公開された小惑星探査機“はやぶさ2”の機体は、ほぼ完成した状態で、
この後打ち上げに向けて、鹿児島県の種子島宇宙センターへ輸送されることになります。
多くの困難を乗り越えて、
小惑星“イトカワ”からサンプルを持ち帰った、
“はやぶさ”の後継機が“はやぶさ2”になります。
先代の教訓から、搭載機器を増やしたり、イオン・エンジンや自律機能を改良するなどし、
トラブルを未然に防ぎ、確実な宇宙探査を実施するための対策が施されているんですねー
また、より多くのデータを送受信できる装置や、小惑星内部の石や砂を採取するため、
地表面をうがち人工のクレーターを作る装置を持つなど、新しい技術も多く盛り込まれています。
また、“はやぶさ2”が目指す小惑星“1999 JU3”は、
岩のようだったイトカワとは異なり、炭素や水を含む小惑星です。
なので、“はやぶさ2”がサンプルを持ち帰ることで、
太陽系の起源とその進化や、生命がどのように誕生したかといった、
謎を解き明かすカギになると期待されています。
今回公開されたのは、ほぼ完成した状態の“はやぶさ2”なのですが、
種子島宇宙センターに輸送される前に、いくつかの調整が行われるようです。
また、イオン・エンジンの燃料になるキセノン・ガスや、化学スラスターの推進剤などは、
種子島宇宙センターで充填されることになります。
さらに今回、“はやぶさ2”に搭載される小型の着陸機“MASCOT”の開発試験用モデルも公開されました。
すでに“はやぶさ2”内に収められている“MASCOT”は、
ドイツ航空宇宙センターが中心となり、フランス国立宇宙研究センターとJAXAで共同開発された機体です。
“MASCOT”は10キロほどの箱型の機体で、“はやぶさ2”が“1999 JU3”に到着後、
分離して小惑星の表面に着陸。
内蔵している重りを動かすことで、起き上がったり、ホップしたりして移動することができます。
カメラや熱センサー、磁力計、分光顕微鏡といった観測機器を搭載しているので、
“1999 JU3”の表面を直接観測することも可能なんですねー
現在“チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星”で探査を行っている、
彗星探査機“ロゼッタ”にも、“フィラエ”という小型着陸機が搭載されています。
“MASCOT”のチームには、
この“フィラエ”の開発に関わった人々が多く参加しています。
なので、この手のロボットに関して非常に高い技術を持っているんですねー
“はやぶさ2”の打ち上げ日時は、
まだ発表されていませんが、今年の冬頃になる予定です。
打ち上げの後は、まず約1年後に地球スイング・バイで加速して、
2018年の6、7月頃に“1999 JU3”に到着。
そこで探査を行って、2019年11、12月頃に帰路につきます。
そして地球への帰還は、今から6年後の2020年11、12月頃になるようですよ。
この後打ち上げに向けて、鹿児島県の種子島宇宙センターへ輸送されることになります。
多くの困難を乗り越えて、
小惑星“イトカワ”からサンプルを持ち帰った、
“はやぶさ”の後継機が“はやぶさ2”になります。
先代の教訓から、搭載機器を増やしたり、イオン・エンジンや自律機能を改良するなどし、
トラブルを未然に防ぎ、確実な宇宙探査を実施するための対策が施されているんですねー
また、より多くのデータを送受信できる装置や、小惑星内部の石や砂を採取するため、
地表面をうがち人工のクレーターを作る装置を持つなど、新しい技術も多く盛り込まれています。
また、“はやぶさ2”が目指す小惑星“1999 JU3”は、
岩のようだったイトカワとは異なり、炭素や水を含む小惑星です。
なので、“はやぶさ2”がサンプルを持ち帰ることで、
太陽系の起源とその進化や、生命がどのように誕生したかといった、
謎を解き明かすカギになると期待されています。
今回公開されたのは、ほぼ完成した状態の“はやぶさ2”なのですが、
種子島宇宙センターに輸送される前に、いくつかの調整が行われるようです。
また、イオン・エンジンの燃料になるキセノン・ガスや、化学スラスターの推進剤などは、
種子島宇宙センターで充填されることになります。
さらに今回、“はやぶさ2”に搭載される小型の着陸機“MASCOT”の開発試験用モデルも公開されました。
すでに“はやぶさ2”内に収められている“MASCOT”は、
ドイツ航空宇宙センターが中心となり、フランス国立宇宙研究センターとJAXAで共同開発された機体です。
“MASCOT”は10キロほどの箱型の機体で、“はやぶさ2”が“1999 JU3”に到着後、
分離して小惑星の表面に着陸。
内蔵している重りを動かすことで、起き上がったり、ホップしたりして移動することができます。
カメラや熱センサー、磁力計、分光顕微鏡といった観測機器を搭載しているので、
“1999 JU3”の表面を直接観測することも可能なんですねー
現在“チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星”で探査を行っている、
彗星探査機“ロゼッタ”にも、“フィラエ”という小型着陸機が搭載されています。
“MASCOT”のチームには、
この“フィラエ”の開発に関わった人々が多く参加しています。
なので、この手のロボットに関して非常に高い技術を持っているんですねー
“はやぶさ2”の打ち上げ日時は、
まだ発表されていませんが、今年の冬頃になる予定です。
打ち上げの後は、まず約1年後に地球スイング・バイで加速して、
2018年の6、7月頃に“1999 JU3”に到着。
そこで探査を行って、2019年11、12月頃に帰路につきます。
そして地球への帰還は、今から6年後の2020年11、12月頃になるようですよ。