宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

酒米サポーターズクラブの稲刈りが行われました。

2024年10月02日 16時21分34秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 気仙沼市廿一地区では、清流「蔵の華」廿一会(会長:熊谷公兵氏、会員12人)が、酒米「蔵の華」を約7ha栽培し、気仙沼市内の蔵元2社(株式会社男山本店、株式会社角星)に供給しています。

 9月28日に、同地区のほ場を会場として、酒米サポーターズクラブ(事務局:気仙沼市産業部農林課)主催の稲刈りが行われました。廿一会の会員や蔵元などに加え、一般の参加も得られ、約40人で、稲刈り鎌による刈り取り、稲わらの結束、はせがけを実践しました。

 当日は、好天に恵まれましたが、数日前に降った雨の影響でぬかるんだところもあり、参加者は足元を取られながらも、中山間地域に広がる棚田や山並みなどの風光明媚な景色も楽しみながら、順調に刈り取りを進めました。

 両蔵元の共通ブランド銘柄である「福宿(ふくやどり)」は、全量が気仙沼市産の「蔵の華」によるもので、酒販店とも連携して市内限定で販売されるなど、関係機関が一体となった地産地消の取組となっています。

 気仙沼市産酒米による新酒は、令和7年2月頃に完成予定ですので、是非御期待ください。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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「港町玄米」の収穫が始まりました

2024年10月02日 16時10分13秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 気仙沼農業改良普及センター管内では、令和5年度に玄米食専用品種「金のいぶき」の生産者6人と関係機関等で構成する「気仙沼金のいぶき協議会」が設立されています。生産者は、貝殻を使った土づくりやプラスチックコーティング肥料の不使用などの基準に基づいて栽培しており、関係者が一体となってブランド化に取り組んでいます。

 令和6年産「金のいぶき」の生育は順調であり、令和6年10月2日、生産者の先陣を切って株式会社サンフレッシュ小泉農園で刈取作業が行われ、晴れ渡る晴天のもと、2台のコンバインが忙しく動いていました。

 収穫された気仙沼産「金のいぶき」は、今後、「港町玄米」というブランドで道の駅や直売所で販売される予定となっています。

 普及センターでは、今後も「金のいぶき」のブランド化を支援していきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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