三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

学校再編について 三木市答弁 ver2

2018年12月14日 | 議会

つづき

次は、6月の学校再編検討会議で、西本教育長が言い出した「細川と吉川の中間点に新しい学校を建てる」  発言。市長もそれに賛同。

 

この度の本会議で議論をしましたが・・・。

 

つづく

 

下は、6月に開催された総合教育会議の要旨の一部を掲載しています。

平成 30 6 27

(仲田市長)  

確かに、最初の段階 で各学年2学級以上を確保するという前提であったのでそういう意味では、星陽中星陽中は吉川中吉川中との 統合が望ましい  。  

早期に義務教育学校へ移行 という点について、事務局の意見はあるか。

 

(生田学校教育課長)  

星陽中を吉川中と統合しても、依然として小規模であるため、子どもたちのことを考えると、横ではなく縦の連携を 進める必要がある。そういう意味では、小中一貫校又は義務教育学校ということも十分考えなければならない。  

 

  

(西本教育長 )  

早い段階で義務教育学校へ移行するという点については、例えば、吉川中校区と星陽中校区の中間点で「新しい学校を建てる」ということも考えられる。そうなれば、地域の意見も、考え 方も 変わってくる可能性があるため、時間をかけて議論を行わなければならない  。  

 

 

(仲田市長 )  

 仮に、「今の吉川中の場所ではなく、口吉川に学校を置く」ということになれば、 豊地小校区 の方の意見も変わってくるであろう。そういったことも踏まえて、しっかりと今後の議論を重ねていくべきである。  

 

 

  

(仲田市長)  

 確かに、保護者の立場では、いつできるという目途 が立っていない状態にもかかわらず、細川の西村などから吉川中へ通わせるのかという議論は出てくると想定されるされる。

 有識者会議や地域部会で意見は聞くが、例えば、中間地点である口吉川辺り での学校 学校建設もあり得るとした方が、議論がしやすいと思う。

 
 


学校再編について 三木市答弁

2018年12月14日 | 議会

昨日に引き続き、

学校再編について、私の質問に対しての答弁です。

順次アップして参りたいと思います。

 


 

Q:各関係者への説明会や意見交換会で得た課題や問題点について

A:以下、奥村教育振興部長


①再編の進め方が早すぎると言う事
②統合前の準備期間の確保と子どもの心のケアが必要であること
③通学に対して不安があること
④検討する際の情報が少なすぎること
等がありました。


私見)進め方が早すぎる事は事前に分かっていたはずです。以前の議会でも指摘しています。

   慎重さに欠けるのかも知れません。子どもを中心に据えると言葉だけで、

   思考的には、役所が中心だと言う「お役所仕事」

   の驕りが混乱を招いているように思います。

    



Q:中学校の統廃合について三木市の方向性について 


A:喫緊の課題である中学校の統廃合につきましては、総合教育会議において学校再編
検討会議の提言でもありました通り、スピード感を持って進めることを確認しています。


しかしながら、総合教育会議や保護者説明会におきましても統合の方針が示された
後に、子どもや保護者、学校が確りと準備する機関が必要であるとの要望も

あることから統合先や再編の時期については、地域や保護者の方のご意見を

大切にしながら検討を進めて参ります。


私見)総合教育会議において・・・。学校再編検討会議の提言でもありました通り・・・。

   意見や議論を幾多の会議に諮ることによって、多くの市民には結果として

   何処で、誰がどの様な議論を行い、誰が決定したのか分からなくなってしまいます。

   →マネーロンダリング(資金洗浄)のように責任の所在を転嫁してるように見えます。

    これらの会議(手法)は、運用する側の考え方ひとつで

    有効に作用する事もあると思いますが・・・・。 

 

       

 



Q:小学校の統廃合について三木市の方向性


喫緊の中学校区の小学校においても小規模化が進んでおり、喫緊の課題と認識して
います。しかしながら子どもの成長の違いの度合いや地域コミュニティとの関係から、

小学校と中学校は再編の速さを分けて考える事。


また志染小や口吉川小、豊地小については、中学校の再編の動向を見極める必要が
有る為、まずは、喫緊の中学校を再編する方針としています。


吉川の4小学校につきましては、統合の方向性で確認しましたが、今後も引き続き
集約する学校や通学する方法についても説明を行い、

意見交換を継続しながら進めて行くこととなります。


私見)小中で再編の速さを分けて考えたとしても、将来的に小中一貫校や義務教育学校

   を目指している市としては、流れとしては中学校が統合した先の小学校との統合に

   なります。三木市が進めていくのは統合ですので、再編のスピードが違うだけです。

   これらの、言葉のマジックに惑わされていると、気が付いた時には取り返しのつかない

   状況になりかねません。

   これだけ、異論が出されている三木市の方向性については、小手先の見直しでは無く

   そもそもを仕切り直す必要があると思います。


   吉川においては統合の方向で確認した。→

   町民の皆様にはご理解、賛同を頂いたのでしょうか?

   現在の三木市の方向性では、みなぎ台小学校に再編された後は、

   小中一貫校や義務教育学校へ更に再編される事になるかと思いますので、

   みなぎ台小から再び再編の為に移動となる可能性もあるかと思いますが、

   そのあたりはクリアーされているのか確認をしてみたいと思います。


   

 



Q:三木市が学校再編で示す具体的な校区割について


A:次回の総合教育会議において、具体的な学校名をあげながら、将来的な校区につい
ての議論をするつもりです。


いずれにしましても、地域のご意見をお聞きしていくほか喫緊の課題と比べ学校再
編の全体像につきましては少し時間をかけて進めて行くこととしています。

 



Q:学校再編担当職員の組織体制について


A:現在は、学校教育課を中心に教育委員会各課のバックアップはじめ市の総合政策、
都市政策関係課とも連携し学校再編に係る業務を行っています。


専任者としては学校教育課に1名配置しています。
今後は、喫緊の課題に係る再編についてより具体的な取り組みが必要となるに従い
まして、三木市全体の学校再編の検討に向けて更に皆様のご意見をお伺いする必要性が

あることから、事務量・作業量が増大することが予想されます。

関係各課が連携し企画立案や意見の聞き取り、諸問題への対応を組
織的に行う必要があると認識しています。
今後、どのような体制が良いか検討して参ります。

 

私見)三木市の教育環境が大きく変わる再編計画の専属職員がたったの1名と言うのが

   再編に対する三木市の姿勢です。説得力に欠ける資料や進行に対する詰めの甘さ等

   子ども達を中心に据えて考えるならこの様な姿勢はとれないと思います。

   

 


Q:今後のスケジュールについて


A:実施方針や実施計画は地域との意見交換や学校再編検討会議、総合教育会議等を通
じて策定して参りますが、これまでに地域や保護者の皆様から様々な

ご意見をお聞きしておりますので、今後一定の見直しは必要と考えています。
見直しのスケジュールが決まり次第出来るだけ早く皆様にお知らせしたいと思いま
す。


つづく


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