宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

根白石果樹生産組合りんご現地検討会

2013年08月06日 13時16分31秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 仙台市泉区のりんご生産者11名で構成される根白石果樹生産組合が毎年夏に実施している現地検討会が7月30日に開催されました。
 当日は9名の参加があり,普及センター職員を講師に参加者のほ場を全員で巡回しながら各々の夏期管理の状況や病害虫の発生状況の確認を行いました。
 今年は4月下旬から5月上旬にかけての低温や5月の少雨の影響で生育の遅れが心配されましたが,果実肥大はほぼ平年並みとなっており,このところの長雨の影響で斑点落葉病の発生が若干多いものの,褐斑病やハダニ類などの特に問題となる病害虫の発生もなく,着果量も平年並み程度となっているため,現段階ではほぼ平年作が期待されます。
 普及センターからは

・今後の管理について
・気象予想と病害虫の発生予想について

等の指導を行いました。
 普及センターでは今後も根白石果樹生産組合の技術向上を支援していきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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野菜・花きの害虫防除研修会

2013年08月06日 11時56分27秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成25年7月24日に仙台市農業園芸センターにおいて,野菜・花きの害虫防除研修会~オオタバコガ,コナジラミ類,アザミウマ類を知り,効率的に防除しよう!~を開催しました。
 今回の研修会は,農業・園芸総合研究所の増田総括研究員を講師に招き,近年野菜や花きの害虫被害が日常化しているオオタバコガ,コナジラミ類,アザミウマ類の生態を知り,効率的に防除を行い,被害を最小限に食い止めることを目的に開催したものです。
  オオタバコガは年間に数回の被害が出ており,9月以降は必ずいると思った方が良いこと,アザミウマ類やコナジラミ類は,ウイルスや病気を媒介することがあるので注意が必要なことなどの話しをいただきました。また,温暖化が進んでいるらしく,西南暖地にいる虫が農園研で確認されているため,今後新たな害虫発生の懸念があることも話していただきました。
 参加者からは多くの質問があり,大変関心が高い様子でした。
 今後も各種研修会を通して,園芸関係の生産振興を支援していきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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第19回仙南地域和牛共進会が開催される

2013年08月06日 10時16分26秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

  去る平成25年7月24日に仙南地域の和牛振興と宮城県総合畜産共進会の選考会を兼ねた第19回仙南地域和牛共進会が全農宮城県本部仙南畜産事業所特設会場(大河原町金ヶ瀬)において開催されました。仙南地域2市7町から厳しい審査を経て選び抜かれた44頭の黒毛和牛(若雌牛・経産牛)が改良の成果を競い合いました。月齢に応じた発育と体形,栄養バランスの取れた雌らしさを備えた牛の出品が多く,生産農家の改良と飼養管理技術の向上等の努力の跡が伺えました。審査結果については以下のとおりとなりました。普及センターでは,4年後の宮城全共に向けて今後も改良への取り組みを支援していきます。

■名 誉 賞  (第1区 若雌牛 14ヶ月以上17ヶ月未満) 

         丸森町 荒 輝彦氏

         (第4区 経産牛 高等登録群) 

         丸森町 一ノ木戸 保氏

■大会長賞(第3区 経産牛) 

         丸森町 目黒 俊成氏

        (第2区 若雌牛)丸森町 荒 輝彦氏

 

〈連絡先〉  大河原農業改良普及センター  先進技術第1班  TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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仙南若手農業者集団AKOGARE-navi 若手農家見学&BBQツアー開催される

2013年08月06日 08時38分12秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

大河原農業改良普及センター管内に,平成23年7月仙南地域の若手農業者が互いに研鑽するとともに,消費者に向けて農業情報を発信をするため「仙南若手農業者集団AKOGARE-navi(あこがれ-ナビ)」(以下あこがれナビと標記)という緩やかなネットワークが結成されています。7月20日(土)消費者に向けた情報発信のため,「若手農家見学&BBQツアー」が開催されました。
  開催に当たってチラシの作成,Facebookやwebでの告知を行なったところ,大人11名,幼児1名の参加がありました。
 若手農家見学では始めに,メンバーでハーブの栽培と販売を行っている(株)ざおうハーブ平間氏の直売所,栽培ハウスを見学しました。直売所では実際に販売されているハーブ手に取り,香りや味を確認しながら活用方法や栽培のポイント,経営の特徴などの説明を受けました。2ヶ所目は大規模稲作経営と野菜栽培を行っている同じくメンバーの関口氏のお宅を訪問し,米の乾燥施設とコンバイン(稲の収穫機械)の説明を聞きました。このコンバインは今年新たに購入したもので,一千数百万円もするとのコメントに参加者全員が驚いていました。施設の見学後はハウス内でミニトマトの収穫と試食等が行われ,その後,広い作業場を会場に全員でバーベキューを行いました。このバーベキューは材料の豚肉,野菜,おにぎり,ハーブティ等全てがメンバーの農場で生産,飼育されたものでまかなわれました。バーベキューの時間にはメンバーが作成した紹介シートと合わせ,経営内容等の自己紹介を行い,食事を楽しみながら交流が図られました。
  実施後のアンケートでは,「様々な『農』をうかがう事が出来て良かった」。「農家と直接話を聞く機会も無いのでまた参加したい」。「農家さんを身近に感じることが出来て良かった」。等が記載されており,農の情報発信という目的が達成出きたイベントとなりました。
 普及センターでは地域の若い農業者の活動に対し,今後も積極的に支援を行って参ります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班 
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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