8月19日にJA古川管内で,ササニシキ研究会の現地検討会が開催されました。
JA古川ササニシキ研究会では,ササニシキの誕生の地である「古川」で,安定生産が図られるよう100名以上の農業者が会員となり,現地実証ほの設置や新たな資材の検討などの栽培技術向上に取り組んでいます。
当日は,生産者とJA営農指導員,普及センター等が各地区の実証ほを巡回しながら,生育調査結果や肥料試験の状況について意見交換をしました。さらに,普及センターからは稲作技術情報を基に,今後の管理のポイントと適期刈り取りについて説明しました。本年のササニシキの生育は良好であり,高温多照により登熟歩合も高くなると予想され,昨年に引き続き高収量が期待されます。しかし,開花後に高温が続くと心白等による品質低下が懸念されるため,高温対策として水管理の徹底を指導しました。
普及センターでは,引き続きJA等の関係機関と連携し,生産者の技術向上を支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910