宮城米の新たな需要についての提案と米の消費拡大を目的に,こめ加工(米パン)研修会を開催しました。対象は,管内の直売所の会員や市,JA,NOSAI等の関係機関・団体の担当者とし,平成23年1月6日(午前,午後),7日(午後)の両日に実施しました。研修会には,6日が40名(午前13名,午後27名)7日は11名の参加がありました。研修会では,三洋電機(株)が開発した,米からパンを焼くホームベーカリー「GOPAN」のデモンストレーションと,米パンの試食及び質疑応答を行いました。
また,「GOPAN」のデモンストレーションに先立ち,研修会開催の趣旨や,合わせて食料自給率向上の必要性と自給率向上のために宮城県が実施している運動についても説明を行いました。
米パンの材料には,ひとめぼれ,ササニシキ,ミルキークィーンの3品種を使用しましたが,品種によりパンの食感がことなること等が実感できました。
参加者は,市販と同等のパンが焼き上げられることに驚いた様子でした。一方で,「家族4人で使用するなら,1度に2斤のパンが焼きあげたい」や,「機能を絞って,より安価になれば購入したい」等の要望も寄せられました。
GOPANのデモンストレーション
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-5795・6144