宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

美里地区4Hクラブ先進農家視察研修を開催(^O^)

2015年04月30日 17時29分01秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

第1回目となる研修会では,石巻市の㈱アグリ・パレット,㈱やまとファーム石巻,東松島市の矢本いちご生産組合を視察しました。

 震災後に復興園芸団地内で営農を再開した2法人では,最新の大型園芸ハウスでのいちご,きゅうり,トマト栽培や雇用管理について学びました。矢本いちご生産組合では,ハウス内の環境をパソコンでリアルタイムにモニタリングし,環境制御を行う栽培を視察しました。

クラブ員からは,「先進技術を用いた栽培管理がとても勉強になった。」「雇用管理が参考になった」という感想があり,非常によい研修になったと感じました。

クラブ員は,このような研修会を何度か開き,自分達の農業経営に活かしたいと意欲を見せていました。

 

<問い合わせ先>

美里農業改良普及センター 先進技術班

TEL 0229-32-3115

FAX 0229-32-2225


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良質麦づくり研修会

2015年04月30日 17時16分32秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 当普及センターの管内では,転作作物として730haの小麦を栽培しており,追肥の時期を向かえ各JA営農センター主催で現地研修会が開催されています。
 普及センターでは,小麦の生育調査ほの調査結果を参考に適期追肥や除草等の技術情報を発行しており,これらの情報を下に「良質麦づくり研修会」が,4月20日に南郷営農センターから始まりました。当日は,雨天にもかかわらず生産組織の代表者等約10名が集合し,営農センターで小麦栽培の留意点等を聴講したあと,現地ほ場で麦の幼穂長を観察し,追肥の時期が平年より早まることを確認しました。
 田植え等と追肥の時期が重なることもあり,作業が遅れないよう指導しました。
 普及センターでは,今後も良質麦の安定生産に向けて技術指導を継続していきます。

<問い合わせ先>
 宮城県美里農業改良普及センター  先進技術班 
 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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たまねぎの除草機実演会を開催しました

2015年04月30日 17時04分53秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 当普及センターでは,JA加美よつば玉葱部会における機械化栽培体系の導入を支援しています。当部会が生産するたまねぎは,取引業者からの需要は高いものの,生産者の高齢化に伴い,栽培面積と生産量が減少しています。そこでJA加美よつばでは機械化による省力栽培技術の導入・確立による産地の維持・拡大に取り組んでいます。
 平成27年4月21日,加美町の上区城内集落営農組合ほ場において,JA玉葱部会員やJA関係者など参加者約50名を前に,株)キュウホー製の麦用4条除草機を,多目的田植機に装着した除草実演会(普及センターとJA加美よつばが共催)を行いました。昨年は機械除草の精度が劣りましたが,今年は機械化に合わせた畝づくり等の圃場設計を見直したため,うまく除草することができました。参加者からは,「短時間で効率よく除草できる点は良かった。」や「もう少し株が小さい3月頃に追肥と一緒に除草できるとなお良いのでは。」の声も聞かれ,生産者の関心の高さがうかがわれました。
 当普及センターでは,今後もたまねぎの移植,収穫,調製など一連作業の機械化に対し,継続支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910

 


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「なとり春まつり」で名取の花を販売しました

2015年04月30日 16時11分01秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

 4月12日(日),「なとり春まつり」が開催され,名取市花卉生産組合では組合員が生産したカーネーションやばらで作った花束とフラワーアレンジメント商品を販売しました。

 東日本大震災の津波により,名取市の花き生産者は大きな被害を受けましたが,その後ハウスの再建や除塩を進め,平成24年の秋から全戸で出荷を再開しました。普及センターでは,早期の復興を支援するとともに,収益性の高い花き経営を実現するために,「花き6次産業化講習会」を開催してきました。商品作成時には,(株)プランツ・モジュール山口昌哉代表取締役から指導やアドバイスをいただき,ラッピング方法,色合わせや葉物の使い方を工夫することで消費者から好まれる商品を作ることができました。また,名取のカーネーションは品種が豊富であることから,品種紹介の展示パネル作成も行いました。

 春まつりでは,可愛くラッピングされたミニブーケやアレンジ商品が大変好評で,午前中のうちに準備した100個が完売し,販売を担当した組合員の女性の方々も手応えを感じており,今後の展開が期待されます。

 普及センターでは,今後も組合で生産された花を用いた商品作り等の技術向上を支援していきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 

 

 


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みんなでせりの親株を植付けました

2015年04月30日 13時46分59秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  平成27年4月21日に登米市津山町の水田で,農事組合法人フォレストウインド津山がせりの親株の植付けを行いました。
    農事組合法人フォレストウインド津山は春から秋にかけて稲作を中心に経営している法人です。農事組合法人フォレストウインド津山では冬場の働き口を確保するために,今年から新たに取り組む園芸品目の一つとしてせりを栽培することになりました。
    植付け作業当日は,農事組合法人フォレストウインド津山の構成員5人に加えて,南三陸農業協同組合から3人が参加しました。参加者皆で横一列に並び,水稲の田植えの要領で一斉に親ぜりを植え付けていきました。参加者皆が協力して植付け作業を行ったことで,作業はスムーズに進み,親ぜりは30㎝の正方形にきれいに植付けすることができました。
    この後は,8月に種ぜりの堀り取り,9月に種ぜりの定植と続き,11月頃から収穫作業が始まる予定です。
    今後も普及センターでは園芸品目の安定生産技術向上支援に取り組んでまいります。

 

 

<連絡先>
          宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
          電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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