6月議会が本日(22日)で終了しました。
提出された請願中
請願第3号 上ノ丸幼稚園の耐震化に関する請願➡採択(全会一致)
請願第4号 市立三木幼稚園の存続延長に関する請願➡継続審査
請願第5号 三木市長主催の幹部慰労会2次会に係る100条委員会の 設置についての請願➡採択
5号に賛成:初田、草間、吉田:藤本、中尾:大眉、板東:内藤、 松原:古田:岸本:大西(各議員)
5号に反対:加岳井、堀、泉(各議員)
と言う結果になりました。採択された請願を提出された皆様、
お疲れ様でした。
また、継続審査になった関係者の皆様、誠に残念ではありますが、我々も引き続き取組んで参りますので、共に頑張りたいと思います。
下記は、請願第3号及び請願第5号に対する賛成討論を行いましたので、私の原稿を参考に掲載しています。
請願第3号 上ノ丸保育所の耐震化に関する請願
及び、
請願第5号 三木市長主催の幹部慰労会2次会に係る100条委員会の設置についての請願について賛成討論を行います。
始めに、請願第3号 上ノ丸保育所の耐震化に関する請願についてです。
上ノ丸保育所については、耐震基準を満たしていないことから、予てより保護者の皆様や議員からも耐震化をするように強く要望がありました。
しかしながら、教育委員会は耐震化するために1m以上の掘削をしなければならず、敷地が国指定の文化財に指定されていることから、耐震化は出来ないの一点張りでした。
ところが、耐震化を実現する為、1670名もの有志の署名も募られ、保護者自らが民間の設計事務所お願いされ耐震診断をされています。
その結果、地盤を掘削しなくても出来る事が明らかになりました。
先日開催された、総務環境常任委員会では保護者の皆さんが趣旨説明に訪れられ、署名して頂いた皆さんの賛同理由として、「子ども達の命を守ることが最優先」で、その命を守れるかどうかは、議会の判断にかかっていると涙ながらに訴えられています。
委員からも教育委員会としては、大きな地震が来れば倒壊すると言う認識がありながら、保護者がそれを見過ごすのは耐えがたいものがある。出来る範囲の協力をした上で、結果をお伝えするべきである。との意見もあったと聞いています。
是非、議員各位には「守るべき子ども達の命」を最優先でお考え頂き賛同をお願い申し上げたいと思います。
次は、請願第5号 三木市長主催の幹部慰労会2次会に係る100条委員会の設置についての請願についてであります。
三木市長主催の幹部慰労会問題については、市長や副市長の減給、教育長や関係部長の処分について職員倫理審査会、職員賞罰審査会が設置され、結論を得ましたが、この度、薮本前市長の辞職によりそれらの証言が「嘘」だったことが明らかになりました。
この度の、市長辞職のあいさつの中で、「この度真相を全て明らかにし、そのことにより「疑い」が無くなると共に、市長が辞任する以上は、市長等倫理審査会を開催する必要はなくなる」と言われています。
しかし、第3者による検証は全く行われていません。
請願では、三木市の将来を担う子ども達を指導する立ち場にある人間が、組織ぐるみで「嘘」をつくことにより、「議会での質疑応答や議決」についても信憑性を欠き、二元代表制そもそもの大前提が崩れていると苦言を呈されています。
議会でも度重なる虚偽証言を市長筆頭に行ったことは、明らかに市民に対する冒涜以外のなにものでもないと思います。
以上から私は、議会の権限を最大限活用した対応が必要だと考えます。
よって、請願第5号 三木市長主催の幹部慰労会2次会に係る100条委員会の設置についての請願に対して議員各位にご賛同賜りますようお願い申し上げます。
尚、設置についてでありますが、
6月25日から1週間市長選挙が繰り広げられます。
そこで、新市長当選の際、所信表明の場として、臨時議会の招集を新市長にお願いしたその議会で、100条委員会設置議案を付議し、速やかに市民の期待に答え、真相究明に共に努めて頂けますよう、重ねてお願い申し上げ、討論を終わりたいと思います。