南三陸町の農業法人「株式会社南三陸Pine Pro(パインプロ)」で10月21日から令和4年に定植した枝もの用クロマツの収穫が始まりました。
当日は秋晴れの晴天で、心地よい汗をかきながらの収穫作業でした。
枝もの用クロマツは、年末年始の門松、玄関用飾り、生け花などに利用される花材で、1メートル程度の若松、30センチ程度の小松に分けて出荷するため、ほ場で収穫したクロマツは出荷調製作業場に運びこまれ、余計な枝・葉を取り除く調整作業のほか茎の太さや枝の長さで選別する作業が行われます。
1年ぶりに調整・選別作業をするパートの方々は、近くの人と相談し、思い出しながら作業を始めましたが、30分もすると、手慣れた様子で黙々と作業を行い、調整・選別されたクロマツが次々と山となっていきました。今年は約80アールのほ場を収穫する計画で、11月末まで作業が行われます。
事故無く、怪我無く収穫作業が行われるように、普及センターでは適宜巡回しながら支援していきます。
<連絡先> 宮城県気仙沼農業改良普及センター
先進技術班TEL:0226-25-8069、FAX:0226-22-1606