宮城の農業普及現地活動情報

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色麻町えごま品種比較試験の現地検討を行いました

2024年10月23日 10時09分31秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 色麻町内で栽培しているえごまの従来品種は収穫適期が短く、生産拡大の課題となっていたため、今年度から町えごま栽培推進協議会と普及センターでは収穫時期の異なる5品種の導入試験を実施しており、令和6年10月17日に現地検討を行いました。

 色麻町のえごまの収穫は、例年10月中下旬に行われていますが、今回試験した5つの品種のうち、1番早い品種で9月下旬に収穫が始まり、現時点で残る3品種の収穫が11月上旬まで順次続く見込みです。

 試験ほ場の農業者からは、「従来品種の刈り取り後に続けて収穫できる品種があればよい。草丈が短い方がコンバインの作業性がよい。今回供試している中で有望な品種があれば来年から本格導入したい。」など意欲的な発言がありました。今後、栽培特性や収益性などをまとめ、導入の検討をしていく予定です。

 普及センターでは、引き続き町の特産物えごまの生産振興を支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

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