下記は、本会議の一般質問で中尾議員の問いに対する市長の答弁です。
下記のQ&Aは、市長の思いですが、方針が示されてから今まで市民を振り回しているだけで
一向に議論は進展していません。
それは、議論するに足りる説得力ある説明が出来ない状況で見切り発車してしまったからです。
計画を進めようとする者に驕りや当事者意識が欠如していたり市民を甘く見すぎていたのかも知れません。
また、総合教育会議それぞれの委員の意識も、市民との距離が開きすぎているのかも知れません。
Q:学校の統廃合(再編)について、市長の考える適正規模の考え方について
A:学校は集団の中で子ども達が多様な考え方に触れ認め合い協力し合い切磋すること
を通じて力を伸ばしていく場であり、それが、学校本来の姿であると考えています。
また、学校は少子化が進み地域の子ども達の交流の場が減少した現在、社会性や人
間性を身に付ける貴重な場でもあります。
しかしながら、市内に於いても12月1日の志染地区の説明会に於いても、就学前の
保護者から人数が少ない為、住民票を移しても転校を考えているとの発言がありました。
また、星陽中学校では星陽中学校区に住んでいる生徒の内約16%が市外の中学校に
通っていると言う現状もあります。
私見)上記の発言もありましたが、相反する意見もありました。
何故、三木市の方向性に有利な意見しか紹介されないのでしょうか。
市長発言の続き)
子ども達の成長を考えるとき、異なった年齢、異年齢による交流を異学年集団とし
て学校で形成しより良い教育環境を作るには、
小中一貫校や義務教育学校に於いて1年生から9年生までの切れ目の無い集団を形成
し、各学年2学級以上が望ましいと言う総合教育会議に於いて確認されたところです。
私見)あくまでも会議の総意であったと強調されたいのでしょう。
市長発言の続き)
地域の大切な拠点である学校が無くなるのは困ると言う意見もありますが、マイナ
スイメージだけでとらえるのではなく、子ども達や保護者そして地域の皆様にとって
誇りとなり大きな魅力となる新たな学校をつくる事は、むしろ子育ての場を求めて
農村地域に若者が帰ってくる契機となり、新たな交流を生み地域の活性化に繋がる
ものと思います。
私見)マイナスイメージだけで・・・ → 以前の市長と同様の発言に驚き。
私見)農村地域の学校が廃校になっても統合先で魅力ある学校をつくると
子育て世代の若者が農村地域に帰って来ると力説されています。
市長発言の続き)
加えて、地理的な条件や地域性にも配慮しながら学校再編を進めることが大切だと
考えています。
再編をプラスととらえ、親世代が三木市に戻ってくるような魅力ある学校づくりに
向けて引き続き、総合教育会議で検討を続けて参ります。
私見)総合教育会議だけではなく、地域部会や学校再編検討委員会を経て検討されていきますが、
総合教育会議で議長を務める市長の思う方向性に向かうのでしょうか。
総合教育会議の委員は、西本教育長と4人の教育委員さんですが、市長と西本教育長の方向性は同じ
ですので、4人の教育委員さんの考えだけで大きく左右されてしまいます。
権力に影響されることなく、4人の教育委員さんには議論を尽くして頂きたいと考えます。
後ほど、私の本会議のやりとりをご紹介出来ればと思います。