仙台市泉区のりんご生産者11名で構成される根白石果樹生産組合が毎年夏に実施している現地検討会が7月30日に開催されました。
当日は9名の参加があり,普及センター職員を講師に参加者のほ場を全員で巡回しながら各々の夏期管理の状況や病害虫の発生状況の確認を行いました。
今年は4月下旬から5月上旬にかけての低温や5月の少雨の影響で生育の遅れが心配されましたが,果実肥大はほぼ平年並みとなっており,このところの長雨の影響で斑点落葉病の発生が若干多いものの,褐斑病やハダニ類などの特に問題となる病害虫の発生もなく,着果量も平年並み程度となっているため,現段階ではほぼ平年作が期待されます。
普及センターからは
・今後の管理について
・気象予想と病害虫の発生予想について
等の指導を行いました。
普及センターでは今後も根白石果樹生産組合の技術向上を支援していきます。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp