宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「田尻ブルーベリー生産組合」研修会開催

2015年04月27日 09時20分22秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 大崎市田尻地区はブルーベリーを地域水田農業ビジョンの振興品目に位置付け,田尻ブルーベリー生産組合を中心に平成16年から導入を図ってきました。現在では約4haほどの栽培面積となっており,県北部では最大級の産地となっています。

 生産組合では4月20日(月)に研修会を開催し,摘花等のこれからの時期の栽培管理や,春先に希望者を対象に実施した土壌調査結果をもとに,ほ場毎の土壌特性に応じた今後の施肥方法について研修を行いました。

 田尻地区のブルーベリーは大玉生産を行っており,市場でも高い評価を得ています。生産組合では,今後,収穫が本格化する前に出荷目揃会を開催し,出荷規格の確認を行う計画です。

 普及センターでは,今後も生育状況等を調査するなど適切な栽培管理の支援を行います。

 

美里農業改良普及センター 先進技術班

TEL 0229ー32ー3115 FAX 0229ー32-2225


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北浦梨 梨ジョイント栽培接ぎ木研修会の開催

2015年04月27日 09時04分47秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 美里町では北浦地区を中心にして大正時代に本格的な梨栽培がはじまり,「北浦梨」という名前で県内の梨産地の1つとして知られています。現在,JAみどりの北浦梨部会員は約50名で栽培面積は約10haです。部会では平成24年から省力化・早期成園の目的で梨ジョイント栽培技術導入に向けて先進地視察や苗木養成を進めてきた結果,昨年度,部会員の1名がジョイント栽培の接ぎ木を行いました。県内でも初の取り組みであることから,地域内でも新技術への関心が高まっています。
 平成27年4月17日,美里町北浦地区の梨農園を会場に接ぎ木の実演・指導および接ぎ木後の管理について,宮城県農業・園芸総合研究所門間上席主任研究員を講師に招き研修会を開催しました。研修会では接ぎ木のポイントや,接ぎ木後の管理方法について丁寧に解説していただきながら,実際に接ぎ木の実演を行いました。
 今年度,普及センターでは,生育状況に応じた管理の技術支援を実施する他,関係機関と協力して梨の特産品開発の支援を行い,北浦梨による地域振興を支援します。


<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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