三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

学校再編 三木市答弁 ver5

2018年12月22日 | 議会

議会答弁 以下 つづきです。


Q:議論を尽くして頂く必要がありますし、情報についても説得力のある情報、先程から何度も言いますが説得力のある情報を出して頂きたいと思います。

先程、吉川と星陽の中間地点で新たな学校を建てたらと言う案もあったのは仮にと言う話でした。

そういうふうな所で仮にと言うことで出したとしても2人の長が発言されているので非常に重いものですから発した言葉については、それぞれの委員会なり、検討部会なりに出して頂く必要があったのかなと思います。

ですので、統廃合についても当然地域の皆さんの意見が最優先されると思いますが、そう言うご意見を聞きながら進めていって頂きたいと思いますし、コスト的なところどうなるのと言う、前の議員の質問でもあったと思いますけれども、コスト的なところも説明が出来るようにされてもいいんじゃないかと思っていますコスト的なところから話をすると、以前の中学校は統廃合するけれども小学校はしないとした時の資料では参考としてですが、コスト的なところで、運営管理費についてはという資料が出されているんです。

あくまでも参考ですから、三木市にあうかどうか分かりませんけれども、50人規模の学校と400人規模の学校コストの比較、教職員人件費を含む全ての管理運営経費と言うことで出されていて、これが、運営管理経費にすると50人程度の学校が1,4億円、それが400人程度の学校にすると3,7億円程度になるという。児童生徒一人当たりで検討すると400人規模の学校のコストが75万円、50人規模の学校になると一人当たり280万円になるんだという資料が示されています。


私見)前教育長の時の資料には、参考資料としてコストも示されていました。がこの度の資料には掲載されていません。説得力に欠ける一つです。


これはあくまでも参考ですが、こういうところの数字の一つ一つに対しましても、市民の皆さんに分かりやすく説明して頂きたいなあと思います。それはお願いしておきます。

 

あと先程、市長からお答え頂きましたのでちょっとお尋ねしたいんですけれども、昨日、地域の学校が無くなると困ると言う意見がありますが、マイナスイメージだけでとらえるのでなく、農村地域に子ども達が帰って来る取り組みというような事を仰っていましたが、具体的にはどの様な事をお考えなんですか。

 

 

A:(仲田市長)これは学校再編と別の問題としまして、以前から良い学校をつくるのは非常に大事な事だと思っていると言うことは私が市長に就任する前からお話をさせて頂いているところでありまして、現状で学校数・生徒数が少ないが故に例えば地域の、それだけが理由でないかも知れませんが、地域外の学校に替わっている生徒さんもいらっしゃいます。

また、9月の議会でもお話させて頂きましたけれども、ある口吉川の方のお話をさせて頂きますと、仮に口吉川で学校が無くなったとすれば、口吉川から学校が無くなったら、口吉川に帰って来るかと娘さんに聞かれたお父さんがいます。

その娘さんは学校が無くなろうが帰ってきますと。しかしながら、ある程度子どもの教育の事を考えると、1クラス、1桁のクラスの学校では困ると言うよな声もあります。

ある程度、一定の集団規模をつくる。そして、教育委員会のほうでされていることでありますが、良い先生、良い教師、そうする事によって例えばお子さんが学校へ入る時に、やっぱり三木に戻って学校に通わせたい。そう思えるような学校を教育委員会を中心に作って頂くということは非常に大事な事だと思っています。

そして、ある一定の集団で良い学校をつくる事によって、子どもが帰って来ることによって、一番地域の活性化につながるのではないかと言う思いで、これまで発言させて頂いております。


私見)良い先生、良い学校をつくる事については私も同じですが、ここでの私の質問は農村地域に子ども達が帰って来る取り組みというような事を仰っていましたが、具体的にはどの様な事か?を問うています。

 

 

 

Q:私も全く同じ意見です。

学校は非常に大事なものでありますし、良い先生、良い学校にしていくのは非常に大切なことだと思うんですけれども、それを農村地域に設置したとすると、農村地域には子ども達が帰ってくるという事になるかも知れませんが、今進んでいる方向性としては、志染で言うと志染中学校がどこかと。今の三木市の方向性から言うと志染中学校が言った先に志染小もそこへと言う話になると志染中学校区には学校が無くなる。学校が無くなるとすると、外へ出て行った人達が、若い人達が学校が無くなった地域に戻ってくるのかと言うこと一つ、

もう一つは、充実した学校があるところに帰って来る若者たちが沢山いるということで、そっちの学校区については非常に子ども達も人も集まって来るかも知れないけれども、他方では疲弊した地域になるのではないのかなと思ったので、この農村地域に子ども達が帰ってくると言うことが、どういう事かなと思ったんですけれども、それで子ども達が帰って来るんでしょうか。農村地域に。今の方向性からすると。

 

A:(仲田市長)議員ご指摘の志染中が緑、自由校区という話が出ております。それについては11月の総合教育会議で私、座長を務めさせて頂きましたけれども、一定の方向性を出させて頂きました。

それは今後、地域部会で色んな意見が出ると思いますが、地域にお任せしたいと思いますが、少しご理解頂きたいのが、仮にですね、これは仮にです。一緒になったらというお話だと思いますが、私は、地域にもよりますし、学校間の距離にもよります。学校の距離全てがそういう訳でありませんけれども、ある程度近い距離で通えるところでありましたら、私は、良い学校が本当に出来れば通われる方もおられると思っています。


私見)学校の距離が少し遠くなっても良い学校をつくれば地元へ戻り、その学校へ通う人も出てくると。その学校へ通う為に、学校の近くに引っ越す方もいらっしゃるでしょう。私には、地域間で格差を設けているようにしか思えません。公共を司る立場として、私は本来であれば格差を助長する事をしてはならず。市民に混乱を招かず、慎重に進めなければならないと考えます。

市長は、農村地域に子ども達が帰って来る取り組みというような事をと学校再編で仰っていますが、残念ながらその点について明確な答えはありませんでした。

 

 

以下は、この度の議会で私が質問の最後に市長に発言したものです。


このところについては意見が平行線かなと思います。

良い学校は僕も大事ですし、良い学校にしてほしいと思います。今言ったように地域の成り立ちから考えると、今言っているのは小学校なんですが、小学校のことについて考えると公共としてはそれをするべきではないのかなと。

公共としてするべきところは、地域の学校を、地域のあり方そのものを地域の人と共に協議しながら、より良いものにしていくのが、僕は公共の役目ではないかと思いますので、そのことは、ここで申し上げたいと思います。


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