宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

(お知らせ)営農生活相談所及び営農早期再開支援センターを開設しています

2011年04月18日 14時53分20秒 | その他
(事務局より)
 3月11日に発生した東日本大震災により,お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りすると共に,被災された皆様へ,心からお見舞い申し上げます。
 この度の震災により本県は多大な被害を受け,特に,沿岸部では津波により人的及び農業基盤において甚大な被害を受けました。
 普及センターにおいても津波により2か所が被災し,これまで,被災状況の把握と対策にあたってきたため,皆様へのご連絡が遅くなり大変申し訳ありませんでした。
 これから宮城の農業が元気に復興できるよう,普及センター職員が一丸となって,被災農業者の支援を行ってまいりますので,今後ともよろしくお願いいたします。

(農業者の皆様へ)
 営農及び生活についての相談をはじめ,早期の営農再開に向けて,各普及センター等に営農生活相談所及び早期営農再開支援センターを開設しましたので,ご案内いたします。

○営農生活相談所・早期営農再開支援センターについてはこちら
 http://www.pref.miyagi.jp/nosin/

○東日本大震災に関する農業技術情報について
 http://www.pref.miyagi.jp/noenkan/nousansyokuryou/taiheiyougijyututaisaku.html

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若手農業者が東北地方太平洋沖地震被災地を支援

2011年04月18日 14時20分26秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援
市内若手農業者のグループ「登米市4Hクラブ」(会員18人)では,東北地方太平洋沖地震の被災者支援のため,平成23年4月8日に南三陸町の避難所の一つである志津川小学校で,登米市郷土料理の「はっと汁」の炊き出し支援を行いました。
 3月11日の地震ではクラブ員も被害を受け,それぞれの経営の復旧に励んできましたが,その間に沿岸部の被災状況を知り,自分たちにできることを考えるようになりました。その中で,以前の活動で登米市迫町森地区の「汁ばっと(はっと汁)」の作り方を伝授されていたこと,野菜が手元にあること,何より日頃の活動で培った行動力があることなどから,自分たちの強みを活かせる「避難所での炊き出し支援」を行うこととしました。
 南三陸町から活動場所として紹介された志津川小学校には400名程度の住民が避難しているため,前日のうちに野菜類を刻み,「はっと」をゆであげるところまで準備し,当日は具材を鍋に入れて調理することとしました。
 前日夜中の余震で急遽参加できなくなったクラブ員もいましたが,当日はクラブ員の兄弟や友人等も含めて12名で炊き出しをすることができました。「はっと汁」を食べた住民の方々からは,「汁物は体が温まっていい」,「野菜がたくさん入っていてうれしい」などの感謝の言葉をいただきました。
 クラブ員たちは,今回の炊き出し支援活動の結果に自信を深め,今後も機会を見つけて支援を続けていきたいとのことでした。
 当普及センターでは,今後も登米市4Hクラブの活動を支援していきます。


〈連絡先〉
 宮城県登米農業改良普及センター
  〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
   電話:0220-22-8603  FAX:0220-22-7522 
E-mail:tmnokai@pref.miyagi.jp

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みやぎ農業未来塾「先進農業視察研修」を開催しました。

2011年04月18日 13時57分44秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 市内若手農業者に対する支援としてみやぎ農業未来塾「先進農業視察研修」を3月9日に開催し,新規就農者及び農業法人就農者、農業研修生ら13名が参加しました。 先進農業視察研修は若手農業者を対象に,農業経営の参考とするために,就農1年目~5年目までの新規就農者及び就農希望者を対象に毎年開催しております。今回は,野菜の導入と,こだわりの野菜栽培加工や飲食経営まで取り組む先進経営を学んできました。
 最初に視察した大崎市の株式会社デリシャスファームでは,常務取締役の今野栄子氏よりデリシャスとまとの栽培の概要,味にこだわる徹底した栽培管理により,トマトに付加価値を付けて販売する為の加工へ取り組み。更には飲食店経営に至った経緯について話していただきました。昼食は農場併設のデリシャスカフェにてトマト料理メニューをいただきました。
次に訪問した美里町の若手農業者で,美里町4Hクラブ会長の桜井祐大氏が運営する,水稲と転作を核とした両親の経営に,自らが就農した時に新規に野菜部門を取り入れた経営について話してもらいました。ミニトマト,葉菜類に加えて,冬場の収入源としてのアスパラ栽培についての取り組みを話していただきました。
 参加者は,それぞれ自分の経営をイメージしながら話に聞き入っていました。

〈連絡先〉
宮城県登米農業改良普及センター
〒987-0511
 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603
FAX:0220-22-7522 
 E-mail:tmnokai@pref.miyagi.jp

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