4月5月に行われ、市長として交付決定を行う。

板東議員の質問に対しての市長答弁)

市長)わけの分からん積算根拠を言われましたけど、我々としては新たな未知の世界に勇気をもって前向きにチャレンジしており、それを否定的な意見ばかり。皆さんそういうことで何が我々の政策に対してネガティブな向で言われますが、じゃあどうすればいいのか。

議員として議会としても堂々と政策を我々に提案して頂ければいいと思いますし、今この段にあってあと半年後に運行する段になって今言われる問題ではないでしょ。もう我々はこれを前提として住民に説明している。

それを進めようとしていますので、今これを言われるというのはかえって住民生活に、住民の方々に混乱が生じる。そういったこともご懸念いただいて発言をしていただきたい。


三木市が年間\2億5千万円!22台バス購入!!現在のところ神姫バス

2013年03月24日 | 公共交通

3月19日、総務建設常任委員会で統合病院直通バスに関して所管事項で説明がありました。

運行開始:25年10月

必要性その1:高齢化社会における通院手段の確保

(高齢者をはじめとした全ての市民の健康と生命を守る砦となる統合病院への直通バスを運行させることで、市民福祉の向上を図るものです。)

必要性その2:統合病院の経営安定化

(統合病院の経営安定化の為には、利用者の確保が第一です。統合病院の利用者が増えることは経営の安定化につながり、ひいては市の財政負担の軽減に繋がります。)

運行経費の根拠と財源(財源については後日ブログお知らせします。)

運行経費年間¥2億5000万円

内訳:人件費・435万円、減価償却費・320万円、その他経費385万円、→計1140万円

×22台¥2億5000万円

 

計画の推移

H21年11月 5ルート、車輌9台、運行経費¥1億円、バス1台単価¥1110万円

H24年9月  7ルート、車輌18台、運行経費¥2億円、バス1台単価¥1110万円

H25年3月  9ルート、車輌22台、運行経費¥2.5億円、バス1台単価¥1140万円

直通バスが神戸電鉄へ及ぼす影響

①鉄道の特徴は、駅と駅を結ぶ都市間等において、大量に労働者や学生を運ぶことが出来る ことです。鉄道は、鉄道の駅まで自転車、バイク、あるいは、自家用車やバスなどを容易に利用できる健常者が利用しやすい交通手段です。

②一方、統合病院の利用者は、高齢者や病気の方、すなわち、自家用車の運転が困難な方、 乗り換えもままならない方が多い。そのような方に配慮し、移動による負担を軽減するため、福祉の視点から直通バスを運行することとしました。

③このように直通バスの運行は、統合病院に通院する方のうち鉄道による移動が困難な方を救済する福祉施策として実施するものであることから、神戸電鉄への影響は少ないものと考えます。

運行開始後における「見直し」の考え方(一部抜粋)

①運行開始後3ヶ月の状況を検証、ルートやダイヤについて26年4月から見直して運行。

②31年度には直通バス車輌の原価償却費が終了しており、¥7千万円減の¥1億8000万円になる見込み。

③見直しの結果不要となったバスは他のコミュニティバスに振り替えて活用する。

補助金の支出方法

みっきぃバスト同様、「三木市各種事業等補助金交付手続規程」や国や県のバス事業への補助要項を基に、収支が確定した上で事業者から提出される交付申請に対し交付決定をした後に補助金を支払います。

 

以上が説明の内容です。(一部抜粋、割愛しています。それについては、後日掲載させて頂きます。又、委員会でのテープ起こしも現在行っているところですので近日中に公開したいと思います。)

そこで問題は、議会に議案として出されないまま10月にバスの運行が始まることです。

議案として出さないと言うことは予算(債務負担行為)も今年度は計上しません。

債務負担行為については→http://www.hi-ho.ne.jp/cgi-bin/user/tomita/index.cgi?%BA%C4%CC%B3%C9%E9%C3%B4%B9%D4%B0%D9

減価償却費が補助金に含まれていますので、バス22台の購入も実質的には三木市が行うと考えてもいいかと思います。

ですので、不要となった場合は他のコミュニティバスに振り替えるとしているようです。

年間の赤字補助が¥2億5000万円!!(市民一人、約¥3000円負担

他の公共交通に支出している費用を足すと¥5億2000万円!!(市民一人、約¥6500円の負担、4人家族の場合では約¥26000円

これだけの支出を伴うにも関わらず補助金の性質上、来年度の実績報告に合わせ支出するので26年度予算として計上すると説明がありました。

巨額な税金をしようして、25年10月にバスを走行させるのに議会での議決は走行開始6ヶ月後。

三木市は、神姫バスとの契約はしないと言っているのですが、もしそうだとすると企業側として株主等に説明がつくのでしょうか。

 

 

 

 

 


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