12月14日に第3回宮城県米づくり推進栗原地方本部員会議を開催しました。地方本部員会議には,栗原市,栗原市農業委員会,栗っこ農業協同組合及び栗原農業共済組合の代表並びに北部地方振興事務所栗原地域事務所,栗原農業改良普及センターの関係職員が出席しました。
地方本部員会議では,はじめに小島地方本部長から「異常気象で大変な年であったが,品質は県内では高い方で,今後も売れる米づくりを進めたい。」旨のあいさつがあり,続いて,普及センターから平成22年産水稲の作柄や品質の要因解析等を中心に説明がありました。
議題の「関係機関の取組状況と今後の推進方向等について」では,関係機関・団体から,「防災無線は今後も積極活用」,「食品の安全に向けて責任ある取組必要」,「環境保全米は7割目標」,「春先は心配されたが今年度の水稲共済は被害最小」,「農地の利用集積や地元食材の利用を推進」,「用水不足は放流量調整や番水制等で対応」,「平成23年2月1日から荒砥沢ダムの貯水開始」,「荒砥沢ダム代替調整池の運用開始は平成24年4月1日予定」等の報告がありました。
最後に「平成23年度栗原地方の稲作基本方針」(重点推進事項:(1)品質向上・コスト縮減を目指した気象変動に強い栗原米づくり,(2)環境とニーズを意識した,消費者に信頼される栗原米づくり,(3)多彩な品揃えによる栗原米の販売力強化)を決定し閉会しました。
<連絡先>
宮城県北部地方振興事務所栗原地域事務所農業振興部 地域調整班 TEL:0228-22-2268 FAX:0228-22-5795