令和元年5月8日に大崎市鳴子温泉鬼首にある大崎市営鳴子放牧場で黒毛和種雌牛の放牧が始まりました。当放牧場は,東日本大震災等の影響により一時利用を中断し,平成27年に放牧を再開してから5シーズン目となりました。
当日は80頭あまりが放牧され,牛たちは早速青々とした牧草を食んでいました。放牧は,生産者の飼養管理の負担を軽減するとともに,牛の足腰を強くし,繁殖機能を改善する効果が期待できます。本年11月中旬の閉牧まで,100頭あまりが放牧される予定です。
普及センターでは,放牧地の土壌分析を継続的に実施して施肥設計を行うなど,草地の維持や施肥管理について助言していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910